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こたエール(東京こどもネット・ケータイヘルプデスク) 電話相談 ネット相談
ネット相談
交際
 
事例
 
相談内容(2018年9月・青少年女子)
SNSで知り合った人に性的な画像を送ってしまった。はじめは相手から送られてきてこちらにも送るよう言われ、断れず送ってしまった。相手は同じ年齢だった。軽い気持ちで、押しに負けてしまった。どうしたら良いのか。

回答
児童ポルノ禁止法では、18歳未満の児童が性的な画像を自ら撮影して送信する行為を禁止している。相手の行為もまた、性的な画像を脅して強要したとすれば刑法に抵触する可能性が高い。児童ポルノを所持していることも取り締まりの対象となる。このことから、保護者に今までのことを話し、近くの警察署へ相談することを勧める。その際には、相手とのやり取り、相手について知っている情報、相手に伝えた情報を証拠として持参してほしい。印刷したりスクリーンショットで持参することも可能だろう。

考察
青少年がSNSで知り合った面識のない相手に裸の画像を送ってしまうトラブルが依然として後を絶たず、誰にも相談できずにいる青少年も少なくないだろう。もしも一人で悩みを抱え込んでいるとしたら、勇気を出して一刻も早く保護者や身近にいる大人に助けを求めてほしい。自分自身も反省すべき点があるかもしれないが、児童ポルノを求めてきた相手が加害者であることを理解してほしい。なお、東京都では「自画撮り被害」防止に向けて条例が改正され、児童に裸の画像を不当に要求する行為も禁止されているため、法律では対処が難しい場合でも、条例で対処することができることもある。



相談内容(2018年8月・保護者・青少年女子)
娘に写真共有アプリなどのSNSの利用を許可しているが、最近その使い方が気になっている。友達との共有アカウントを多数作ったり、知らない人とやり取りをしたり、趣味で知り合った人とグッズの取引をしている。知らない人に個人情報を教えたりするのは危険だと思うが、注意をすると喧嘩になってしまう。危険な使い方をしてほしくないのだが、どこまで許容して良いのか。

回答
SNSの利用は、学齢によってはフィルタリングを利用することで制限される。これは一般的にはコミュニケーション能力がまだ未熟な子供にはふさわしくないと判断されているためである。子供にとってSNSの全面禁止が受け入れられないと思われる場合は、妥協点を話し合うのが良いだろう。知らない人との出会いの危険、個人情報を悪用される危険など、どんな行為が危険なのかを具体的に盛り込んだ利用ルールを決めることを勧める。

考察
インターネットを通じたコミュニケーションが日常的になり、SNSの利用ルールについても親子で話し合うべき重要な事柄になっている。忘れてはならないのは、SNSは知らない人と出会うための道具ではないという点である。何のためにSNSを利用するのか目的をはっきり決めたうえで、どうしたら楽しく安全に付き合えるのかを話し合ってほしい。心配事が起きたときには躊躇せず保護者に相談することもルールとして決めておくと良いだろう。



相談内容(2018年7月・青少年女子)
あるグループのファンだけが入っているSNSグループがあり、私とその相手が同じ都道府県に住んでいることから個別の会話をするようになり仲良くなった。相手は同性で学年も知っている。ある日今度遊びに行こうと言われた。遊びに行きたいが、初めて会うことを考えるととても不安になる。やっぱり行かないほうが良いのかなと思う。

回答
インターネット上のやり取りでは相手の顔が見えない。相手が写真を送ってきたとしても、それが本当かどうかの確証はなく、会わない選択が正しいだろう。これまでのやり取りについて保護者や家族にも意見を聞き、参考にしてほしい。一緒に出かけることになったとしても、一人で行くのではなく保護者や家族と一緒に行動してほしい。

考察
インターネット上では共通の趣味を持つ人と簡単に知り合うことができる。会話が弾めば直接会って話しがしたくなることもあるだろう。学校の同級生とは違う楽しみがあるかもしれない。しかし、顔が見えない以上、相手の年齢や性別を確かめることは難しく、相手が人格を偽っていたとしても見極めることが難しい。普段から学校で会っている身近な友達とはまったく違うことをよく理解し、インターネットで知り合った人との交際範囲はインターネット上だけに留めておくのが安全だと考えてほしい。



相談内容(2018年6月・保護者・青少年女子)
子供が不特定多数の人に、性的な画像や動画を送っている。メールやメッセージアプリを利用して送っているのだが、相手とはSNSやQ&Aサイトなどで知り合ったようだ。今はスマートフォンを取り上げ、保護者が管理している。大変なことをしたと言い聞かせたが反省しているのかわからない。今後、何をしたら良いか。

回答
児童ポルノを性的目的で所持していることは法律で禁止されているため、警察へ相談することを勧める。相手に送った画像や動画、メールアドレスやメッセージアプリのIDは、大事な証拠となるため、今後のために残しておくことを勧める。性に興味がある年代であり、インターネットの特性を理解できていない青少年が遭いやすいトラブルである。保護者として伝えるべきことはしっかりと伝え、本人にも自覚をしてもらい、警察への相談について話し合いをしてほしい。

考察
ネット上で相手がどんなに信用できる人だったとしても、児童から性的な画像・動画を入手する行為は法律違反となることを、子供はしっかり理解してほしい。子供が自ら児童ポルノを提供してしまうことも法律違反だが、巧みに誘導されるなど、送信せざるを得ない状況では子供は被害者であり、時間が経つほど被害を食い止めることが困難になってしまう。子供自身が反省することも不可欠だが、被害を食い止めて救済へと対処していくために、家族の支援のもと、警察への相談を躊躇しないでほしい。



相談内容(2018年5月・保護者・青少年女子)
娘がタブレットを利用してSNSアプリで知り合った複数の人とやり取りしており、裸の写真等を送っていることが分かった。トークアプリでも男性と性的な会話・写真をやり取りしている。タブレットは学習用に購入し、勉強に利用していたが、現在は自分の部屋で自由に使っている状況である。タブレットではフィルタリングを利用していない。反抗期のような言動も目立つなかで、どのように対応すべきか。

回答
18歳未満の児童の性的な写真は児童ポルノに当たる。相手が脅して写真を送信させていたならば、犯罪の可能性もある。どのような相手に、いつ、どのような個人情報を伝えているのか、どんな写真を送ったのか、複数の人がいるならばそれぞれについて記録をまとめてほしい。それを持参して警察に相談するのが良いだろう。自分の手から離れてしまった写真は、自分ではまったくコントロールできないことをしっかりと伝えてほしい。今後、万が一写真が勝手に使われているのが分かったら、その時に削除に向けて対処することになる。反抗期は成長の一つのステップだと捉え、十分に話し合う時間を設けてほしい。

考察
インターネットで繋がった相手がどんな人なのかを見極めるのは非常に難しいと考えなければいけない。写真や個人情報は、絶対に自分の手元から手放さないことが最大の防御だろう。一度手放せば、不特定多数へ簡単に届いてしまう可能性があることを自覚すべきだろう。保護者が使わなくなったスマートフォン、別の目的で購入したタブレット等もインターネットにアクセスできる道具であることを認識し、安全な使い方について親子でしっかりと話し合ってほしい。



相談内容(2018年4月・青少年女子)
過去に同じクラスの男子と付き合っていて、別れてからも毎日のようにメッセージのやり取りをしている。半年ぐらい経ってから身体の写真を送って欲しいとメッセージが来て、嫌だと断ったがしつこく要求されることがありとても怖い。

回答
18歳未満の児童の性的な写真は児童ポルノにあたり、自分から提供することも児童ポルノ禁止法違反となるので、嫌だと断ったことは正しい行動である。自分の写真を含め個人情報は相手にいったん渡ってしまうと完全に取り戻すのは難しくなってしまう。相手がその情報をどのように使うかは相手次第であり、利用を止めることもできなくなってしまう。同じ学校に通っている同級生であっても、自分の手元から離れた情報は、自分自身でコントロールできないことをしっかりと覚えておいてほしい。今後は、先生や保護者に相談をし、一人で悩み、判断しない方が良いだろう。

考察
同級生、知り合い、交際相手であっても、自分の身体の写真は絶対に渡してはならない。スマートフォンが普及し、青少年にとっては気軽に写真を撮影する行為が日常化しているかもしれないが、一度相手に渡してしまうと、その写真を取り戻すことが難しくなることを想像し、踏みとどまることが大事である。この事例のように、相手に要求されて断ることが難しいときには、青少年は一人で抱え込んだり自分だけで解決しようとせずに、身近な大人に相談をして助けを求めてほしい。それが自分の身を守ることにつながる。



相談内容(2018年3月・保護者・青少年女子)
娘がアプリで知り合った人と連絡先を交換して性的な写真・動画のやり取りをしていた。アプリ内に不特定多数の人と繋がる場所があって、男性からお話しようと誘われたらしい。相手から先に顔写真を送ってきて娘も送り、次に「洋服脱いで」と言われ、写真や動画を送っていた。警察にも相談しているが、保護者として何をすれば良いか。ネット上に写真が載せられたときにはどうしたら良いか。

回答
18歳未満の児童の性的な写真・映像は児童ポルノにあたり、ネットに公開する行為は犯罪であり、公開されたまま放置していたらサイト管理者も責任を問われるだろう。万が一のときには削除依頼で対処していくことになる。警察に相談したのは正しい対応で、写真・映像を相手の手元から処分してもらうためにも、警察の協力が必要である。今は警察の対応を待つのが良いだろう。保護者の役割としては、今後は同じことを繰り返さないために、インターネットを正しく利用できるよう、ルールとマナーをしっかり守るようにお話ししてほしい。

考察
スマートフォンを持ち始め、一人でインターネットを利用する子供の年齢が下がる傾向にあり、インターネットで知り合った人に性的な写真や動画を送ってしまうトラブルも、低年齢の子供の間で増えつつある。知識や経験が未熟な子供が、知らない人と出会ったり、性的な写真を無自覚のまま送ってしまう被害を未然に防ぐために、子供が利用するアプリやサービスの特徴や性質、安全な使い方については保護者が把握し、ルールを守った使い方ができているか見守ることがますます大事である。



相談内容(2018年2月・青少年女子)
ゲームで出会った男子と交際している。実際に会ったことはなく一緒にゲームをしたりSNSや電話をしているだけ。顔写真、性的な写真を渡したことがある。ゲームはチームでプレイしており、別の男子とアプリのIDを交換した。すると彼が怒り、「死ね」などの暴言を言われたこともあり悲しい。相手に朝までゲームを付き合わされ、朝起きられず、最近は学校を休んでいる。

回答
青少年は対人スキルも自制心も未熟だということが考えられるが、それでも「死ね」などの暴言を言ったりするのはマナー違反であり、相手のことを大切に思うならば礼儀正しく振舞うことが大事である。今は現実生活での友達との交流や勉強、スポーツの経験をたくさん重ねてほしいので、その行動が束縛されてしまうことは、自分にとってマイナスだと思われる。一番大事にしなければいけないのは自分自身のことで、食事や睡眠時間を健全にすることが必要な年齢であることを理解してほしい。顔写真や性的な写真について、未成年者の性的な写真は法律で厳しく罰せられるものであるので、相手に渡した写真については手元から削除してもらうのが賢明である。

考察
インターネットでは気が合いそうな人と簡単に繋がることができることから、彼氏や彼女を作ることは容易だろう。しかし、インターネットで知り合う人がどういう人であるのかを見極めるのは難しく、相手が年齢や性別など偽っていても見破ることは難しい。インターネットで知り合った人とは、個人情報を交換することなく、インターネットの中だけで仲良くするのが自分を守るためにも必要なこと。また、相手に振り回されるような時間の使い方は好ましくないため、自覚のあるうちに自分自身で生活習慣を正してほしい。



相談内容(2018年1月・青少年女子)
友達が作れるアプリで知り合った自称男子学生とアプリのIDを交換した。裸に近い写真を送り、その後も要求がエスカレートして脅されている。ばら撒くと言われ、顔が映っている写真も含め何枚も送った。今も、メッセージが届き、どうしたら良いか。

回答
未成年に裸の写真を要求し、それを所持していることは法律に反する行為であり、脅すことも恐喝という罪の可能性がある。このことから、近くの警察にすぐに行ってほしい。先に警察に電話をして、自分は未成年でネットで知り合った人に裸の写真を要求され送ってしまったことや、要求は続いており脅されているのですぐに相談がしたいと伝えてほしい。今残っているメッセージのやり取りやこれから届くメッセージは、大事な証拠になるので消さずに残しておく。

考察
最初は友達募集アプリなどの公開の場所で知り合い、その後、1対1の対話でトラブルに発展してしまった事例である。相手に対してだけのつもりでも、一度写真や個人情報を渡してしまえばインターネットを通じて簡単に不特定多数へと届いてしまう危険があることを忘れないでほしい。18歳未満の裸の写真は児童ポルノであり、送信することは法律違反であることも理解しておくことが大事である。これに加え、東京都では改正青少年健全育成条例が施行され、18歳未満の子供を脅したりして裸の画像を送らせようとする行為も禁止されている。



相談内容(2017年12月・青少年女子)
数年前、付き合っていた彼氏に裸の写真を送ってほしいと言われ、嫌われるのが嫌で送ってしまった。元彼氏には写真の削除をお願いし、消したと聞いたが不安が残っている。今後どうしたら良いのか。

回答
送ってしまった写真や個人情報を取り戻すことは、ほぼ不可能である。相手に渡した情報がどのように使われるのかは分からず、利用を止めることも難しい。しかし相手には写真を削除してほしいことを伝え、消したという返事が返されていることから、今はこの言葉を信用するのが良いのではないだろうか。過去の行動を後悔している気持ちに対しては、同じことを繰り返さない努力を続けることで乗り超えられるだろう。今後、顔がはっきりと分かるような写真をインターネット上に無断で掲載されているのを見つけたら、その時に削除の対応をすることになる。

考察
青少年の自画撮りによるトラブルが頻発しており、メディアに取り上げられることも多くなり、この事例のように何年も前のことを後悔して相談を寄せてくる青少年も多い。過去の出来事に不安と後悔がつきまとってしまうかもしれないが、失敗から学べたことも多いはずである。この経験を個人情報の守り方や情報発信のリスクと責任を考えるきっかけにしてほしい。



