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料金関係
 
事例
 
相談内容(2018年4月・保護者・青少年男子)
子供が知らない間に保護者のタブレットでゲームの課金をしていたことがわかった。クレジットカード会社から何回も課金があったのでストップしたとの連絡があって発覚した。子供は課金の意味がわからず、強いキャラクターを入手したかっただけのようだ。クレジットカード情報やパスワードの入力を省略する設定にしていたのかもしれない。料金の支払いをしなければならないのか。

回答
お金がかかることを知らずに子供が課金をしてしまったのならば、未成年者の契約取消しの対象となり得る。ただし、保護者のカード管理責任やゲームの利用状況などから判断され、必ず契約を取り消せるわけではない。これから運営会社やクレジットカード会社へ問い合わせることになるが、手続き方法の参考に、同様の事例に多く対応している消費生活センターに相談することを勧める。

考察
子供がクレジットカード決済で課金をしてしまうトラブルでは、スマートフォンやタブレットのブラウザに、クレジットカード情報やパスワードが保存されていたために、自動的に入力されてしまったケースも多く見られる。特に低年齢の子供の場合は、最初は無料のゲームを楽しんでいたとしても、意図せずアプリ内課金へと進んでしまう可能性もある。子供が利用する端末には機能制限を設定したり、セキュリティやプライバシーにかかわる入力情報を保存しないなどの対策を施しておくと良いだろう。



相談内容(2018年2月・保護者・青少年女子)
子供がスマホで課金をしていた。携帯電話会社からの請求で判明した。利用したのは2つのアプリ。フィルタリングを利用しているが、その2つのアプリの利用は認めていた。しかし課金は許可しないように設定したはずである。子供は課金について認めたが、自然に課金できてしまい疑問を持たなかったとのこと。課金の操作をしようとしても、キャリア決済の画面にたどり着くまでにパスワードを入力する必要があるが、子供に確認すると、パスワードは聞かれなかったとのこと。このようなことが起こるのか。支払いは拒否できないのか。

回答
パスワードの入力なしでは一般に考えれば決済までは到達しないと思われるので、スマホに一度入力したパスワードが保存されていた可能性もある。未成年者であり保護者が同意をしていない買い物であることから、支払い義務については、民法では未成年者契約の取り消しという措置がある。その措置が適用されるためには、いくつかの条件があり、たとえば、親の承諾を得ていないことや、契約時に年齢などの虚偽がないことや、保護者の管理状況などで判断されるだろう。利用したアイテムの提供元や決済会社との交渉次第になると思われる。交渉に当たっては消費生活センターへ相談して支援を得ることを勧める。

考察
なぜ課金ができてしまったのかは、今後のために検証が必要だが、機械的に制御しても、子供自身で解除ができる場合もあれば、機械に記憶されている場合もある。このため、機械に頼る対策だけでなく、今後のためにもインターネットの利用についてルールを決め、インターネットで提供されているサービスには利用料金が必要なサービスもたくさんあること、画面上の記載をよく読むこと、新しいサービスを利用する際には保護者の同意を必ず得ることなど、子供自身に利用に関する自覚を持たせることも必要だろう。



相談内容(2017年11月・保護者・青少年女子)
子供がゲームで課金をしていた。クレジットカードの利用明細はインターネット上で確認するようになっており、引き落とし予定を確認すると数十万円もあった。子供に確認すると、課金をしていることを告白した。どうにかならないだろうか。

回答
未成年者契約の取り消しという措置がある。ただしすべての契約が取り消しになるのではなく、クレジットカードの管理など保護者の責務が問われるかもしれない。ケースバイケースなので、クレジットカードの明細、何のゲームでどこの運営会社かなどを調べて、消費生活センターへ相談することを勧める。ゲーム運営会社によっては、青少年の使い過ぎを防ぐため、上限の金額を決めている。その場合は青少年が利用していることがゲーム運営会社に伝わっていないといけないので、利用年齢の設定によっては、上限を超えてしまうこともあり得る。ゲーム運営会社との交渉についても消費生活センターに相談すると良い。