相談内容(2017年11月・青少年女子)
友達募集アプリで知り合った人と連絡先を交換をして友達になった。その人から「写真を見せて」と言われ、写真加工アプリで撮影した写真を送った。すると、「かわいいね」と言われ、次に「全身を見せて」と言われた。全身は嫌だと思い、返事をしないでいると、「だめなの?」と言われた。相手とは直接会ったりしていないので、どこの誰でどういう人かはわからない。これからどうしたら良いか。

回答
すでに送ってしまった写真は取り戻すことができない。相手に渡した写真がインターネットに載せられてしまう可能性もあり、全身の写真を拒否したことは正しい対応である。今後、やり取りを続けることで、さらに写真を要求されるかもしれない。もしも洋服を着ていない写真を要求されて送ったりすると児童ポルノ禁止法違反になってしまう。相手をブロックして一切関わらないことを勧めるが、一人だけでやり取りをするのではなく、保護者の方に相談して一緒に対処してほしい。

考察
インターネットを介して出会う相手の性格や本当の目的を見抜くことは大人でも難しい。最初は相手が良い人だと感じられたとしても、要求に応じて自画撮り写真を渡してしまった後で、悪用や脅しへと発展した事例も数え切れない。顔写真も大切な個人情報だと理解し、撮影することも踏みとどまってほしい。出会いに繋がるアプリの多くは、利用規約によって年齢制限が定められていたり、連絡先の交換が禁止されている。それは、規定の年齢に達していない青少年が利用するには危険が伴うということである。利用規約の意味を理解し、ルールは必ず守ってほしい。



相談内容(2017年10月・青少年女子)
SNSで知り合った男性が、最初から裸の写真を送ってほしいと言ってきた。最初はやめた方が良いと思っていたが、時間が経つうちに良いと思うようになり、たくさん送ってしまった。その写真は全部、顔もはっきり写っている。その後、相手をブロックし、アカウントを削除した。相手との今までのやり取りは消えてしまっている。

回答
保護者にお話して、早急に、一緒に警察へ相談に行ってほしい。相手のSNSのプロフィール画面を保存しておくこと、相手のことで知っている情報を紙に整理しておく。同時に、相手に伝えた自分自身の情報も紙に書き留めておくと良い。これらの情報を持参して警察に相談してほしい。18歳未満の青少年が自分の裸の写真を送る行為は、児童ポルノ禁止法に反する行為であり、相手が18歳未満の裸の写真を保持していることも児童ポルノ禁止法に違反している。相手に渡した裸の写真を相手がどう使うかはまったくコントロールできないが、万が一、自分の写真が使われているのを発見した時には、削除へ向けた対応をとることになる。

考察
最初は裸の写真を相手に送るなどは絶対にあり得ないと思っていたかもしれない。しかし相手との会話に慣れてくると警戒心が薄れて『良いと思うようになる』。ここがターニングポイントである。もしも自分の知らないどこかで写真が使われていたらと思うと、一生不安な材料になってしまう。このような種を自ら撒かない、自分自身を守るのは自分なのだと自覚してほしい。



相談内容(2017年9月・青少年女子)
顔が出でいる裸の写真をネットで知り合った人に見せてと言われ送ってしまった。今、その人とは連絡を取っていないが、SNSに載せるよとふざけ半分で言われた。自分がやったことに罪悪感が出ていてとても気持ちが悪い。これからその人と、どう付き合っていくべきか。

回答
18歳未満の青少年自身が裸、性的な画像や映像を撮影して送信するのは、児童ポルノ禁止法に違反する行いであり、18歳未満の青少年へ性的な画像や映像を要求することは、児童ポルノ禁止法及び刑法に抵触の可能性が高い。また、それを所持していることも取り締まりの対象になる。脅され写真を送ったのであれば、刑法(脅迫罪、強要罪)に抵触している可能性もあり、インターネットに拡散するといった言葉は脅迫に値するかもしれない。これらのことを考え、相手とのやりとりは消さずに、保護者と一緒に警察へ相談に行ってほしい。警察へ出向くことが難しいようであれば、まずは電話で話しを聞いてもらうのでも良いだろう。

考察
インターネット上には、不特定多数の人と簡単に繋がるサイトやアプリが多数存在する。青少年の利用も多く、被害は後を絶たない。見知らぬ相手に対して、自分も身元を明かさなければ怖くないと思うかもしれないが、落とし穴もあることを青少年はしっかり理解してほしい。一度でも相手に渡した画像や動画は取り戻すことが難しい。画像や動画を相手だけに渡したつもりでも、意図せず不特定多数の人に拡散してしまうリスクもある。このような特徴を理解し、本当にそのアプリが自分にとって必要なのか、なぜ必要なのかをよく検討した上で利用してほしい。



相談内容(2017年8月・青少年女子)
SNSを通じて仲良くなった人と、メッセージアプリでやり取りをするようになった。相手から会いたいと言われたが、危険なことだと思い、すぐには会えないと伝えていた。その後もメッセージのやり取りが続いたが、相手が通話をしたいと言ってきたので、親にばれて一切関わりを持たないよう言われたと嘘をついた。相手をブロックしたが、付きまとわれたり、個人情報をばら撒かれる可能性があるのが怖い。

回答
自分自身がSNS上に公開していた情報や相手に伝えた情報を取り戻すことは、ほぼ不可能である。また、その情報がどう使われるかは相手次第である。相手が利用するのを止めさせることも難しいと考えてほしい。SNSの過去の投稿などから、個人を特定される可能性もないとは言えないだろう。万が一、身近で不審な人に出会うようなことがあれば、一人で解決しようとせず、身近な大人にお話して、警察へ相談してほしい。インターネットで知り合った人に個人情報を伝えてしまうと様々なトラブルに発展する可能性がある。今後、インターネットで知り合った人には安易に個人情報を伝えないよう、あらためてインターネットを利用するための正しいモラルやルールについて考えてほしい。

考察
インターネット上で知り合った人と直接会った結果、青少年が被害者となるような事件、トラブルが実際に起こっている。この事例のように、会う前に連絡を絶ったのは適切な対応だったと言えるだろう。インターネット上では、危険だと感じたら相手から離れることが自分を守ることに繋がる。しかし、すでに相手に伝わった個人情報を取り戻すことや、それがどのように利用されるのかをコントロールすることは難しい。インターネット上の気軽なやり取りであっても、自分のプライバシーは自分でしっかりと守る意識を忘れてはならない。



相談内容(2017年7月・青少年男子)
友達募集掲示板で出会った女性と、ビデオ通話で裸の姿を見せ合ってしまった。相手からアプリのインストールを勧められ、URLが送られてきたので、そこは公式マーケットではなかったがアプリをダウンロードしてしまった。すると、知らない男性から金銭を要求する電話がかかってきた。要求を断ると、ビデオ通話が録画されていたらしく、スマホに登録されている友達に動画がばら撒かれた。アプリをダウンロードしたときに電話帳が流出してしまったのだと思う。

回答
未成年者の性的な写真や動画は児童ポルノであり、相手が撮影して所持していることは児童ポルノ禁止法に違反する行為である。相手が脅して金銭を要求したり、実際に動画をばら撒いていることから、警察に相談してほしい。一度相手に渡った情報を取り戻すことは難しく、今後どのように利用され、どのような被害、影響があるのかについても相手次第である。被害を食い止めるには、警察の助けが必要だろう。保護者にも付き添ってもらい、住いの近くの警察署へ相談に行くことを勧める。そのための準備として、相手のことで知っている情報、やり取りの内容を消さずに保存しておくことを勧める。相手に伝えた自分の情報も整理しておくと良い。

考察
インターネット上で裸を見せた相手から脅されて金銭を要求されるといった被害は、セクストーション(性的被害)とも呼ばれ、増えているトラブルである。掲示板で出会いを求める行為、相手に誘われて児童ポルノを提供してしまう行為、公式マーケット以外からのアプリの入手など、ルールを守らない行動がどんな危険に発展し得るのかがよく分かる事例である。インターネットの世界でも、現実の世界と同じように、安心・安全な行動を心がけてほしい。自分の身は自分で守る意識を持つことの大切さを家庭でも話し合ってほしい。



相談内容(2017年6月・保護者・青少年男子)
息子がネットで知り合った人に通話アプリで自分自身の性的動画を送っていた。顔も写っている。削除をお願いしたが、晒すと言われた。拡散されるのではないかと心配している。警察に相談すべきか悩んでいる。

回答
18歳未満の下着姿を含む裸の画像や映像を撮影して送信するのは、児童ポルノ禁止法に違反する行為である。性的な動画を要求されたのであれば、相手の行為も刑法に抵触している可能性が高い。児童ポルノを所持していることも取り締まりの対象になる。相手に渡した情報は何か、相手の情報は何か、いつ、どこで知り合ったのか、通話アプリ以外の連絡先などを紙に書き出しておくと良い。これまでのやり取りは、消さずに証拠として保存しておくのが良いだろう。お住まいの近くの警察署に相談し、アドバイスをもらうことを勧める。今後、万が一、顔がはっきりと分かる写真がインターネット上に無断で掲載されているのを見つけた時には、削除についてしっかりと対応することになる。

考察
ほとんどの携帯電話やスマートフォンにはカメラが内蔵されているので、いつでも気軽に写真や動画を撮ることが可能であり、現像の必要もないことから、他人の目に触れずに撮影ができる。このような環境も手伝ってか自分自身の性的な写真や動画を撮影をしてしまう青少年が後を絶たない。撮影時には、大勢の人に見てもらう目的ではなかったとしても、写真や動画はデジタルコンテンツであり、劣化せず保存が可能であるので、ひとたび他人の手に渡ってしまえば永遠に消えない可能性を考えてほしい。どんなに仲が良い相手であっても、断りづらい状況であっても、広まっては困るものは撮影しない、渡さない、それが自分の未来を守る行動であることを知ってほしい。



相談内容(2017年5月・保護者・青少年女子)
娘がスマートフォンのゲームで知り合った人と、SNSやメッセージアプリでやり取りをしている。スマートフォンのルールでは、時間制限を決め、メッセージのやり取りをして良いのは知り合いのみという約束だが、どちらも破った使い方である。保護者が寝た隙にスマートフォンを使っている形跡がある。スマートフォンを一旦取り上げ、SNSとゲームを削除したが、娘が落ち込んでいるので可愛そうになり、どうすれば良いか結論が出ない。

回答
SNSやメッセージアプリには年齢制限があり、スマートフォンやフィルタリングを正しく設定することにより、利用を制限することができる。もう一度、スマートフォンのルールを決めることを勧める。ネットで知り合った人とはネットの中だけの付き合いに留める、個人が特定できる情報は伝えない、会わない、履歴は保護者が見るので消さない、などのルールを決め、ルールが守られなかった場合のルールも二重に決めておくのが良い。フィルタリングの設定についても見直すことを勧める。

考察
SNSは便利なコミュニケーション手段の1つだが、知らない人と出会うための道具ではないことを青少年はしっかり意識してほしい。趣味が合って最初は楽しくやり取りをしていたとしても、相手から要求されて顔写真や裸の写真を送ってしまったり、実際に会ったことによるトラブルが後を絶たない。保護者は、顔が見えない相手と繋がることのリスク、そしてインターネットやSNSとの安全な付き合い方を子供と一緒に話し合ってほしい。トラブルに出会ったときには躊躇せず保護者に相談することもルールとして決めておくと良いだろう。



相談内容(2017年3月・青少年女子)
SNSに突然ダイレクトメッセージが来て、「あなたは、危険です。今すぐ下着姿の写真を送ってください。そうすれば私が協力し助けます」と書いてあった。断ったが何度も脅され送ってしまった。その後も、裸の写真を要求されたので拒否すると、今までの写真を友達に送ると脅してきた。

回答
18歳未満の下着姿を含む裸の画像や映像を撮影して送信することは児童ポルノ禁止法に違反する。相手の行為も刑法に抵触している可能性が高い。下着姿の画像を所持していることも取り締まりの対象になる。相手に渡した情報は何か、相手の情報は何か(相手のSNSアカウント等)を紙に書き出し、SNSでのやり取りが残っているならば証拠として保存しておくと良い。脅されている状況から、できれば保護者に事情を打ち明けて、一刻も早く警察に相談してほしい。また、今後は万が一顔がはっきりと分かる写真がインターネット上に無断で掲載されているのを見つけた時には、削除についてしっかりと対応していくことになる。

考察
相手から何度も脅されて下着姿の自画撮りを送ってしまった例だが、自分の手から写真が離れた時点で、それを取り戻すことはほぼ不可能だと再認識してほしい。この事例のように、相手に脅されて自画撮り写真を送ってしまうことも、児童ポルノ禁止法に違反する行為であることを忘れないでほしい。自画撮りの被害は急増しており、巧妙な手口も見られる。青少年は、やり取りをしているネット上の相手の本当の目的は何か、冷静になって考えられると良い。そして何より大事なことは、心配事が起きたときに一人で判断せず、保護者や警察へ相談することである。



相談内容(2017年2月・保護者・青少年女子)
子供がスマートフォンでSNSを利用しているのは知っているが、詳しくは把握していない。この前、画面に通知が出ていたので覗いてみると、知らない人とやり取りをしているように見えた。子供には、知らない人とは関わるなと繰り返し伝えているのに、相手をブロックしていないのは、子供も興味があるからなのだろうか。相手にも子供にも知られずに、相手から連絡できないようにブロックしたりできるのか、どう対策すれば良いか。

回答
届いているメッセージが実際は何なのか、状況を正確に理解する必要があり、親子での話し合いは不可欠だろう。一度、スマートフォンをどのような目的で利用するのか、どのようなアプリを入れて良いのか、やって良いことといけないこと、などを親子で見直すことを勧める。保護者の想定外の使い方をしているのであれば、機械的に対応するだけでなく、きちんと話し合ってルールを決める必要があるだろう。

考察
子供に専用のスマートフォンを持たせている家庭では、子供がどのようにインターネットを利用しているのか、どんな相手と交流しているのかについて、利用ルールを決めていたとしても、すべてを把握するのは困難だろう。だからこそ、日頃から親子でコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていることが大切である。心配事が起きたときに子供が安心して保護者に相談できること、子供のプライバシーに配慮しながら、危険な兆候を感じたら保護者が介入できることが望ましい。子供専用のスマートフォンであっても、その利用状況を適切に管理し、危険から子供を守るのは保護者の大切な役割である。