考察
オンラインゲームの課金には、クレジットカード番号やパスワードの入力が必要だが、入力さえできてしまえば、子供だけでも高額の課金ができてしまう。この点は保護者が十分な知識を身につけておいてほしい。子供が利用する端末にはクレジットカード番号や有料サービスへのパスワードを保存しないこと、課金が生じたときの通知は保護者のメールアドレス宛てに届くように設定するなど、トラブル防止の対策はたくさんある。そして何より大事なことは、子供がインターネットをどのように利用しているのかを親子でコミュニケーションをとりながら把握し、見守ることだろう。



相談内容(2017年8月・保護者・青少年女子)
娘がスマホのオンラインゲームで課金していたことが、クレジットカード会社からのいくつかの請求で発覚した。利用明細書には高額の課金があり、クレジットカード会社から確認の連絡もあった。娘に聞くと、保護者や家族のクレジットカード番号を勝手に使った事実を話してくれた。ロックをかけていない家族のスマホを勝手に使っていたようだ。

回答
未成年者が保護者の同意を得ずに有料サービスを利用した場合には、契約を取り消すこともできる。ただし、保護者のカード管理責任やゲームの利用状況などから判断され、必ず契約を取り消せるわけではない。具体的な対応について、消費生活センターに相談することを勧める。クレジットカード会社へも状況をお話しした方が良い。今後のために、課金に関する家庭の約束事を定めると良いだろう。家族については、スマホにロックをかけること、暗証番号は時々変える、生年月日のような推測されやすい番号にしないことを注意してほしい。

考察
保護者の知らないところで子供がクレジットカード決済で課金をしてしまうトラブルは、高額であることも多くダメージが大きい。インターネット上ではカードそのものを提示するわけではなく、カード番号と暗証番号の組み合わせで決済ができてしまう。子供が勝手に課金したことを証明するのも難しい。このような特徴を、保護者はしっかりと理解しておく必要がある。子供がオンラインゲームを利用している家庭では、無料ゲームであっても、課金の仕組みや料金体系について親子で確認し、使い方についても十分に話し合い、約束事を定めることが不可欠だろう。年齢を登録する場合は、必ず子供の実年齢を登録するなど、利用規約を守ることも徹底してほしい。



相談内容(2017年1月・保護者・青少年男子)
息子が家族の携帯電話を無断で使ったらしく、その携帯電話にパケット通信料金超過のメールが届いた。驚いて調べてみたら、息子が携帯電話でテレビを視聴したことが分かった。携帯電話は通話のみの契約であり、パケット通信料定額制の契約ではない。どうしたら良いだろうか。料金を支払わなければいけないのか。

回答
携帯電話のテレビを試聴していることから、何らかのサイトを開いたりデータ放送を利用した結果、パケット通信料金が発生したのかもしれない。早急に携帯電話会社へ相談に行くことを勧める。未成年者契約の取り消しが適用されるかどうかについて相談すると良いだろう。家族の携帯電話の管理状況を確認し、パケット通信料金が発生する仕組みなども家庭で話し合ってほしい。

考察
民法では「未成年者が法定代理人の同意を得ないでした法律行為は、取り消すことができる」としている。今回、その適用に関する可否について、居住地の消費生活センターに相談することも可能だろう。未成年者契約でも、その状況によっては取り消せない場合があることも理解しておく必要があるだろう。またトラブル再発に向けて、子供自身がインターネットを利用する際に、何が有料で何が無料かを、保護者と一緒に予め確認しておくことも重要である。そして基本的なマナーだが、自分の持ち物ではない物を利用する時には、その持ち主から必ず承諾を得ることも忘れてはならない。



相談内容(2016年12月・保護者・青少年女子)
音楽プレーヤーを利用し、親の知らないうちに多数の音楽ダウンロードを行い高額な料金が発生していることが分かった。音楽ダウンロードに使ったIDは、保護者が数年前に取得し、クレジットカード情報を登録する必要があり入力したものだった。無料ゲームのゲーム内課金は出来ないように設定していたが、保護者がプリペイドカードに入金してアプリのスタンプを購入したときの手順やパスワードを娘が隣で見ていて、覚えていたらしい。娘が勝手にプリペイドカードに入金したようだった。