相談内容(2017年1月・青少年女子)
チャットアプリで個人情報を交換し、自撮り写真を送ると、今すぐ電話に出ないと学校に電話すると脅された。相手のアイコンが、自分の送った自撮り写真になっていて怖くなり、相手をアプリ内で通報し、アプリを消した。

回答
送ってしまった情報を取り戻すことは、ほぼ不可能だと考えてほしい。渡してしまった情報を相手が利用するのを止めることも難しく、自分の手を離れてしまった以上は、自分でコントロールできるものではない。実際に、相手は自撮り写真をアイコンに利用している。アプリ内で通報してアプリを消したのは正しい対応である。今後は一人で対応しようとせず保護者の方にお話して、相手からの電話やメールに一緒に対応してもらうと良い。相手に渡した情報によって、脅されたり、悪用をほのめかされたりした場合には、迷わずすぐに警察に相談してほしい。そのときのためにも、相手のことで知っている情報を消さずに保存しておくと良い。

考察
インターネットで知り合った相手の本性を見極めるのは大人でも難しい。最初は楽しいかもしれないが、連絡先や個人情報を教えてほしいと言われたら断る勇気が必要だろう。執拗に要求されたら相手ブロックするなどして身の安全を守ってほしい。アプリによっては対象年齢のレーティングが設定されているものや、年齢制限が設けられているものもある。年齢制限を無視せず、自分が安全に利用できるアプリかどうかを確認することが大切である。トラブルに出会わないために、正しいモラルやルールについてもしっかり考えられると良い。



相談内容(2016年11月・青少年女子)
同じスポーツをしている人と知り合いたくてSNSで色々な人をフォローしていた。すると、フォローのお礼がSNSのダイレクトメッセージで届いたので返事を返し、やり取りをしていた。相手が卑猥な話をしてきたが、そのままやり取りをしていると、急に、胸の写真送ってほしいと言われた。無視をしていると、早く送らないと今までの会話をバラすと言われ、仕方なく送ってしまった。その後も、もっと写真や動画を送れと言われた。

回答
送ってしまった画像や情報を取り戻すことは、ほぼ不可能だと考えてほしい。相手に渡した画像や情報がどのように使われるのかは、その人以外分からず、相手が利用するのを止めることも難しい。自分の手を離れてしまった以上は、自分でコントロールできるものではない。相手に渡した情報、相手の情報は何かを紙に書き出しておくと良い。相手とのこれまでのやり取りや連絡先は念のため消さずに証拠として保存し、住まいの近くにある警察署に相談してほしい。

考察
同じスポーツをしている人や趣味が合う人と出会えるのはSNSの魅力だが、インターネット上では相手が常に本当のことを言っているとは限らない。最初は楽しく接していても、それが本当の姿とは限らない。写真を送ってほしいと要求された時点で、相手から離れる勇気が必要である。SNSに潜むこのような危険な一面を青少年は理解し、SNSとどのような付き合い方が安全で望ましいのかを保護者と一緒に考えられると良いだろう。



相談内容(2016年10月・青少年男子)
過去にSNSで知り合った人と性的な画像や動画を交換した。そのSNSは現在も利用しており、最近、フォローしたいという人から連絡をもらい承認した。すると、「これはお前だろう」と過去に交換をした性的動画のスクリーンショットが送られてきた。動画には顔も写っており、SNSのアカウントも写っていたので、言い逃れができないと思い、自分であることを認めた。相手から、裸の画像を送るように要求され、送らないと動画をネットに拡散させると言われている。拡散させないためにどうしたら良いか。

回答
18歳未満の性的な画像や動画は児童ポルノであり、自ら送る行為は法律違反である。児童ポルノを要求することも、児童ポルノを所持していることも法律違反である。脅す行為もまた刑法に反する行為である。これらのことから、保護者にお話しして一緒に警察に相談したほうが良いだろう。相手とのやり取りは大事な証拠になるので消さずに残しておくと良い。状況証拠が揃い、被害届が受理されれば、脅しの相手を特定することができるかもしれない。特定できたらその動画の入手先や、少なくとも相手の手元から削除される可能性がある。

考察
過去にインターネット上で知り合った人に渡した自分の動画が他の人の手に渡り、SNS上で自分だと特定されてしまった事例である。一度自分の手元を離れた画像や動画を取り戻すことは難しく、想像以上に広範囲へ拡散してしまう可能性があることがよく分かる事例である。1対1で交換したつもりであっても、インターネット上に公開されてしまえば、世界中に公開することと同じであることを青少年には理解してほしい。個人を特定できるような情報を、他人に安易に渡さないことがトラブル防止につながる。



相談内容(2016年9月・青少年女子)
知り合いの男性と無料通話アプリで連絡をするようになった。色々なことを言い合い、冗談で過激なことも話すようになって、冗談のつもりで下着を見せると言ったら突然脅し口調になり、早く送れと言ってきた。断ったら更に怒ってしまった。どうすれば良いのか。

回答
下着姿であっても、自分で撮影して相手に提供したとしたら、児童ポルノ禁止法に違反してしまう可能性が高い。相手の行為も、18歳未満の児童に対して性的な写真を要求することは違法であり、児童ポルノを単に所持しているだけでも法律に抵触し、厳しく罰せられる。このことから、相手の要求にはきっぱり断ることが一番大事なことである。これ以上のトラブルに発展させないために、できれば保護者にこれまでの経緯をお話して、一緒に対処してもらうことを勧める。相手に渡した情報、相手のことで知っている情報等の詳細を紙に書き出し、相手とのやり取りも、スクリーンショットに残すなどして、消さずに保存しておく。それらを持って警察に相談することも可能である。保護者の方と良くお話をしてほしい。

考察
インターネットを通じたやり取りでは、写真や動画の交換、ビデオ通話も容易であり、異性との間では安易な気持ちから、性的な会話や過激な言動にも発展しがちである。しかし、インターネット上のやり取りも、別世界の出来事ではなく、現実生活の一部であることを意識する必要があるだろう。守るべき法律、マナー、プライバシーがある。トラブルに巻き込まれないための振舞い、危険だと感じた相手への対応も、現実の世界と同じであることを忘れてはならない。



相談内容(2016年8月・青少年女子)
ある日、ネットで知り合った男子と仲良くなり付き合うことになった。しかし、彼が胸などの写真を要求するようになったので断わり続けた。未成年なので児童ポルノに当たるのか。警察に相談したらどうなるのか。相手の男子は自分以外にも付き合っている子がいて、他の人たちにも要求しているようだ。

回答
18歳未満の下着姿を含む裸の画像や映像を撮影して送信することは、児童ポルノ禁止法違反にあたる。性的な画像や映像を要求した相手の行為も児童ポルノ禁止法および刑法に抵触する可能性が高いだろう。児童ポルノを所持していることも取り締まりの対象となる。相手に渡した情報、相手のことで知っている情報を紙に書き出し、相手とのやり取りや連絡先も証拠として保存しておくと良い。今後のためにスクリーンショットなども利用すると良い。それらを持参し、保護者と一緒に警察へ相談に行くことを勧める。

考察
18歳未満の下着姿を含む裸の画像や映像は児童ポルノと呼ばれ、日本の法律では「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」で決められていることがある。児童に裸の写真等を要求すること、所持していることも違反であるが、児童が自分の裸を撮影し、メール等で送信する行為も違反である。このことから、裸の写真を要求された場合には、裸の写真を撮影し、送ることは法律に違反する行為であることをしっかりと認識した上で、脅されたとしても写真を送ることはせず、すぐに警察へ相談してほしい。



相談内容(2016年7月・青少年女子)
1年以上前にメル友と趣味の話をしたり写真も送り合ったが、その後、自分から無視し連絡先も変えた。しかし、最近SNSを見つけられてしまった。SNSメッセージのやり取りで、約束どおり会おうと言ってきた。拒否すると学校に報告すると脅された。友達のSNSにも連絡してくる。今はSNSアカウントを消したが、どうしたら良いか。

回答
送ってしまった写真や個人情報を取り戻すことはほぼ不可能である。万が一、顔がはっきりと分かるような写真をインターネット上に無断で掲載されているのを見つけたら、その時に削除の対応をすることになる。相手とのやり取りや連絡先は消さず、スクリーンショットなども利用し保存しておくと良い。これまでの経緯、相手に伝えた情報、相手のことで知っている情報等を紙に書いて整理しておく。相手には既にはっきりと意思を伝えているので、これ以上の会話は慎んだ方が良いだろう。今後もし相手から脅されるようなことがあった場合には、すぐに自宅近くの警察へ相談してほしい。その際には、これまでの経緯のまとめ、保存したスクリーンショット画像等を持参すると良いだろう。

考察
公開しているSNSの情報とメル友が知っている情報が一致したことで連絡が届いたものと考えられる。インターネット上に個人情報や個人が特定できる情報を掲載することが危険に繋がる行為であることがよくわかる事例である。たとえ公開している情報が断片的なものであっても、その情報を組み合わせることで、個人を特定する情報になることもある。公開範囲を設定していたとしても、そこから漏れてしまうことも考えられるので、自分の身を守るためには個人情報を公開しないという行動が必要になる。さらに、自分以外の家族や他人の個人に関する情報も、本人の許可なく掲載してはいけない。



相談内容(2016年6月・保護者・青少年女子)
子供がSNSアプリで知らない男性とやり取りをしていた。保護者がそのやり取りを見つけてわかった。個人情報や、住んでいる地域を想像できる情報も伝えている。相手からのやり取りに性的な内容が書かれている。スマートフォンは保護者が利用していた契約切れのもの。Wi-Fiを利用しておりフィルタリングはかけていない。また、アプリの制限をかけていたが、子供が解除してSNSアプリをダウンロードしてしまった。

回答
犯罪に巻き込まれるのを防ぐ対策が一番大事である。警察に一刻も早く連絡して、警察から指示をもらえると良い。ネットでは自分を詐称する人もいる。相手を安心させる経歴を書くこともあるだろう。今回、相手から性的なことを聞かれ本人も怖い思いをしたはずなので、今後は正しい使い方をしてほしい。

考察
ネット上で知り合った相手と現実のトラブルに発展する手前で保護者が気付くことができた事例である。フィルタリングや機能制限は子供を守るうえで必須であるが、万能ではないので、機械の仕組みだけに頼ってしまうのもまた危険である。子供自身がインターネットと安心・安全に付き合えるようになるまで、保護者はその成熟度を把握し、見守ることが大切である。危険な行為を見つけたら介入する必要があることも忘れてはならない。



相談内容(2016年5月・青少年女子)
インターネット上で知り合った男性とSNSで直接会話をしていた。写真を要求され、相手から写真が送られてきたので、相手に悪いと思い自分も多少顔が見えるものを送った。会話が終わった後で、インターネットで放送していたことを告げられ、相手が送ってきた写真は他人のものだと言っていた。自分との会話や写真が本当にインターネットで放送されてしまったのだろうか。その放送されたサイトで検索をしてみたのだが見つからない。

回答
検索をしても見つからないのであれば、考え方の1つとして放送されていなかったと思うこと。仮に放送されていても、検索をしても出てこない以上は、他の人の目に触れる機会も少ないのではないか。その他には、相手に連絡をして、消してもらうこともできるが、そのような行為をしている相手がルールを守った行動をしてくれるとは限らず、更なるトラブルに発展する可能性もあるので、慎重に判断してほしい。もし、今後自分の写真や映像が見つかった時には、放送されたサイトでは、今回のような行為は禁止されているはずなので、運営側に削除のお願いをすることができるはず。ただし、削除をするかどうかは運営が判断することなので、必ずしも望み通りになるとは限らないことも知っておいてほしい。

考察
インターネットでは気軽に友達を見つけることができるが、相手が自分と同じ目的でインターネットを利用しているとは限らない。悪意を持った人も大勢いることを知り、個人情報は絶対に明かさない、教えないことが、自分を守るために必要な行動である。インターネットは国境さえも瞬時に超え、発信をしたその情報は瞬く間に広がる、その特性を忘れないでほしい。



相談内容(2016年4月・青少年女子)
ネット上で出会った人に、実際に会わないと写真とSNSのIDをばらまくと言われた。

回答
一度相手に伝えた情報を完全に取り戻すことは不可能に近い。自分の個人情報の取り扱いには今後、十分に注意してほしい。相手の言うことが本当かどうかは分からないが、脅す行為は犯罪であるため、迷わずに警察に相談してほしい。相手に伝えた情報(写真、連絡先、住所、学校など)を整理して紙に書いてまとめる。次に、相手のことで知っている情報も紙に書き出し、相手とのやり取りは消さずに保存しておく。携帯電話・スマートフォンを持って近くの警察へ行き、今後の生活上で気をつけるべきことを相談する。できれば保護者の方にもお話して、一緒に警察へ行くことができれば一番良いだろう。

考察
個人的に渡した情報であっても、渡した相手の使い方によっては止めることができないトラブルに発展することもある。知り合った相手から個人情報を求められた時には、安易に教えるのではなく、なぜ個人情報をほしがっているのかを考えてほしい。そして、トラブルの相手がネット上だけの関係であっても、相手に伝わった情報に応じて、現実生活での身の安全を考えることが何より大切である。青少年は一人で解決しようとせずに保護者に相談してほしい。SNSの利用は楽しいことばかりではなく、この事例のような危険と隣り合わせの一面があることを理解し、慎重に行動するべきである。新学期や新入学を機に、SNSの利用ルールについても家庭で話し合えると良い。



相談内容(2016年3月・青少年女子)
SNSに自分の通信アプリのQRコードを載せていた。女の子からメッセージがあり、しばらくやり取りをしていると、胸の写真を交換しようと言われ、断ると相手から先に写真を送ってきた。断り切れずに顔が写っていない胸の写真を送った。すると、動画を送ってほしいと言われ、断ると、顔写真と胸の写真を拡散すると言われている。

回答
脅されていることから、すぐに近くの警察へ相談に行くことを勧める。やり取りの相手は女の子とは限らず、送ってきた胸の写真は、インターネットから収集したものかもしれない。未成年の女の子の裸の画像が欲しくて近づいてきた大人の男性かもしれない。インターネットを利用しているのは良い人ばかりではないので、自分の情報を簡単に相手に伝えることは危険である。

考察
SNSが流行し、インターネット上の交流が身近になってきている。異性との交際は、現実よりも容易に知り合うことができ、文字だけの会話も気軽にできるのかもしれない。しかし、文字のやり取りだけで相手のことがすべて分かるわけではない。年齢、性別、人格さえも偽ることができる。どんなに良い人だと思ったとしても、裸の写真を要求された時点で、その行為が正しいことなのかを冷静に考え、きっぱり断らなければならない。



相談内容(2016年2月・青少年女子)
SNSサイトでネット彼氏を作り、相手から言われたとおり裸の写真を撮り、送ってしまった。別れようと言うと、送った写真を晒すと言われた。

回答
18歳未満の児童の裸の写真は児童ポルノと呼ばれ、18歳未満の児童に要求することも、児童が自分から送ることも法律に違反する行為である。どのような状況でも、相手に強要されたとしても裸の写真を渡してはならない。相手には、これ以上交際する気持ちがないことを伝えるのが良いだろう。相手から脅されたら、そのやり取りを保存し、相手について知っている情報をまとめて警察に相談してほしい。同時に、保護者に状況を話して、一緒に行動してもらうと良いだろう。

考察
SNSが流行し、インターネット上の交流が身近になってきている。異性との交際は、現実よりも容易に知り合うことができ、文字だけの会話も気軽にできるのかもしれない。しかし、文字のやり取りだけで相手のことがすべて分かるわけではない。年齢、性別、人格さえも偽ることができる。どんなに良い人だと思ったとしても、裸の写真を要求された時点で、その行為が正しいことなのかを冷静に考え、きっぱり断らなければならない。



相談内容(2016年1月・青少年女子)
ネットで交際を始めたが、会うのも怖いし、頻繁に連絡を取りすぎて勉強や睡眠時間が減ってしまっている。メッセージアプリをブロックすればすぐ終わるが、SNSもフォローされていて、いきなり連絡を取るのをやめても大丈夫なのか。相手とは写真も送り合っている。

回答
相手には勉強に集中したい気持ちを正直に伝えてほしい。まだ会ったことがない相手から会うことを誘われているのだとしたら、絶対に一人で会うべきではない。SNSで相手をブロックすることで相手との関わりを絶つことは可能だろう。もしも相手が怒ったり、脅してきた場合には、家族にお話ししたうえで警察に相談してほしい。相手に渡した写真については、削除してほしいと伝えることはできるが、本当に相手が削除したかどうかを確認する方法はない。写真を相手が利用することを止めることも難しい。自分ではコントロールできないことを忘れないでほしい。万が一、写真がネットに掲載されてしまった場合には、その時に一番適切な対応を考えることになる。

考察
インターネットは日常生活にも浸透し、インターネット上で他人と知り合うことも普通の出来事かもしれないが、その出会いがトラブルの原因にならないように注意したい。交際を続けたくないと思ったら、付き合いを止める理由をはっきりと伝えるのがマナーであり、相手に送付した写真の削除もお願いすることができると良い。ただし、相手が本当に削除するか否かは、自分ではコントロールできない。インターネットの世界は自己責任が原則であり、インターネットを介した出会いでは、自分の個人情報は自分で守る姿勢が大切である。



相談内容(2015年12月・青少年女子)
友達募集掲示板にメールアドレスを載せたら、知らない人から顔写真と性的な写真を送ってほしいと返信があり、送ってしまった。このことを家族に相談し、すぐにメールアドレスを変更した。知らない人からのメールは来なくなったが、インターネットに写真を載せられないか心配。

回答
18歳未満の児童が自身の性的な画像を撮影して送信することは、児童ポルノ禁止法に違反している可能性がある。相手が性的な画像を要求したり、所持していることも、法律違反の可能性がある。このことをしっかり理解し、二度と同じ失敗を繰り返さないようにしてほしい。今後のために、相手のメールアドレス、今までのやり取りの内容は、消さずに保存しておくと良い。一度送ってしまった画像や個人情報を取り戻すことは、ほぼ不可能である。名前や顔写真と一緒に性的な写真を送っているのであれば、それらをネットに載せられないためには、警察の協力を得て対策をする必要もあるだろう。相手に渡した情報、相手の情報を正確に整理し、家族にもお話しして、警察へ相談に行くことを勧める。

考察
インターネットで知り合った人に安易に個人情報を教えてしまうと、思わぬ心配事に発展してしまうことがある。これは、青少年には利用前に身につけてほしいことだが、トラブルに実際に直面して初めて実感する青少年も多いようである。たとえ自分自身は「友達」を探しているつもりでいても、インターネットの向こう側にいる相手が、本当はどのような目的で近づいて来るのかは予測できない。インターネット上では、相手の性別、年齢のほか、人格までも偽ることが可能であることを忘れてはならない。



相談内容(2015年11月・青少年女子)
ネットで仲良くなった人と通話アプリのIDを交換し、顔写真を送ってしまった。相手は写真とトーク履歴をネットに載せると脅してくる。相手をブロックすると写真をばらまくとも言ってくる。どうすれば良いか。

回答
相手に渡した情報を取り戻すことは大変難しい。相手に送った顔写真も、どのように使われるかは相手次第であり、利用を止めることも難しい。 自分の手を離れてしまった情報は自分でコントロールできるものではない。相手に伝えた情報、相手について知っている情報を整理したうえで、今後の対処を考えることになる。相手から送られてきたメッセージ内容は、念のため画面保存等で証拠として残しておくと良い。インターネットで知り合った人に自分の情報を伝えてしまうと、思わぬ心配事に発展する可能性がある。今後は安易に個人情報を伝えたり、写真を要求されても送ることのないよう注意してほしい。今回の心配事は、一人で抱えずに保護者にお話しして、家族の協力を得ながら対応することを強く勧める。

考察
インターネットを介して知り合った相手が自分の話しに耳を傾けてくれる。もしも、その居心地の良さを感じているとしたら、それは危険な入口かもしれない。相手の性別を本当に見抜けるか、相手の話の内容にウソがないと断言できるか、常に自問自答してほしい。今回の事例のように相手が脅してきたとしても、絶対に一人で解決しようとせずに保護者に相談する、保護者に話しにくかったら誰でも良いから周囲の人に相談してほしい。独りよがりで相手を「良い人」と感じれば、それとは反対の意見に気付きにくくなるだろう。不安がよぎったら、まず誰かに相談してほしい。



相談内容(2015年10月・保護者・青少年男子)
メールで送られてきた友達の性的な画像を、面白半分で他の友達に転送してしまった。その友達も複数の友達に転送してしまい、現在、学校が調査をしている。今後どうしたら良いか。

回答
未成年者の性的な画像は児童ポルノにあたり、そのような画像を要求すること、他人に提供すること、端末に所持していることも法律で禁止されている。他人に回すことで意図せず犯罪の加害者となってしまう可能性もある。二度と同じ失敗を繰り返さない意識を持つことが大事である。現時点では学校に任せ、連絡や要望があったときに具体的な対応を考えることになるだろう。

考察
友達同士での面白半分の行為が、法律違反にもなり、大ごとに発展するとは誰も予想していなかったことだろう。スマートフォンもインターネットも、生活に欠かせない道具になりつつあるが、使い方を間違えると人を傷つける凶器にもなり得る。悪戯の道具ではなく、便利な道具として、適切に使いこなせるようになることが青少年には望まれる。この機会を、インターネットの世界との付き合い方を見直すきっかけにしてほしい。



相談内容(2015年8月・青少年女子)
アバターアプリで知り合った男性と連絡先を交換し、裸の画像を送ってと言われ、送ってしまった。顔写真も送ってと言われ、自分ではない女の人の写真をインターネット上から入手して送った。とても後悔している。

回答
18歳未満の児童の裸の写真は児童ポルノである。どんな状況でも、絶対に裸の写真を渡すべきではない。裸の画像ではなくても、一度相手に渡した画像や知らせた情報などは取り戻すことはできない。相手の行動をコントロールすることも困難である。他人の顔写真を本人の許可なく勝手に使用することも、ルール・マナー違反にあたるだろう。ネットで知り合った人に、個人情報を伝えてしまうと、さまざまなトラブルに発展する可能性がある。あらためてインターネットを利用するための正しいモラルやルールについて考えられると良い。

考察
今回のような相談が後を絶たない。どんな画像であっても、自分の手元から離れたら、それを削除したり回収したりすることは極めて難しい。顔が見えない相手が何と言おうと、自分から危険に近づいて行かないようにしなければいけない。また18歳未満の児童本人が自分の裸の写真を撮影すれば、それはれっきとした児童ポルノ画像であることから、児童ポルノ規制の対象になることにも気付いてほしい。



相談内容(2015年8月・青少年女子)
友達募集サイトを利用し、男性に出会った。その人から、胸と顔の画像を要求され仕方なく渡した。次の日にも要求をされたが無視した。すると責められ、警察に行くと言われた。仮に彼が警察に行ったとすると、私は警察に補導されるのか。

回答
相手がどのような要求や脅しをしてきても、きっぱりと拒否、無視をする。これまでの会話の内容は消さずに保存する。相手のことで知っている情報、相手に伝えている自分の情報を、すべて紙に書いて整理する。それらを持って警察に相談に行くと良い。保護者の方にお話して一緒に行くことができれば一番良い。未成年者に裸の写真を要求すること、その写真をインターネットに載せることは法律で禁止されている。場合によっては、その写真を個人で保有していることも法律違反になることもある。相手を脅して写真を要求することは犯罪行為であり、一刻も早く食い止める必要があるだろう。

考察
相手に言われて仕方なくネットに載せた、あるいは送信した画像が何であろうと、一度自分の手から離れた画像を取り戻すことは極めて難しいと自覚してほしい。またインターネットの特徴として、コピーが簡単に作れるために、コピーした画像を拡散させるのも容易である。またトラブルに不幸にも出会ってしまった時こそ、自分だけで問題を抱えこむのではなく、親しい友人や家族の力を信じてほしい。



相談内容(2015年7月・青少年女子)
友達掲示板で知り合った男性と連絡先を交換した。やり取りを重ねていくうち、 会おうと言われた。そこで会う約束をしてしまった。しかしよく考えるととても危険なことだと分かった。断ってやり取りを止めたい。相手に納得してもらい問題が起きないで断る方法はあるのか。写真を送ってしまい 悪用されないか不安。

回答
相手に送信した写真を完全に取り戻すことは不可能であり、相手が写真を悪用するかどうかをコントロールすることができない。相手にお願いして写真を削除してもらうことはできるが、本当に削除したのかどうかを調べる手段がない。万が一、写真を勝手に使ったのが分かった時に、その対応を考えることになる。やり取りを止めたいと思っている気持ちは、はっきりと伝える。相手からメッセージが届いても、きっぱりと関わらないことが大事だろう。状況によっては相手をブロックする方法もある。

考察
ネット上でのやり取りであっても、回を重ねると相手への警戒心が薄れてしまう、これこそ要チェックポイントである。自分の写真を一度渡してしまうと、それがどこでどのように使われるかを自分でコントロールできなくなる。顔がはっきりと写っていないから大丈夫だろうと思って送信した写真をきっかけに、相手の要求がエスカレートする場合もある。やり取りを止めたいなら、その気持ちを自分の言葉で、しっかりと相手に伝えるべきだろう。しかし青少年の場合は、どのような状況でも一人で判断するのは避け、保護者や身近にいる大人に相談することも忘れないでほしい。



相談内容(2015年6月・青少年女子)
友達募集アプリで知り合った人とメッセージアプリの連絡先を交換した。顔写真を求められ送ると、性的な写真を送らないと個人情報を拡散すると言われた。脅されて性的な写真を送ってしまった。アプリから通報したが怖くてたまらない。どうしたら良いのか。

回答
どのような脅しがあったとしても要求に応じてはいけない。相手の行為は法律違反にあたる可能性が高く、一刻も早く警察へ相談してほしい。できれば、保護者の方にも話して一緒に行ってもらうことを勧める。相手に伝えた情報、相手についての情報を整理しておくと良い。やり取りの中で相手が脅してきた内容は証拠として画像を保存する。すでに送ってしまった写真については、今後もしインターネット上に無断で掲載されるようなことがあった場合は、削除依頼により対応していく。

考察
ネットで知り合った人に性的な画像を要求され渡してしまったトラブルが後を絶たない。一度流出した画像は、それがどんな画像であっても完全に回収するのは不可能である。「顔写真ぐらいなら」「ハッキリと写っていなければ」と安易に考えてしまうことが心配事の発端である。相手が画像を手に入れると、要求がエスカレートしがちである。心配が増え、トラブルも深刻化する。自分自身が「何があっても要求に応じない」という強い気持ちを持つことと、不安だからこそ周囲の人に相談して気持ちを楽にする方法を見つけてほしい。



相談内容(2015年5月・青少年女子)
友達募集アプリにニックネームを登録し、プロフィールに顔写真を載せて公開した。男子と友達になり、SNSのIDを交換してやり取りをした。相手の顔写真が送られてきて、住んでいる都道府県を教え合った。性的画像を要求されたが断った。その後、交際を断ると、ネットに顔写真とSNSの IDを載せる、と言われた。不安でどうしたら良いか分からない。

回答
相手に渡した個人情報は、プロフィールに元々載せていた顔写真と、SNSのIDだけであることを確認。SNSのIDはアカウントを削除することで対処できるものである。万が一インターネットに載せられた場合には削除依頼で対処する方法もあるので、脅しに過度に怖がることはなく、拒否の気持ちを伝えて良い。しかし、怖いと感じるようであれば警察に相談できるので、SNSのIDとやり取りは証拠として残しておくと良い。知らない人との連絡先の交換は安易に行うものではない。

考察
友達募集アプリに最初に登録した時には、自分の顔写真を載せる危険性についてまったく考えなかった、あるいは考えたとしても、その顔写真を見る人はごくごく限られていると思うかもしれない。しかし顔写真を載せた瞬間から、その写真の扱いを自分でコントロールすることは困難だと考えるべきだろう。顔写真を載せることは、誰もが閲覧できる場所に公開していることと同じだという意識が必要である。そしてネットの向こう側には悪意を持った人もまた存在していることを、決して忘れてはいけない。常に危機意識を持つことこそ、身を守る近道だと自覚してほしい。