回答
最寄の消費者生活センターへの相談を勧める。音楽の提供元、クレジットカード会社との交渉次第だが、未成年者が法定代理人である親の同意がないままに音楽ダウンロードやゲーム課金等の利用契約を行った場合、民法の観点から原則として契約を取り消すことができる可能性はあるだろう。ただし保護者のカード管理責任なども判断され、必ず契約を取り消せるわけではない。今後は同様のトラブルを起こさないように、親子で使い方のルールを話し合ってほしい。

考察
保護者名義のクレジットカードを知らないうちに子供が使って課金してしまったトラブルである。音楽プレーヤーであっても、本格的にインターネットに接続でき、有料の音楽をダウンロードすれば料金が発生することを保護者も認識しておく必要がある。子供がインターネット上でどのようなサービスを利用しているのか、それが有料なのか無料なのか、有料ならば課金が発生する時点はどこなのか等を、保護者は子供と一緒に確認し、管理する必要があるだろう。



相談内容(2016年11月・保護者・青少年男子)
クレジットカード会社から、「最近、ゲームのアイテムをたくさん購入したか」との問い合わせがあった。詳しく内容を聞くと、クレジットカードでゲーム会社から高額な料金請求があるとのこと。利用明細を調べると、確かに購入履歴が残っていた。息子が使っているスマートフォンも確認し、高額なアイテムを何回も購入した形跡があった。

回答
未成年者が法定代理人である親の同意を得ていなければ、原則として、契約を取り消すことができる。しかし、クレジットカードの管理に保護者としての落ち度がなかったか、子供が自分の年齢を偽って購入したかどうか等、いろいろな状況を判断する必要があり、支払わなければいけない場合もある。具体的な対応を支援していただくために、消費生活センターに相談することを勧める。

考察
この事例ではクレジットカード会社からの問い合わせが発覚のきっかけになったが、一般的に高額な請求がきた場合には、それがゲーム利用料金なのか、通信料なのかを明確にするために利用明細を取り寄せて確認する必要があるだろう。保護者自身も日常生活でクレジットカードの管理を見直したり、子供が利用したゲームの内容を、子供と一緒に再確認する必要があるだろう。あわせてゲーム利用に関するルールで、何が守られているのか、何が守られていないのかをチェックしてから、ルールの再設定を行うことで再発防止を考えてほしい。



相談内容(2016年10月・保護者・青少年男子)
携帯電話会社から、利用料金が高額になっているとのお知らせがあり、子供がアプリのゲームで課金をしていたことが分かった。子供には親のスマートフォンを貸し、ゲームで遊ぶのを許していたが、無料ゲームだと思っていた。アプリの公式マーケットから届くお知らせメールはブロックしていたので課金に気が付かなかった。お金は支払わなくてはいけないのか。

回答
法的には法定代理人である保護者が同意しない未成年者の契約は取り消しできる可能性があるが、実際に取り消せるかどうかはケースバイケースである。たとえば、課金のためにはパスワード入力が求められるので、パスワード管理がどうだったか、ゲームに年齢制限がなかったか、お子さんは自分自身の年齢でゲームの利用登録をしていたのかなどにより判断される。お子さんに何というゲームでどのような遊び方をしていたのか、課金はどのようにして行ったのかなどの話を聞くことを勧める。取り消しについては、消費生活センターが支援してくださるので、近くのセンターへ相談すると良いだろう。

考察
保護者が同意せずに未成年者によって行われた契約は取り消しの対象になり得るが、すべてのケースが救済されるとは限らない。子供の利用であっても、支払い義務が発生する可能性があることを保護者はしっかり認識し、課金に対する知識とルールを親子で話し合っておくことが大事だろう。また、保護者のスマートフォンであっても、この事例のように日頃から子供に貸して使わせている場合は、子供の年齢にふさわしいフィルタリングや機能制限を施しておくことが望ましい。



相談内容(2016年9月・保護者・青少年女子)
携帯電話会社の請求書が高額だったので利用明細を調べてもらったところ、日付と利用金額の明細書が出てきた。娘に明細書を見せたところ、スマートフォンで遊んだゲーム内で課金をしたようだ。ゲームでお金を使った記憶はあったが、正確に何にいくら使ったのかは覚えていないようだった。クレジットカード決済により、すでに一部は引き落とされてしまった。