相談内容(2015年4月・青少年女子)
インターネット上で知り合った相手とメールアドレスを交換し、やり取りをした。顔写真が見たいと言われ送ってしまった。相手からは受け取っていない。その後、会おうと言われて怖くなりメールアドレスを変更した。もう相手とは一切連絡をしていないが写真を悪用されないか心配。写真以外には、下の名前と住んでいる都道府県を教えた。

回答
相手に渡した写真を取り戻すことは難しく、相手がどのように使うのかをコントロールすることもできない。悪用の心配については、今後、悪用されることがあれば、そのときにしっかり対処する。たとえば、ネットに掲載されていたら削除依頼をするなどの方法がある。安易に写真を渡したことは反省し、今後は同じ失敗を繰り返さないように注意してほしい。

考察
インターネットを通じて知り合った相手とは、気軽にやり取りができる一方、詐称も簡単であることから、相手の顔、年齢、性別、性格までを知り得ることは難しく、後で心配事につながることも多い。知らない相手に個人情報を教えたり、写真を渡すことにより、後々どのようなトラブルに発展する危険性があるのかを考えて行動すべきだろう。心配事が起きてしまった場合は、相手に伝えた情報、相手のことで知っている情報を整理して、伝えた情報に応じて対処する。一人で解決することが難しいと感じたら、心配事を大きくしないために保護者に相談をすることが望ましい。



相談内容(2015年3月・青少年女子)
ネットで知り合った人に自分の顔写真を送ってしまった。相手は、もう顔写真は消したと言っているが、もしそれが嘘で、ネットで流出されたりしたらどうしようかと不安。顔写真以外の個人情報は伝えていないが不安で対応に悩む。

回答
写真も含め、相手に伝えた情報は、取り戻すことも利用を止めることも難しい。どのように使われるのかを事前に知ることもできない。もしも知らないところで利用されていたとしても、それを見つけることも困難である。ただし、今後、自分の写真などがインターネット上に掲載されているのを見つけたら、そのときに、載せられた場所へ削除依頼をするなどの対処をすることになる。相手から脅しのような行為があれば、すぐに警察へ相談してほしい。これまでのやり取りや、相手のことで分かっている情報は消さずに保存し、警察へ持参すると良いだろう。

考察
相手が良い人だと思ったとしても、同年代、同性であったとしても、ネット上のよく知らない人に個人情報を渡したり、教えることは危険な行為だと言える。電子データは複製することが簡単であるため、 1対1のやり取りであっても、ネット上の不特定多数にプライベートな情報を公開することと同じだという意識を持つべきだろう。一度渡してしまった個人情報を取り戻すことは不可能に近いことも忘れてはならない。



相談内容(2015年2月・青少年女子)
SNSで知り合った男性とメッセージアプリでトークをしていた。すると、SNSのプリクラ写真を見て可愛いねと言われ、何度もしつこく付き合ってくれと言われた。交際を断ると、お前の学校に悪い噂を流すぞと脅された。SNSをブロックし、メッセージアプリでは運営会社に通報した。相手はプリクラ写真しか持っていないと思うが、本当に悪用されないか不安。どうしたら良いか。

回答
これ以上心配事を大きくしないためにも、相手とは連絡を取らないほうが良い。SNSをブロックして通報を行ったことは正しい対処である。プリクラ写真については、相手に渡った写真、教えてしまった個人情報を相手から取り戻すことも、写真の利用を止めることも難しい。今後、プリクラ写真がインターネットに掲載されているのを見つけたら、削除依頼を出すなどの対応があるので、その時に解決策を考える。相手にさらに脅されるようなことがあればすぐに警察に相談する。 そのような場合に備えて、これまでの相手とのやり取りのメッセージ等は、念のため残しておくことを勧める。

考察
SNSのトークでのやり取りを通して、自分の気持ちを少しでも理解してくれたと感じれば警戒心も薄れるかもしれない。しかし、これこそが相手の目的だろう。インターネット上で知り合った相手は、顔が見えないために、性別や年齢、人格までも簡単に偽ることができる。良い人を装って悪意を持って近づいてくる人もいる。どんな写真だろうと、一枚でも相手に送ってしまうと、トラブルに発展してしまうかもしれないと用心してほしい。



相談内容(2015年1月・青少年女子)
SNSで知り合った男の人に、自分の顔と裸の写真を送ってしまった。相手からも顔と裸の写真が送られてきている。相手に、ネットで悪用していい?と言われ、嫌だと言ったら、さらに過激なものを要求されたが送らなかった。その後すぐにSNSアプリを削除し、相手がどうしているのかわからない。悪用されてしまうのが怖い。

回答
相手に嫌だという気持ちを伝えたことは正しい対応である。しかし、すでに送ってしまった写真を相手から取り戻すことはできない。写真がどのように使われるのかはわからず、利用を止めることも難しい。脅す行為は犯罪性があり、18歳未満の裸や下着の画像を送信させる行為も児童ポルノ禁止法違反に該当する可能性がある。その画像をインターネット上に載せることも法律違反につながるかもしれないので、警察に相談することを勧める。相手のことで知っている情報と、相手に教えた情報を全部書き出し、これまでやりとりした内容は消さずに保存して、保護者にも話して、一緒に警察へ相談に行くと良い。これ以上のトラブルにならないために、とても重要なことである。

考察
ネット上の知らない相手に裸の画像を渡してしまったトラブルでは、画像の内容によっては、一刻も早く、画像の拡散を食い止めることが必要である。そのためには保護者や警察に相談して支援してもらうことが大事だが、青少年は罪悪感などから相談できず、悪用の不安を一人で抱え込んでしまうケースも多い。一人で抱え込んでしまうことも、トラブルを大きくしてしまう要因となり得る。家庭では、知らない相手とのネット上の交流には危険が伴うことを指導するとともに、万が一トラブルにあってしまったとしても、保護者に安心して相談できるように、親子の日常のコミュニケーションを大事にできると良い。



相談内容(2014年12月・保護者・青少年女子)
娘がまったく面識のない同学年の男子とSNS上で交際し、顔は写っていない性的画像を交換していた。最初はぼかしを入れていたが要求がエスカレートした。さらに、ばら撒くと脅された。その後、相手から画像を消したとの連絡があった。しかし脅されたことや、わいせつな画像がばら撒かれる危険を考えると、対策をしなければと思う。相手の住所と名前は知っているが顔は知らない。

回答
性的画像の送信については、児童ポルノの法律違反の可能性がある。相手の行為も、性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを要求したこと、脅したことが法律違反である。今後の対策としては、相手に写真の削除を伝えていることから、心配を増やさないためにこのまま連絡を取らず、関係を絶つことが選択肢の1つである。しかし、相手が本当に写真を削除したかどうかは確認できない。今後、ネットに名前と共に画像を載せられたりする可能性もないとは言えない。このリスクについては本人にも理解してもらうべきだろう。今後のことを考え、警察に相談することも勧める。

考察
友達やインターネットで知り合った人に対して、自分の裸の画像を送信してはいけない。1対1のやり取りだったとしても、デジタル情報はコピーや転送が簡単にできてしまうため、不特定多数に対して情報を発信していることと同じだと言えるのである。児童ポルノの被害者にも加害者にもならないために、青少年が責任ある行動をとることができるように指導が必要だと感じた事例である。



相談内容(2014年11月・保護者・青少年女子)
娘が頻繁にスマホのメールをチェックして手放さずにいるので、どうしたのかと思い、メールのやり取りを見て、同級生の男子生徒に自分の身体の写真を送っていることがわかった。相手に頼まれて複数送っている。相手の写真はない。写真を送った後、娘からは画像を消してほしいと伝え、男子生徒からも消したとの返事がある。これからどのような対処をしたら良いか。

回答
どんなことがあっても裸の写真を他人に渡してはいけない。18歳未満の裸の写真をメールで送信して渡すことも、児童に裸の写真を送らせることも法律違反の可能性がある。法律を知らなかったでは取り返しがつかないこともある。一刻も早く写真の処分を相手にお願いして娘さん自身で確認すること、他人に転送していないかを確認をすることを勧める。相手は同級生であるため、本人同士で話し合うことで解決できる可能性があるだろう。その後、解決したときや、あるいは問題が解決しないなどの場合には学校に相談したり、同じことが起こらないように学校全体に注意喚起をしてもらうのも良い。それでも心配であれば警察に相談することも可能だろう。

考察
相手がよく知っている人であっても、裸の写真ではなく顔の写真を送ってほしいと言われたとしても、絶対に相手の言いなりにならないように注意すべきである。どんな写真でも、一度相手に渡れば、それがどこで、どのように使われるかは自分自身でコントロールできないからであり、送信先の相手が削除したと語っても、それを証明する方法がないからである。今回の事例のように、娘の行動を見守り、そのわずかな変化を見逃さず、その場でチェックする保護者の姿勢こそ、問題を深刻化させない第一歩だろう。



相談内容(2014年10月・青少年女子)
ゲームアプリで知り合った人に相談にのってもらった。その人が女性だと思って自分の体の写真を送ってしまった。相談にはしっかりのってくれたが、その人から実は自分は男であると知らされてから連絡が取れなくなった。相手には名前と住んでいる地方も教えた。送った写真は流出されてしまうのか。

回答
相手に送信した画像や情報は取り戻すことができず、相手の行動を制するのは大変困難である。相手が女性であっても、事情があったとしても、18歳未満の裸の写真をインターネットを通じて送ることは法律に触れる可能性のある行為である。今後の対策として、まず相手に伝わっている情報が何かを整理し、相手とのやり取りを消さずに保存しておくと良い。相手に伝えた自分のこと、渡した写真やこれまでのやり取りを揃えて、早急に近くの警察に相談してほしい。写真が万が一インターネット上に無断で掲載された場合には、削除依頼などの対処をすることになる。

考察
インターネット上では年齢、性別、性格までも簡単に偽ることができる可能性について考えさせられる事例である。顔が見えない相手には、家族や身近な友人には言えない悩みも気軽に相談することができてしまうのかも知れない。しかし、顔が見えない相手に親切に近づいてくる行為にこそ、落とし穴があることを、青少年にはしっかり認識してほしい。相手が誰であっても、18歳未満の裸の画像を送信することは法律違反となる可能性を、家庭でも話し合いをし、知識を身につけておく必要がある。



相談内容(2014年9月・青少年女子)
アプリで知り合った相手が写真を送ってきたので、自分も友達と写っているプリクラを送った。お互い保存はしない約束だったのに、相手は保存をしたようだった。約束が違うとメッセージを送ったが、胸の写真を送ってくれたらプリクラを消すと言ってきた。それも保存されると思い嫌だと返事をした。その後連絡がない。プリクラは悪用されたりするか。

回答
プリクラの悪用については可能性がないとは言えない。自分の手を離れてしまった以上、コントロールができない。犯罪の可能性があるので、警察に相談に行くこと。できれば親も一緒のほうが良いと思うが、難しければ一人で行っても良いだろう。家族や学校に知られるのが心配であれば、その心配を先に警察でも話すと良い。相手とのやり取りは消さずに残しておき、嫌だと断った箇所、胸の写真を要求された箇所は、念のためスクリーンショットを取っておき、写真も証拠として保存しておくことを勧める。

考察
リアルの世界で付き合った相手ではなく、ネット上で出会った相手だからこそ「恥ずかしい」感覚が鈍り、現実の実感を伴わないで「プリクラぐらいなら、大丈夫だろう」と思いがちかもしれない。しかし一度写真を送れば、それを次の要求への踏み台にする例は実に多い。少しでも好感を抱く相手であれば、仲が悪くなるかもしれないと不安になったりするかもしれないが、相手のペースに乗せられてはいけない。自分が嫌なことは絶対に嫌だと伝える勇気こそ、自分自身を守る方法であると忘れないでほしい。



相談内容(2014年8月・青少年女子)
ゲームアプリで同年代だという男子に年齢、住所、顔写真などの個人情報を教えてしまった。その後、会話の途中にブロックされて連絡できなくなり、最初から個人情報を盗むつもりだったのかと思う。同年代で相手も顔写真を送ってくれたので心を許して教えてしまったことに後悔している。写真の悪用などが怖い。

回答
相手に住所を伝えていることから、もしもの場合を考えて、保護者の方にお話しできると良い。万が一、家の周りで何か不審なことがあったら、すぐに近くの警察へ相談してほしい。相手に送った写真がインターネット上に無断で掲載されたり、顔写真を使われたことが分かれば、肖像権の侵害やプライバシー侵害にあたる。その場合は、顔写真が出ているページを印刷して警察へ届けて相談してほしい。正しい対処を行うことが大事である。当該のゲームアプリの利用規約の禁止事項に「他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為」がある。相手の行為は規約違反にあたる可能性があり、違反報告を行うことを勧める。

考察
ネット上でしか関わりがない相手であっても、今回のように自分の個人情報を教えてしまってから後悔するケースが後を絶たない。とりわけ夏休み期間中には同様の相談が多く寄せられた。相手から先に顔写真を送ってきたとしても、その画像が本人である証拠はないのである。また相手に渡った情報を完全に取り戻すことは至難の業であり、相手がどう使うかもコントロールできない点も覚えておかなければならない。「これって大丈夫だろうか?」と思ったら必ず周囲の人に相談する、そんな心がけがあればトラブルから身を守られる確率が高まるだろう。



相談内容(2014年7月・青少年女子)
ネットで知り合った男性に性的な画像を送ってしまった。学生証を見せないと画像をばらまくと言われ学生証を見せてしまった。今も画像や動画を要求されている。やり取りを止めようとしたら、学校などに写真をばらまくと言われた。親にも相談できずに困っている。

回答
相手に送信した画像や情報は自分でコントロールすることはできない。送った画像や情報を取り戻すことも、相手の行動を制することも、大変困難であることをしっかり覚えておいてほしい。相手に渡っている個人情報が何かを思い出し、姓名、学校名、住所、メールアドレスなど、何が相手に伝わっているかを一覧できるようにまとめると良い。相手から脅されている以上、早急に近くの警察へ相談に出向くべきだろう。一刻も早く問題を解決するには保護者の協力も必要だろう。相手に送信した画像がインターネット上に無断で掲載された場合には、肖像権の侵害やプライバシー侵害に当たる。掲載された場所が分かれば削除要請を行う方法もある。

考察
見ず知らずの相手に「性的画像を送ってしまう」気持ちにさせるものとは、何だろう。同性を装って相手が近づく場合もあるだろう。自分が打ち明ける悩みに真剣に耳を傾け、適切なアドバイスをしてくれる相手かもしれない。最初に相手から裸の画像を送ってくることで警戒心が薄れる場合もあるだろう。どんな状況であっても、相手が写真を送って欲しいと言うのは危険な入り口であることを忘れないでほしい。そして一度流出した画像をすべて回収するのは不可能に近いことも肝に銘じてほしい。



相談内容(2014年6月・青少年女子)
以前、掲示板アプリに無料登録した。そのアプリではSNSのIDを載せて誰でも見ることができる。登録した後、使うこともなかったが、最近、知らない人から掲示板を見たというメッセージがSNSに届いた。10人以上の人から同じようにメッセージが届く。なぜ今になってこんなに複数の人から届くのかが分からず不安。相手をブロックしたが、少し気になる。原因と思われることを教えてほしい。

回答
ネット上のサービスに連絡先を登録したり、投稿していたのならば、他人に知られてしまった情報であるから、取り戻すことはできず、どのように使われるかも分からない。このため、急に複数の人からメッセージが届いた理由も分からない。たとえば、掲示板アプリで、最近になって相談者の情報が目立ってしまう出来事があったのかもしれない。相談者が投稿した連絡先が誰かによって別の場所にコピーされたのかもしれない。あるいは、登録した連絡先が迷惑メール業者に収集されてスパムメッセージとして送信されてきた可能性もある。どのような原因だとしても、知らない人とつながることで、さらに心配事が大きくなってしまう可能性がある。相手をブロックすることで対処することを勧める。

考察
掲示板アプリのように、知らない人が集まる場所に、自分の連絡先情報を書き込む行為は危険なことである。特にID交換掲示板のような場所では、青少年が犯罪被害に巻き込まれるケースも増えている。18才未満の利用者については、ID交換自体を禁止しているサービスもある。青少年はこのことをしっかり理解し、個人の情報を安易に公開する行為は避けるべきである。



相談内容(2014年5月・保護者・青少年女子)
娘が利用しているスマートフォンを見たところ、友達とのやり取り以外に、男子とやり取りをしていることがわかった。それだけなら良いのだが、相手から裸の写真を見たいというメッセージに下着姿だけならと、送った形跡がある。ただし、写真は残っていないので本当に送ったのかは確認できない。交際自体を否定するつもりはないが、今後エスカレートしないためにどうしたら良いか。

回答
裸の写真は絶対に他人に渡してはいけないと指導してほしい。下着姿であっても、送った側も、要求した側も児童ポルノ禁止法に抵触している可能性がある。子供だから知らなかったでは済まなくなることを本人に認識してもらう必要があるだろう。娘さんには正直に話してもらい、どんな写真を送ったのかを確認する。相手には送った写真を確実に削除してもらうことを娘さんから強くお願いすること。送った写真は取り戻せない。相手が消したと言っても本当に削除されたのか確認することは難しく、写真の転送、コピーなど、自分ではコントロールができないことを娘さんに理解を促してほしい。送った写真の内容や、相手の今後の対応によっては、警察に相談することもできる。

考察
自分の下着姿・裸の写真を他人に渡してしまうことが、後々どのようなトラブルに発展する危険性があるのか、青少年には知識をしっかり身につけてほしい。カメラでの撮影やメールのやり取りが簡単にできる機器やアプリは、青少年にとっては友達同士のコミュニケーションに便利なツールであるが、安易な行動をとらないように、保護者の管理と見守りは重要であろう。親子でよく話し合い、利用ルールを定めるとともに、ルールが守られていることを確認する機会を持つことも必要である。



相談内容(2014年4月・青少年女子)
チャットで同じ年の男子と知り合った。メールをしようと言われ、断れずに始めた。するとプリクラを交換しようと言われ、断る勇気がなく送ってしまった。プリクラには友達も写っている。しかも、相手からプリクラは送られてこない。チャットでも連絡できなくなった。送った写真は簡単には消せないし、友達のことが心配。写真はどんなふうに悪用されるのか。

回答
更なるトラブルを防ぐためにも、相手とは今後連絡を取らない方が良い。送ってしまった写真、教えてしまった個人情報を相手から取り戻すことはできない。相手に渡してしまった写真がどのように使われるのかは分からず、利用を止めることも難しい。もしも自分や友達の写真がインターネットに掲載されているのを見つけたら、削除依頼を出すなどの対応があるため、その時に解決策を考えることになる。今後、もし写真等の悪用をほのめかし、相手に脅されるようなことがあれば警察にも相談できる。そのような場合に備えて、これまでの相手とのやりとりのメッセージ等は、念のため残しておいた方が良い。

考察
会ったこともない人に個人情報を伝えてしまうとさまざまなトラブルに発展する可能性がある。この相談者も今回のことでそれを十分に感じたはずである。今後、インターネットで知り合った人には安易に個人情報を伝えない、写真を要求されても送らないように注意することが何より大事だろう。相手の要求に不安を感じたらきっぱり断る勇気を持ってほしい。



相談内容(2014年3月・青少年女子)
チャットで知り合った複数の人と通話アプリでトークをしたり、プリクラを送ったり、住んでいる地域を教えたりした。しかし、怖くなり機種変更を機にアカウントとトーク履歴を消した。相手の顔は写真で知っている。個人情報は教えていない。トーク内容も普通の会話。通話アプリもアンインストールした。その後、数か月経ち、特に何もなく心配していなかったが、物騒な事件が多く不安になり相談。

回答
一度相手に渡した写真や情報は、取り戻すことはできず、相手がその情報をどのように使うかは相手次第であり、その利用を止めることも難しい。これからは、どこの誰なのか良く知らない人に安易に自分の情報を教えることはしないでほしい。今回、相手に伝えた情報をもう一度、正確に思い出してみてほしい。個人情報を教えていないなら、プリクラ写真からどこの誰かを特定するのは不可能に近い。今までに心配なことが何も起こっていないのであれば、必要以上に心配せず、同じ失敗を繰り返さないように慎重に行動することを心がけていれば大丈夫だろう。

考察
深く考えずにとった行動が、後になって心配の種になることがある。今回は新聞やテレビで話題に上った事件をきっかけに、自分の行動を反省している例だ。より深刻なトラブルにならないために、自分の個人情報は自分自身で守るのが基本であると、しっかりと覚えておく必要がある。断片的に公開した情報であっても、検索技術が進歩した結果、複数の情報を結び付けることで個人を特定できるような情報が得られる場合もある。個人情報が自分ではコントロールできないところへ、意図せず広がる場合もあることを覚えてほしい。



相談内容(2014年1月・青少年女子)
コミュニティサイトで男性にメールアドレスを教え、メール交換をしているうちにプリクラを送ってほしいとも言われ、送ってしまった。相手の写真も送られてきたが消した。脅迫などはされてはいない。しかし、自分がしてしまったことに本当に後悔している。将来に影響があったという話を聞いたことがある。親には言えない。

回答
相手に渡した写真は、取り戻すことは大変難しい。写真がどのように使われるのかは分からず、利用を止めることも困難だが、相手とのやり取りが続いているならば、写真を削除するように伝えると良い。相手から写真を強要されたり、脅された場合にはすぐに警察へ相談するべきだろう。これ以上関わりたくない相手であれば、メールアドレスの変更で対応する。一人で悩むより、保護者に相談することで気持ちは楽になるだろう。今後、不安な出来事があれば、その時にベストな対応を考えていくことになる。

考察
ネットで知り合った相手とメールアドレスや写真を交換したことで、後から不安になったという相談が多く寄せられる。メールアドレスや写真は大事な個人情報であり、安易に他人に渡すべきではない。渡してしまった後でトラブルに発展させないためには、相手に知られている情報が何かを正確に整理し、相手との関係に応じて対処をしていくことになる。解決策は1つではないので、保護者や周囲の大人と相談しながら行動できることが望ましい。



相談内容(2013年12月・青少年女子)
誰と繋がるか分からないチャットアプリで、高校生を名乗る人と繋がり会話をしていたが、顔を見せて欲しいと言われたので高校生ならいいかと思い載せた。すると体を見せないとネット上で悪い噂をつけて流すと脅された。学校にも行けなくなると言われた。安易に載せたことを反省し、とても怖い思いをしている。

回答
どのような要求や脅しをされても、今後は毅然と対処する。これ以上個人情報を相手に伝えないようにし、嫌だと言う気持ちをハッキリと相手に伝えること。脅す行為や、裸の写真を要求されているのであれば犯罪性があるため、警察に相談することを勧める。その場合、相手とどのような経緯で知り合ったのか、現在はどのような手段で連絡をとっているのかなどを整理し、これまでやりとりしたメッセージは消さずに保存して相談に行くと良い。

考察
インターネットは、今まで知り合ったことがない人たちと簡単に知り合い、情報交換ができる場所であるが、お互いに顔が見えないために、性別や年齢を簡単に偽ることができる。悪意を持って近づいてくる者もいる。知らない人には写真も含め、個人情報を安易に渡してはいけない。ネットの交流の楽しみやメリットは、トラブルを回避しながら安心・安全に利用できて初めて得られるものだとしっかり認識してほしい。



相談内容(2013年11月・保護者・青少年女子)
交際している男子から、早朝から頻繁にメールが届く。内容は「大好き。かわいい」など。娘も返信をしているようだ。非常識な時間帯に非常識な頻度でメールを送ってくることがとても腹立たしい。本来はスマートフォンはリビングに置いておく約束なのに、置いておかないことも多く、食事中・入浴中・勉強中も、娘は約束を守らず肌身離さず、ずっと持っている。使い方について注意をしているが、言うことを聞かない。相手からのメールを止めさせたいがどうしたら良いか。メールを見たことは言えない。

回答
娘さんに指導することが一番良いだろう。スマートフォンをリビングに置く約束を守れていない点について、約束を破ったら1週間スマートフォンは没収する、その約束も守らなかったら強制的に時間制限をかけるなど、必要最低限の日常生活を守れないのであれば、スマートフォンは遊び道具ではないので使う必要はないことを伝えても良い。機械に振り回されて日常生活に支障があること、目に余る行動があること、母親の素直な気持ちを伝えてみてはどうか。もちろん、娘さんの考えにも聞く耳を持ち、受け入れる姿勢も示す必要がある。親の話を素直に聞けないのは思春期という大人への成長過程に当たり前に起こるものである。

考察
日常生活に支障がある使い方をしているのであれば、そのことを娘さんに理解させる必要があるだろう。時間を選ばずに送ることができるのがメールの利点であるが、メールを受け取る側が振り回されてはいけないことなど、メールの利点と欠点を理解させ、目的をもった話し合いができると良いだろう。保護者の考えや価値観を押しつけたりせず、子どもの考えや意見を聞き、最終的に子供自身が自分の力で乗り越えていけるよう見守ることも大事であろう。



相談内容(2013年10月・青少年女子)
数年前にチャットサイトで知り合った相手に家と携帯の番号を教えた。プリクラも送ってしまった。最近、ショートメッセージサービス(SMS)でメールが送られてきて何回かやり取りをした後、無視をしていたら、番号やプリクラを悪用してネットに晒すぞと脅された。悪用されたくなかったら卑猥な画像を送れと言われた。画像は絶対に送るつもりはない。着信拒否だけでは無意味だろうか。警察に相談すべきか。

回答
相手が知っている自分の情報を整理して、それに応じた対処をとることになるが 「絶対に送るつもりはない」という気持ちは何より大切である。以前に送ったプリクラ画像は削除してほしいことを相手に伝えられると良い。今後も脅しが続くようならば、メールの内容を保存して、近くの警察署に相談すること。相手からの電話には出ない。必要ならば、家の電話や携帯電話番号の変更、相手の電話番号を指定して着信拒否等を検討する。今回のことを家族に話し、周りの大人に助けを求めることもとても大事である。

考察
ネットで知り合った相手との交際では、相手の要求を断った途端に態度が変わり、怖い思いをしているという相談が寄せられる。強要や脅しには応じてはいけない。相手に知られている情報に応じて、物理的に対策できることに確実に手を尽くすこと、そして、必ずまわりの大人に相談することが大事である。



相談内容(2013年8月・青少年女子)
数年前、掲示板で知り合った男性とメール交換をしていた。最近は、ごくたまに相手からメールが来るだけだが、自分は返信をしていない。しかし相手には住所を教え、プリクラ写真も送ってしまい、今後、相手が家に来るのではないかと不安。どうしたら良いか?相手のことで分かっていることは、プリクラ写真と住んでいる都道府県だけである。相手からたまに来るメールでは脅されたり連絡を強要されたり、ということはない。

回答
住所を教えてしまった不安な気持ちが伝わってきたが、教えた情報は取り戻せないので、今できる対策をしっかりしてほしい。今度相手からメールが来たら、親にメールの使用を止められたので返事ができないと伝えると良い。その後は相手の反応次第だが、しつこく連絡して来たり、不安な返事が返ってきたらすぐに警察に相談することと、そのためにメールのやり取りは全部保管しておくことを勧めた。家族に話しておくとより安心できるだろう。

考察
何年か前に自分が取った行動について、心配している例である。その当時は考えもしなかったことだが、時間が経ってからネットの怖さに気付き、後悔と不安に襲われる青少年は多い。相手に渡してしまった住所やプリクラ写真等の個人情報を取り戻すことは不可能である事実と、相手がどう使うかはコントロールできないと覚えておかなければならない。一度も会ったことがない人を、この人なら大丈夫だろうと考える根拠はゼロだと覚えておいてほしい。



相談内容(2013年7月・職場職員・青少年女子)
生徒同士がメッセージアプリで友達グループを作りやり取りしていたところ、一人の女子生徒がグループ内の相手に要求されて、顔写真と顔が映っていない上半身裸の写真を送ってしまった。相手からも写真が送られてきたが、それは雑誌の切り抜きだった。このような相手の行為は児童ポルノ禁止法に違反しないか?写真がどこかに残っていたとすると、悪用されたりばら撒かれたりしたら大変だが、どのように対処したら良いのか。