回答
利用明細に書かれた日付と金額をもとに、改めて娘さんと一緒に、どのゲームにいくら使ったのかを時系列で思い出し、記録してほしい。ゲーム内課金があることを娘さん自身がしっかりと意識する必要があるだろう。未成年であることから、法定代理人である親の同意がない場合、民法では原則として未成年者の契約を取り消すことができる。ただし保護者によるクレジットカードの管理状況にもよるので、消費生活センターへ相談することを勧める。

考察
保護者の知らない間に子供が決済を行ってしまった事例である。オンラインゲームで遊ぶ時には、何が無料で何が有料かを子供自身が意識する必要があるだろう。スマートフォンの設定によっては、一度クレジットカード情報を入力して決済を行うと、その後は決済ごとに入力をしなくても購入できてしまうことも考えられる。その危険性を保護者が理解し、子供とコミュニケーションを取りながらゲームの利用情報を把握しておく努力が必要だろう。



相談内容(2016年8月・保護者・青少年女子)
子供に保護者のスマートフォンをたびたび貸して、無料ゲームで遊ぶことを許可していた。課金をしない約束をしており、子供を信用していたが、購入を知らせるメールが何通も届き、高額の課金をしていることがわかった。課金のためのIDとパスワードを子供が覚えていたらしく、我慢できずに勝手に入力してしまったようだ。このような場合は支払わないといけないのだろうか。

回答
民法により、保護者が同意せずに未成年者によって行われた契約は取り消しの対象になり得るが、オンラインゲームの場合はそれを証明するのが難しく、適用されないケースもある。保護者のスマートフォンを使っていたのであれば、未成年者であっても親の年齢で利用したと判断される可能性もあり得るだろう。利用してしまった背景はケースバイケースなので、消費生活センターに相談することを勧める。

考察
無料のゲームには、ゲームを続けるうちに次第に無料の範囲を超えて有料アイテムが欲しくなるような誘惑が仕掛けられているものも多い。一度課金をしてしまうと、大人であっても自制か効かずに使い過ぎに陥りやすいので注意が必要である。子供がスマートフォンでゲームを利用する場合は、親子でのルール決めに加え、機械的な対策として、子供が利用できる機能に制限を設ける 「ペアレンタルコントロール」の設定をし、パスワードの管理も徹底しておくことが最低限必要だろう。



相談内容(2015年6月・保護者・青少年男子)
携帯電話を子供が利用している。メールと電話が目的であり、インターネットには繋がらない設定である。料金は、子供のメールアドレス宛てに届くので、毎月チェックをしていたが、今回、設定以上の料金というメールが届き、高額なパケット料金が発生していることが分かった。すぐに携帯電話ショップに行くと、保護者が知らない間にインターネットが使える設定に変更されていた。どうしたら良いか。

回答
パケット定額制に加入していない契約者が高額なパケット代を請求されたという例は他にもある。パケットの使い過ぎによる高額請求の救済策も用意されているが、その条件は会社によっても違いがあるので、ショップへ行き、どのような条件で、救済がされるのかの交渉をする必要があり、大事な内容は紙に書いてもらうことを勧める。今回のような例を「パケ死」と呼ぶので、インターネットで検索すると参考になる事例が見つかるかもしれない。

考察
保護者が知らない間に設定変更がなされ、高額なパケット通信料金が発生してしまったトラブルである。携帯電話会社が提供するパケット通信サービスは、送受信するデータの量に応じて料金が発生する。短時間の利用であっても、動画サイトを閲覧したり、ゲームをダウンロードしたりすることで、思いがけず高額な請求を受けてしまうため注意が必要である。携帯電話会社による救済措置が用意されているが、保護者としては、料金に関わる設定に関しては、操作方法や権限を正しく理解した上で、パスワード保護などの対策をしておくことが大事だろう。携帯電話機にどんな機能が搭載され、どのような仕組みで動作するものなのか親子で理解し、話し合うことも不可欠である。