回答
相手に強要して裸の写真を送らせることは児童ポルノ禁止法に抵触する行為である。写真の送信先を確認して、グループ全体に送っていたら一人一人に写真の処分のお願いをする必要がある。生徒が特定できれば個別に指導をした方が良い。法律違反の恐れがあるため、学校全体に向けて注意、指導も必要かもしれない。警察が関与しない限り、送った相手を特定してデータを削除させることは難しい。今、学校としてできることは、関わった生徒、やり取りの履歴を把握して注意・指導をすることであり、同じ間違いを繰り返さないように指導することであろう。今後、万が一、写真がばら撒かれてしまったとしたら、そのときには削除依頼をしたり、警察への相談が必要になる。

考察
相手からどんな要求があったとしても、裸の写真は送ってはいけない。送った後、十分に考える時間ができたら、拡散されたらどうしようと後悔をすることになり、将来にわたって不安な思いを抱き続けることになるだろう。インターネットのやり取りは迅速性があるので、いま起きている行動を将来のことと結び付けて考える時間がないまま、個人情報(写真を含め)を教えてしまうことが多い。自分の行動には自分で責任を持たねばいけないので、責任を持つために、自分の行動をしっかりと把握し、送っても良い情報なのか、必要な情報なのか、落ち着いて考えてから情報を発信するよう心がけてほしい。



相談内容(2013年6月・保護者・青少年女子)
娘は、SNSのプライバシー設定をしておらず、プリクラの写真や学校名などの情報を載せてしまっている。学校の友達は全員、学校名等を載せているので、自分だけ書かないわけにいかず、学校名等を消すことを拒んでいた。娘が以前交際を断った男性が、SNSを通じて連絡してきた。その男性から娘のSNSに突然、「君のことが好きだったのに、無駄にした時間を返せ。学校へ行くぞ、死にたいのか、殺すぞ。」と投稿されてきた。相手をブロックする選択もあるが、ブロックされることでさらに逆上することも考えられる。今、娘に対してできることは何か教えてほしい。

回答
相手からのSNSの投稿が残っているのなら、消さずに証拠として保存し、警察へ相談した方が良い。警察はこういう時はどうしたらよいか、娘を守るために何ができるのかをアドバイスをしてくれると思う。学校名を伏せたいのならばそのことも伝えるとよいだろう。警察に相談した後でも不安なことがあったら、再度相談してほしい。

考察
SNSに関するトラブル相談が増えている。全く見ず知らずの人と連絡が取れてしまうことを回避するためにも、プロフィールやIDなどのプライバシー情報は公開しないことが必要である。連絡を取りたくない人や知らない人に対しては、ブロックを使って対応することも必要だろう。安心・安全に利用できるようになるまでは、リアルで会う友だちとのみ繋がるように心がけ、深刻なトラブルに巻き込まれないように注意したい。



相談内容(2013年5月・青少年女子)
SNSで友達申請された相手にプリクラ写真を送ってしまった。相手の写真も持っている。送ってしまった今、悪用されないか心配。SNSのアカウントは削除した。今から写真を悪用されないようにするために、何か方法はないか?

回答
トラブルを防ぐためにも、相手とは今後連絡を取らないこと。メールアドレスや電話番号を伝えているならば、今後相手から連絡が取れないように、着信拒否などをしておくと良い。送ってしまった写真、教えてしまった個人情報を相手から取り戻すことは不可能である。相手に渡してしまった写真がどのように使われるのかは、その人以外わからず利用を止めることも難しい。しかし、もし自分の写真がインターネットに掲載されているのを見つけたら、削除ができるため、その時に対応を考えれば良い。万が一、悪用をほのめかし、相手に脅されるようなことがあれば、警察にも相談できる。相手とのやり取りのメッセージ等は、念のため残しておく。

考察
SNSがきっかけでトラブルや心配事に出会ってしまったという青少年からの相談が多く寄せられ、その多くは、よく知らない相手にメールで写真を送ってしまったという不安である。写真も本人を特定できる大事な情報であり、後悔しないためにも、安易に他人に渡すことは避けるべきだろう。また、アプリやサービスを利用するにあたって、その特徴や性質、安全な使い方を理解しておくことも大事である。保護者の同意が必要なサービスもあるので、利用規約を保護者と一緒によく読み、目的やルールを決めたうえで利用することが、トラブルに遭わないための第一歩と言える。



相談内容(2013年4月・保護者・青少年女子)
娘が以前、パソコンを使いインターネットで知り合った人と連絡を取り合い、会おうとしていたところを見つけ、家族から相手に警告をし、事なきを得たことがある。当時は、ネットでの出会いの危険性やいけないことだと理解したものと思っていて、二度としないと約束したのに、進学祝いで買ったスマートフォンで同じことをしている。今回は、メールを見て発覚したのだが、以前と同じように会う約束をしているようなメッセージがあった。どう対処したら良いのだろうか。

回答
家庭環境や子供の性格など総合的に判断し、どう対処したら良いのか正解は1つではないが、メールを見たことを話せるならば、過去に同じ過ちをしているから心配していること、ネットで知り合った人と何故会ってほしくないのかを話すとよい。信用してスマートフォンを使わせるに至ったのに、こういう結果になって残念であることから、今後の使い方についても良く話しをしてほしい。メールがプライバシーだと言うならば、当然プライバシーは守ってあげたいと思っているが、信用を得るという部分で自分も努力をしなければいけないことを伝えるべきである。落ち着いて、子供の言い分も聞いてあげた上で、親の気持ちを話し、今後の利用に繋げてほしい。

考察
思春期になると誰もが異性に興味と関心を抱くようになり、インターネットは異性との出会いを安易にする道具でもなるので、保護者としては異性との付き合いはとても心配だろう。加えて、身元があいまいなインターネットの出会いについては、不安が高くなるだろう。今回のように、保護者が子供に内緒でメールを見たことで発覚した場合には、子供に直接聞くことができない故、以後の行動について対処が難しくなる。インターネットを利用するということは、コミュニティが広がる行為であるので、インターネットで知り合った人との出会いについては良く話し合ってほしい。また、異性交際について制限すると、陰でこそこそ付き合うようになり、保護者から見えなくなり、却って不安が高くなるようなので、日頃からのコミュニケーションが大切だと思われる。



相談内容(2013年3月・青少年女子)
チャットで知り合った男性に、住所、名前、メールアドレス、電話番号を教え、自分の裸の写真も送ってしまった。メールアドレスは変更し、相手の電話番号を指定して着信拒否設定をした。相手から数回電話がかかってきたが、その後はかかってこない。最近のニュースを見て、個人情報を伝えたトラブル、写真を送ってしまったトラブルを知り心配になって電話した。こんなことは絶対にやめようと思っている。親には話していない。

回答
送ってしまった写真がどのように使われるかは予想できない。もし仮に悪用されたり脅されたりしたならば、相手のメールアドレスや電話番号を持って警察へ相談できる。ただし、すでにメールアドレスは変更済みで、特に心配な事が起きていないのであれば、用心する必要はあっても、過度な心配はせず見守ってみてはどうか。親には話していない状況であるが、相手に住所を伝えた以上、機会をみて親にも説明してはどうか?話すことで自分自身も楽になるのでは?と伝えた。

考察
チャット等で相手が自分の話に熱心に耳を傾けてくれていると、自分が相手に受け入れられているような錯覚が生まれてくる。オンラインでのみ繋がっている相手が、本当はどんな人なのかは分かりにくいにもかかわらず、相手の要求に応えてしまう例が増えている。相手の言動に不安を少しでも感じたら、そこで立ち止まる勇気と、現実の世界で保護者や友達に相談する姿勢を忘れてはいけない。



相談内容(2013年1月・保護者・青少年男子)
息子がネットで知り合った複数の女子に性的な動画を送らせたり、卑猥な会話をしている。スマートフォンの危険性を良く知らずに与えてしまったことを後悔している。息子本人の名義で契約したが、なぜ未成年でも本人名義で契約できたのかがわからない。携帯を使いこなすのは子供の方が早く、暗証番号は変えられ、ロックもかけられている。
(後日の相談)児童ポルノ規制違反の疑いについて、警察に対応を求める決心をした。相手の女の子たちにも、自分が犯罪の可能性がある行為をしている、犯罪に巻き込まれる可能性がある行為をしている、その事に早く気付いて欲しい。


回答
性的な画像や動画を送らせることは「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」に違反する可能性がある。現在の行動は法律に触れる危険な行為であると伝えてほしい。本人名義での契約は、親権者の同意がなければできないはずであり、法定代理人である母親ができることは沢山あると思われるので、携帯電話会社や警察、弁護士等に相談され様々な方の知恵を借りることでよい方向へ向かうことを願ってる。

考察
スマートフォンを子供名義で購入してしまったことへの後悔の気持ちが伺える。警察への相談も勇気のいることであり、子供にとって最大の味方である保護者ゆえの行動であろう。インターネットでの出会いでは相手が見えないため、文字だけならば性別や年齢を偽ることができる。知り合った人が本当のことを言っている確証はない。子供を陥れるために同年齢を装って近づいてくる大人もいる可能性を考え、現在の行動が法律に触れる危険な行為であると自覚してほしいと痛感した事例である。



相談内容(2012年12月・青少年女子)
数年前、彼氏がほしくてメル友募集のサイトで見つけてメールをした。相手に伝えた情報は、メールアドレス、名前、住んでいる県と学年。その後、怖くなってメールアドレスは変更した。しかし、相手をインターネットで検索するとヒットする。自分の個人情報を伝えてしまったので、何かのトラブルに巻き込まれないか心配。たとえば、学校のHPに名前が出ているので相手の知っている情報と一致してしまうのではないか。

回答
すでに数年が経過していて、執拗に追いかけてくる相手ならば、その時に何か起こっているはず。今まで、何も起こっていないので過剰な心配は不要である。心配を取り除くには、できることをやるしかないので、学校のHPは、先生と相談して消してもらうと良い。

考察
サイト上で知り合った相手に個人情報を伝えてしまったことで、後悔と不安が消えない事例。現実にはトラブルは起きていないとしても、何が起こるか分からないという不安が募るようである。しかし、一度伝えてしまった情報は取り戻すことも取り消すこともできない。相手に伝えた情報を正確に思い出し、それぞれの情報に対してしっかり対策を講じることが大事である。現実にできる対策をした後は、しばらくインターネットから離れて気持ちを切り替えることも必要であろう。



相談内容(2012年11月・保護者・青少年女子)
娘がSNSで知り合った人と会ったようだ。内緒で携帯を見たら、メールで待ち合わせをしていた形跡、友達に年上の仕事をしている人と会ったという報告をメールでしていた。友達の返事は「殺されたりした人がいるんだから、そんなことは辞めた方が良い」という内容だった。こういう場合は、どのような対処をしたら良いのだろうか。

回答
「ネットで知り合った相手と実際に会うのは危険」だと再認識してほしい。今回のことをきっかけに、携帯電話のルールを見直してほしい。また、ルールが守れないならば、使用を禁止にしても良いはずである。ネットは色々な人が使っているので、良い人も悪い人もいる。まだ中学生なので日常生活でのコミュニティの輪は広くないが、高校、大学、社会人と成長するにつれ輪は広がっていく。本来はその経験を通して人を見る目を養っていくものだが、ネットはその経験がないまま簡単に出会ってしまうので、相手がどういう人かを見抜くのは中学生では難しいだろう、報道されているような危険な目にあう可能性もあることを伝えながら、ルールをもう一度作り直してほしい。また携帯電話は暗証番号をかけてロックせずに、保護者が自由に見られる状態にしておくと良い。携帯電話会社が提供するアクセス履歴やメール送受信履歴をネットで見ることもできるので、そうようなサービスを活用したり、パソコンにはフィルタリングをかけながら見守ってほしい。

考察
ネットで知り合った相手と実際に会うことの危険性を忘れてはいけない。同性だと思っていても、実際には異性であるかもしれない。ネット上ならば自分のことを何とでも書けるのだと覚えておいてほしい。仮に実際に会わなければならない状況になっても、絶対に単独行動はしないことが大切である。また携帯電話利用に関するルールを各家庭内で決めることが大切であり、これにはもしルールが守られなかった場合の約束事も含めて決めておくとよい。安心安全に携帯電話を使うためには、このようなルール作りが身を守ってくれる場合もあると覚えておきたい。



相談内容(2012年10月・青少年女子)
ネットで知り合った人とアドレスを交換して写真を送ってしまった。すると、住所の特定ができたから住所や電話番号をネットにさらすと言われた。すごく怖い。確実にわかるような言い方をされた。メールアドレスで住所の特定などできるのか。アドレスはすぐ変えた。

回答
住所などの個人情報は電話会社が法律にしたがって管理しているため、一般の人がメールアドレスから住所を調べることはできない。万が一住所や電話番号がネットに載せられたとしても対処法があるので、今は必要以上に心配しなくても大丈夫。デジタルカメラで位置情報をオンにした状態で撮影した写真には、撮った場所の情報が記憶される場合があり、撮影場所を特定することはある程度可能である。今後は、知らない人に安易に写真を送らないこと。

考察
知らない人に写真を送信してしまったことへの後悔と不安が伺える。インターネットの向こう側にいる相手は、身近な友達とは違うということを意識して、メールアドレスや写真の交換を安易に行うべきではない。こうしたトラブルも、フィルタリングを利用していれば防げた可能性がある。また、インターネットや携帯電話の正しい知識があれば、必要以上に不安を感じることもない。正しい知識を身につけて安心・安全な使い方ができるまでは、フィルタリングを利用しながら、保護者が見守る範囲で利用するのが望ましい。



相談内容(2012年9月・青少年女子)
以前、ネットで収集した他人の写真を掲示板に貼ってしまったことがある。チェーンメールの内容をコピーして知り合いにメールで送ったこともある。こうした悪用について、誰か法律に詳しい人に相談しようと思い、スマートフォンの無料チャットアプリを使って相談できる人を募集した。そのときに知り合った男性と仲良くなったが、相談内容をばらす、通報すると言われ、IPアドレスを調べてもらうなど脅された。

回答
写真を貼ったこと、チェーンメールを送ったことは良くないことだと反省を促した。これ以上怖い思いをしないように、相手からのメッセージを受け取らない対処を勧めると、掲示板は退会しており、相手から連絡できないので大丈夫とのこと。IPアドレスから個人を調べられてしまうことについても心配ないと伝えた。IPアドレスと個人を結びつける情報を一般の人が調べることはできず、調べられる立場の人が漏らしたら犯罪だと説明。