相談内容(2015年3月・保護者・青少年男子)
息子に保護者のスマートフォンを貸し、無料ゲームをダウンロードするためにパスワードを入れた。その後、数日間で有料アイテムを購入したらしい。クレジットカード会社から問い合わせがあったが、その時点では息子が使ったとは思わず、使っていないと答えた。しかしその後、スマートフォンをチェックすると、購入履歴があることが分かった。クレジットカード払いのメール告知は確かに届いていたが気付かず、対応に悩む。どこに、どのような相談ができるのかを知りたい。

回答
ゲームの利用契約に同意して申し込みをしたのは未成年者であり、法定代理人である保護者の同意がなければ民法の観点から原則として契約を取り消すことができる。ただし、パスワードを入れたこと、その後の管理に関して保護者の責任も免れないかもしれない。消費生活センターや法律専門機関に相談することを勧める。

考察
無料で遊べるオンラインゲームであっても、有料のアイテムを購入することでゲームが大きく広がり、子供達がより熱中する場合がある。保護者が一度クレジットカード番号を入力すると、その後は継続的にアイテム等を購入できる場合もあるので、保護者の責任として子供が何というゲームサイトで、どのように遊んでいるのか注意を払う必要があるだろう。またゲームがどこまでが無料で、料金が発生するのはどこからかを、子供と一緒に保護者も確認しておくべきだろう。



相談内容(2014年12月・保護者・青少年女子)
子供の携帯電話の料金について、電話会社から郵送で通知が届いたのだが、高額の使用料金が発生しておりびっくりしている。携帯電話は、元々は自分が使っていたのだが、数カ月前から子供専用に使わせることにしたものである。自分がその携帯電話を使っていたときは電話とメールしか利用していなかった。通知によると、使用料金はメールとゲームのようだ。

回答
ゲームの料金やパケット通信料が発生している可能性がある。お子さんがどんなサイトでどのような操作をしたのか、丁寧にお話を聞き、正確な情報を確認することを勧める。電話会社にも明細について問い合わせをして、何の料金なのか説明を受けることを勧める。必要に応じて料金の相談をすることになるだろう。場合によってはゲーム会社、クレジットカード会社も相談先になるかもしれないが、詳しくは、消費生活センターに問い合わせをすると良い。

考察
携帯電話でゲームをダウンロードすると、有料ゲームならばアイテム料金などが発生し、さらに通信費用としてパケット通信料がかかる。パケット通信料は、やり取りするデータの量に応じて料金が発生するため、パケット定額制の契約でない場合は注意が必要である。今回の事例のように、保護者が利用していた携帯電話を子供専用に利用させる場合には、いったん契約内容の見直しを行い、フィルタリングサービスへの加入など、子供の年齢や使用目的に沿った契約内容であるか検討する必要があるだろう。



相談内容(2014年7月・保護者・青少年男子)
子供がスマートフォンでゲームにはまり、いつのまにか有料アイテムを購入し、クレジットカード会社からの1カ月の請求額が100万円を超えている。カード会社から連絡があり、金額を知らされて驚いた。以前、本を購入するためにクレジットカード番号を教えたことがあるが、入力したカード番号がずっと有効になっていたので、ゲームアイテムを購入できる状態になっていたようだ。

回答
相談者は、クレジットカード決済ができることは知っていたが、それを回避する設定を知らなかったようだった。今後のためにも、ゲームサイトにログインしたままではなく、毎回IDとパスワードを入れ、購入時にも都度、パスワードを入力するようにしたい。子供が正しい年齢でゲームを利用しているかを確認しておくと良い。未成年者の契約破棄を主張して取り消すことができるかどうかについては、近くの消費生活センターに相談することを勧める。

考察
青少年がオンラインゲームで高額になるまで有料アイテムを購入してしまうトラブルは、保護者の知らない間に起こり、クレジットカードの請求を見て初めて知るケースが多い。「未成年者契約の取消し」を主張できる場合もあるが、利用の経緯によっては認められない場合もある。クレジットカード番号を保護者が子供に知らせていたなど、保護者の管理責任が問われるケースも多い。このような事態を避けるためには、物理的な対策としては、フィルタリングの利用、携帯電話の暗証番号やクレジットカード番号を教えないなどが有効だろう。日頃から、子供がインターネットでどんなコンテンツを利用しているのかに関心を寄せ、把握しておくことも大切である。



相談内容(2014年6月・保護者・青少年男子)
子供が親のスマホを使ってオンラインゲームで遊んでいて、知らないうちにアイテムを購入してしまったようで、1カ月のクレジットカード会社の請求額が数万円に達していた。有料アイテムの購入は、一度だけ母親がしたことがあり、クレジットカード番号を入力していたので、ずっと使える状態になっていた。このような場合どうしたら良いか。

回答
相談者は、クレジットカード決済ができることは知っていたが、それを回避する設定を知らなかったようだった。今後のためにも、ゲームサイトにログインしたままではなく、毎回IDとパスワードを入れ、購入時にも都度、パスワードを入力するようにしたい。子供が正しい年齢でゲームを利用しているかを確認しておくと良い。未成年者の契約破棄を主張して取り消すことができるかどうかについては、近くの消費生活センターに相談することを勧める。

考察
子供自身も有料だと認識しないまま、高額なゲームアイテムを購入してしまったというトラブルが増えている。インターネット取引では、クレジットカード番号などの情報を知っていれば、カード本体がなくても取引ができるため、カード本体を親が管理していたとしても、思わぬ高額な請求につながってしまうことがある。スマートフォンなどの機器で、購入時の決済がどのような手続きを経て行われるのかや、パスワードの仕組みなどについて、親子でしっかり把握しておくことが大事である。



相談内容(2014年3月・保護者・青少年男子)
子供の携帯電話にはインターネットにアクセスできないようにロックをかけており、ネットにアクセスしようとしても暗証番号が必要なのでつなげない。しかし、あるアプリの機能からネットに接続できてしまったようで、パケット通信料が発生してしまい、パケット定額の契約ではないため、請求額が高額になっていた。子供自身は料金がかかると思っていなかった。しかもネットに接続するときにメッセージが何も出ない。これは払わないといけないのか?

回答
保護者が認識していなかった方法で、子供も知らずにネットにアクセスできてしまったことによる料金請求のトラブルだった。実際に利用しているので原則的には支払い義務はあると思われるが、子供が知らずに利用してしまったことや、通信料のメッセージが出なかったことについて電話会社に相談することを勧める。料金が発生したタイミングによっては、遡ってパケット定額制への契約に切り替えて料金を抑えることができるかもしれない。それでも納得いかないようならば、近くの消費生活センターへの相談を勧める。

考察
携帯電話にも、便利な機能が多数搭載され、インターネットに接続するサービスもある。保護者の知らないところで高額な料金が発生してしまうトラブルを防ぐには、携帯電話の契約内容、携帯電話機にどんな機能が搭載され、どのような仕組みで動作するものなのか親子で十分に理解し、よく話し合うことが不可欠であろう。見落としを防ぐためには、利用料金をこまめにチェックする習慣をつけることも大事である。



相談内容(2014年2月・保護者・青少年男子)
息子が携帯機器でゲームをしているのだが、オンラインストアから勝手にゲームアイテムを購入してしまい、1カ月の購入金額が数十万円に達していることがわかった。息子にも確認すると、「そんなに買ったとは思わなかった」と困惑しつつも認めた。課金できるようにしているのは親の責任であるし、クレジットカード決済のための暗証番号も管理不足だったと反省しているのだが、金額が大きくて困っている。オンラインストアには問い合わせをしたが、購入の取り消しはできないと言われた。クレジットカードは父親名義なので、父親からカード会社に連絡をとっている。

回答
保護者側にも反省すべき点はたくさんあるとは思うので、落ち着いたら今回のことを振り返り、家族でよくお話をしていただきたいが、早急に解決したい支払いについては、アイテムを提供している会社とお話をする必要がある。保護者の同意なしに子どもが勝手に契約したのであれば、未成年者の契約の破棄が適用される可能性がある。交渉の余地があるかどうか、消費生活センターでは事例をたくさん扱っていると思うので、相談することを勧めた。