考察
無料で音声通話ができたり、電話会社が違ってもメッセージが送れることから、スマートフォンでチャットアプリを使う人が急増している。便利な反面、プライバシーの設定等では十分に注意を払う必要がある。オンラインで知り合った友達がすべて怪しい人物であるとは限らないが、相手の言動には常に注意を払い、少しでも不安が生まれた場合には、すぐに周囲の大人の人に相談するなどしてトラブルを回避してほしい。



相談内容(2012年3月・保護者・青少年女子)
娘がネットで知り合った女の子と2人で会う約束をしており、やめさせたいと思う。相手とは、あるサイトに「お友だちになりましょう」と電話番号が書かれているのを見つけてやりとりがはじまった。電話と携帯メールをしており、声も写真もの女の子だったと言う。あぶないからやめてくれと娘に言っても「うるさい。大丈夫。」と言う。

回答
子供には「ネットで知り合った人と会わない」ようにしてほしい。会うとしても「保護者と一緒」に会うことをすすめる。電話で話しているのなら同世代の女子とわかるかもしれないが、自身で大丈夫と思っていても、同世代である保証も、友達になることが目的である保証もない、ネットでの出会いは必ずリスクが伴う。

考察
ネットで知り合った相手にどれだけ信頼を寄せていたとしても、未成年のうちは、本人同士だけで会うべきではない。未成年者が初対面の人と会うこと、初めての場所へ行くことの危険性を家族で認識していることが望ましい。危険を予測し、回避できる年齢に達するまでは、ネット上だけの交流にとどめる。保護者は、このことを保護者の義務として認識しておく必要がある。



相談内容(2012年2月・青少年・女子)
コミュニティサイトで知り合った成人男性と、メールや電話でやり取りしたあと、実際に会った。その場にはほかにも男性がいて、その男性たちと性的な行為をしてしまった。自分の責任なので反省しており、親にも知られたくないが、相手に対してはモヤモヤした気持ちが残っている。その後、相手とはメールや電話が繋がらない。コミュニティサイト内の掲示板を見ると、その男性から同じような被害に遭った子がほかにもいることがわかった。自分はもう二度としないが、被害にあっている他の子のために何とかしたい。

回答
お話の状況から、警察に被害届を出すこともでき、その場合は保護者にもお話が伝わる点を話した。また、被害届を出すことにより相手が逆上する可能性についても伝えた。ただし相談するだけであれば保護者に知られることはなく、リスクもない。これからの対処方法もアドバイスしてくれるので、まずは近所の警察に出向き、お話を聞いてもらうとよいと話した。男性がコミュニティサイトで交際相手を求めるような行為をしているのであれば、規約違反でサイト運営者に通報することもできると伝えた。

考察
ネット上で知り合った相手と実際に会うことの危険性を改めて実感した事例。一部のコミュニティサイトなど、フィルタリングを利用していても遮断されないサイトがきっかけで青少年がトラブルに巻き込まれてしまうのは残念なことである。こうした被害に遭わないためには、自分のことを青少年だと知って近づいてくる異性に対して警戒心を持つことが一番の予防策であろう。ネットに慣れ、大人以上に機器を使いこなせていても、社会での経験不足のために悪意を持った大人によって被害に遭う可能性がある点を、青少年にしっかり指導していく必要がある。



相談内容(2012年1月・青少年・女子)
SNSで知り合った人に、メールアドレスを教えてしまった。相手は私に出会い系サイトへの登録を勧め、その際、18歳以上のところだが大丈夫と言われ、サイトに登録してしまった。パソコンから相手のことを調べると、他の人も私と同じように誘導されたらしいことが書かれていた。すでにメールアドレスは変えた。サイトからの退会にはまだ時間がかかるのだが、どうしたら良いか。

回答
相手にメールアドレスは教えてしまったものの、個人情報は教えていなかったので、良かった点を話した。すでにアドレスを変更しているので、今後はそのサイトからの連絡を待つ必要もなく、無視して良いと助言した。SNSに関しては、相手が自分から退会しているようなので、今後の接触はないことを確認した。相談者は安心した様子だった。今後も何かあればこちらに連絡をくれるようにと伝えた。

考察
インターネット上で知り合った相手にメールアドレスを教えるトラブルが非常に目立つ。人を信じることは非常に大切なことではあるが、今回の事例のように、インターネット上で、会ったこともない相手に安易に個人情報を教えてしまうことは危険であるという認識を、日頃から家庭を始め、学校などでの教育や啓発活動での取り組みの中で、しっかりと指導するべきことであり、その重要性を改めて考えさせられる事例である。



相談内容(2011年12月・青少年・男子)
SNSで知り合い、毎日メールのやりとりをするぐらい仲が良くなった相手に住所を教えてしまった。その後、メディア等で個人情報を教えたことでトラブルに遭った事例を見聞きし怖くなって、その友人には教えた住所がでたらめだと言ってしまった。以来、やりとりはしていないものの、互いに足跡をつけて覗いているので不安である。

回答
個人情報を安易に教えたことに関して反省している様子が伺えた。現在まで、メール・無言電話・中傷的な書き込みなどはないことと、時間的な経過を考えると、現時点では心配する必要はないと助言した。今後、何かあったら連絡をくれるよう伝えた。

考察
インターネット上の交際を、あたかも顔見知りの友人のように安易に考える行為が問題視される事例である。確かに、ネット上のやりとりがすべて悪い訳ではないが、利用規約をもとにしたコミュニティーサイトの正しい利用方法を知らない中で始める危険性については再考しなければならないと考えられる。今回の事例では、最悪の事態に発展はしなかったものの、結果的には他者と自分自身を傷つけると言った精神的なダメージが生ずることも重ねて理解しなくてはならない。



相談内容(2011年11月・保護者・青少年女子)
娘がスマートフォンで男性とやり取りをしていたことがわかり、危険と思いスマートフォンを取り上げた。相手には学校や住んでいる地域の情報や写真を送っていた。今のところ具体的にトラブルの兆候があるわけではない。娘も特に怖がったりはしていない。毅然としていれば大丈夫と話し合った。しかし、今後トラブルに発展しないために何か予防策があれば教えてほしい。やり取りはやめたほうがよいか?それとも相手を刺激しないように少しずつ離れて行くのがよいか?

回答
写真を送ったことで今後、勝手にコピーされ、ネットに載せられるといった可能性は考えられる。今後は知らない相手に写真を送らないように話してほしいと伝えた。現時点でトラブルが起きていなければ、やり取りを否定する必要はないが、今後の安心のため、相手とのやり取りを続けるよりは早めに絶っておくと安全だと話した。危険を感じたらすぐに警察に相談するとよい。

考察
携帯やネットのトラブルに対する根本的な解決策が何処にあるかということは常々忘れてはならない。親子でルールやマナーの知識を共有し、してはいけないことを話し合っておく必要がある。スマートフォンを取り上げたことについては、子供を守ろうとしての対応だと受け止められるが、保護者自身が危険に対する認識を深めることで、より根本的で冷静な対処ができるだろう。



相談内容(2011年10月・保護者・青少年女子)
娘がネットで知り合った人とメル友になり、相手に言われるままに自分の顔写真を送ってしまった。相手が言うには、同性・同年代とのこと。写真も送られてきており、確かに女の子だった。しかし本当のことはわからない。送った写真は削除するように頼んだが、悪用されたらどうしようかと不安でいっぱいである。直接会って話をしたほうがよいのだろうか?

回答
ネットで知り合った人に安易に写真を送ってしまうことの危険性を話した。送った写真に関してはどうにもならないので、今後は安易に送らないように注意をすること、万一ネットに掲載されたのを見つけたら、削除依頼で対処してほしい。相手は同性・同年代だと言っていても、実際には別人になりすましていることもあるので、実際に会う場合は、保護者も同伴するのが安全である。「こたエール」のHP上の「こども関連記事」に、青少年が実際にネットでどのようなトラブルにあっているのか事例が出ているので参考にしてほしい。

考察
ネットで知り合った相手に自分の写真を送り、後から怖くなったという相談が増えている。特に青少年は、携帯電話に慣れてきた時期に保護者の知らないところで、異性・同性を問わず身近にいる人と同じ感覚で自分の情報を相手に教えてしまうケースが見られる。今回の相談はまだ後悔や不安の段階であって、現実のトラブルには発展していないが、ネットの正しい使い方や、ネットに潜む危険性について親子で学べる機会になるとよい。



相談内容(2011年9月・保護者・青少年女子)
娘が男の人とメールをしているのを発見してしまった。相手のメールアドレスは友達から教えてもらったと思われる。1日に何通もやりとりをしているようで心配である。娘と話してみるつもりなので、メールに関しての怖いこと(事例)について教えてほしい。

回答
なりすましによるトラブルや、実際に相手と会ってしまったことで事件に発展した例を話した。この機会に、お子さんと携帯電話の利用ルールについてお話されると良いと伝えた。参考情報としてインターネットにおけるルールとマナー検定を案内した。

考察
青少年の携帯電話での交際に関しては、保護者が偶然発見することでトラブルに巻き込まれずに済んだケースが見受けられる。その時点でできる対策をとることも重要だが、それ以前に、インターネットにおけるルール&マナーを理解させる教育も重要である。日ごろから携帯電話やネットの危険性を意識して利用することで安心・安全に繋がる。さらに、家庭内での教育、指導においては、良好な親子関係を築いていることも大事である。



相談内容(2011年8月・保護者・青少年女子)
娘の同級生の男子が、SNSサイトに勝手に娘のIDを作ってしまった。相手に悪意はなく一緒に遊びたかったようである。相手は娘に好意を持っておりメールで告白もしてくる。IDはすぐに削除したが、この先何をすればよいか?相手の保護者に注意したほうがよいか?

回答
他人のIDを勝手に作成したり迷惑なメールを送ったりするのはいけない行為だということを、相手にわかってもらう必要がある。相手の保護者や学校にも状況を話して指導をしてもらうのがよいと助言した。IDをすぐに削除したのであれば心配はないが、今後も同じように勝手に登録・悪用されないよう、アドレス変更、受信拒否の対策をするなど検討も必要であると助言。

考察
インターネットの利用ルールを知らないまま携帯電話を持つことで、本人は悪いことをしたという自覚がなくても相手を傷つけたり、違法な行為をしてしまう可能性がある。子供を被害者にも加害者にもさせないために、携帯電話を持たせる前の段階での教育・指導が重要だと実感した。



相談内容(2011年7月・保護者・青少年女子)
娘がネットで知り合った男性とメールで交際をしている。まだ会ってはいないようだが、保護者としては危ないから交際をやめてほしいと説得したが、別れられないという。相手から送られてきた写真も見たが、やはり危ないと思う。一刻も早く別れさせたいが、どうしたらよいか?

回答
ネットで知り合った人との交流については、異性、同性問わず十分に注意が必要である。ネットは簡単に自分を詐称することができ、それを見極めることはとても難しい。娘さんには、ネットでの出会いの危険性を認識できるようによくお話してほしいと伝えた。写真などを安易に渡すのも控えたほうがよい。しかしネットで知り合ったというだけで交際を否定するのではなく、別れさせたい理由が何であるのか、保護者自身も冷静に考えて娘さんにきちんと伝えてほしい。他人を理解できるという、男女交際の良いところを尊重し、親子で日常生活の中で自然に話題にできるのが望ましい。直接会う場合は、保護者も同伴してしっかり相手を見極められるとよい。

考察
友人の紹介やネットがきっかけ等、男女が知り合う方法は様々である。どんな方法であれ、異性に近づく我が子を見る保護者の気持ちは複雑であり、心配が尽きない。子供との情報共有に努めるのは保護者として常に必要なことである。実際に子供が相手に会うとなっても、決して一人で会わせない態度を親は示す必要がある。現実に起こりうる危険に子供の目が向くように、あるいは危険を察知できるように注意を払うことは、人生の先輩として歩んできた保護者こそが、しっかりと示すべきだという事例である。



相談内容(2011年6月・保護者・青少年女子)
子供に内緒で携帯電話のメールを読み、知らない人と性的な大量のメールのやり取りをしていることが分かった。携帯電話の使用時間も長く、夜遅くまでメールをしている。どうしたらよいか?子供に携帯を見たとは言えないので電話会社にも相談したら、通信履歴を確認して知ったと言ったらよいとアドバイスされた。

回答
携帯電話を子供に持たせる時に、最初にルールを決めなかったことが今の状態を引き起こしている。携帯電話を使用する上での危険性、インターネットの危険性、どんなによさそうな人でも、文字だけでは分からないこと、知らない人と直接連絡をとることの危険性を話し合い、これからの利用ルールを決めるとよい。家族でしっかり話し合い、ルールを決めて、ルールを守れないようなら契約を変更するなどルールを2重にすると良い。

考察
携帯メールを見たとは言えない保護者の悩みがよくわかる。子供には通信履歴サービスを見て知ったと伝えればよいとの携帯電話会社からのアドバイス、そして「こたエール」でルール作りのアドバイスへつながる。保護者・携帯電話会社・こたエールで連携プレーができた事例である。



相談内容(2011年5月・青少年・女子)
サイトで出会った人に、メールで自分の写真を送ってしまった。会うのを断ると、写真を学校関係者などに見せると脅された。メールアドレスから住所が分かるとか、写真で学校が分かると言われて、怖い。

回答
メールアドレスから個人情報が知られることはないので、「個人が特定されることは絶対にない」と確信を持って、相手からの要求を無視してほしい。要求がしつこく続くようであれば、メールアドレスを変更し、相手の方とのやり取りを一切止めることを勧める。脅しの内容によっては警察への届け出も考えた方がよい。どこの誰かわからない人に、自分自身だとわかる画像を送ることで、さまざまなトラブルに発展する可能性があるので、ネットで知り合った相手に気軽に写真を送ったりしてはいけない。

考察
ネットで知り合った相手との交際では、顔が見えない相手の人格が後でわかり、怖い思いをしているという相談が寄せられる。相手に自分のことを知られたという心配や不安に対しては、物理的に対策できることに確実に手を尽くすこと、そして、脅されても相手の要求には答えず、まわりの大人に相談することが必要である。



※ ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
    同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。