考察
IDやパスワード、クレジットカード番号など、一度登録してしまえば、機械側で記憶をしておくことで利便性があがる機能もある。しかし、青少年が利用するインターネットに接続できる機器においては、そのような機能を活用することで保護者の承認なく、課金や、買い物ができるので、決済は保護者が必ず行う、決済が終わったらデータを機械側に残さないなど注意が必要だろう。



相談内容(2013年8月・保護者・青少年)
子供が使うスマートフォンはパケット定額制の契約をしている。子供が祖父所有の携帯電話もそうだと思い使っていたようで 、今月使用・来月請求の通知が来たが、その金額が高額であった。どうにか ならないか。

回答
契約している携帯電話会社や契約形態によっては、前月にさかのぼってパケット定額制を適用できるプランもあるようだ。例えば、ある電話会社は、契約回線あたり1回に限り、申込み前月から適用することができるとWebサイトに記載されている。まず利用している携帯電話会社へ問い合わせることを勧める。

考察
パケット通信料や契約形態のことを知らない子供が、いつも使っているスマートフォンと同じ感覚で使ってしまい、保護者はそのことに気づかず請求を受けて初めて知ったという事例である。インターネットに接続できる機器を子供に持たせる場合には、こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、はじめに家族で利用ルールをよく話し合っておく必要がある。利用料金は無料ではないこと、特にインターネットを使うと高額なパケット通信料金がかかる場合もあることを家族で理解しておくことが大事である。



相談内容(2012年9月・青少年男子)
携帯ゲームで遊んでいたら高額な料金請求がきた。母は消費者センターに相談している。電話で、自分で話すように言われた。払わなくてもいいようになるのか。

回答
ゲームの中には、始めるときには無料であっても、アバターやアイテムを追加購入するとお金がかかるものも多くある。有料ゲームで遊んだお金や、アイテムの購入のために使ったお金は払う必要がある。しかし、未成年者が保護者の同意を得ないで結んだ契約は無効になるケースもある。すでに消費者センターに相談をされているので、そこでの判断を尊重して、それでも納得のできない回答であったとすれば別の手段を考えると良いだろう。

考察
無料と宣伝されていても、実際にはアイテムの購入や、ゲームの進行のために有料となるサービスもある。子供がこのようなトラブルに遭わないように、保護者もサイトの利用規約を確認し、利用ルールを守って使わせるなど事前の対策が大事である。最近は青少年向けには毎月の料金に上限を定めているサービスも多くあるが、家庭でも利用料金の上限を決めておくと良いだろう。子供がクレジットカード番号を勝手に入力しないよう、クレジットカードの管理にも注意してほしい。



相談内容(2012年4月・保護者・青少年男子)
携帯電話会社から高額の利用料金についての注意のハガキが届いた。子供に聞くと、学校でチェーンメールが流行っていて、友達等に転送はしていないが、メールに書かれていたURLをクリックして繋いでしまったとのこと。これは払わなければいけないのか。

回答
電話会社からの請求であるから、利用の明細を取り寄せることを勧める。ネットの利用では、接続料とパケット料、サービス利用料があると説明。パケット定額制は未加入とのことなので、おそらくインターネットを利用している料金だろうと説明。同月内であれば、パケット定額制に後から加入すれば定額料金のみで間に合うこともあるようなので、支払い料金については携帯電話会社に問い合わせてほしいこと、このことをきっかけに、今後のネット利用についても良く話し合ってほしいこと、フィルタリングの加入も勧めた。

考察
インターネットを利用する場合には、通信時間に関係なくパケット通信料が発生することを知らないと、気がつかないまま利用料金が高額になってしまう可能性がある。携帯電話の複雑な料金体系も、こうしたトラブルの原因であろう。子供に携帯電話を持たせる際には、気付かないうちに利用しすぎるというトラブルを防ぐために、保護者が料金体系をきちんと把握し、家族で利用についてしっかり話し合うとともに、料金制限などのサービスを利用することも有効だろう。



相談内容(2012年3月・保護者・青少年男子)
息子が海外でのホームステイ中にレンタル携帯電話を利用し、主にネット代として数十万円の高額請求が来た。未成年に対してあまりに高額な請求はおかしいと交渉したところ減額された。しかしまだ納得できない。

回答
携帯電話でインターネット接続をする場合、原則として通信時間単位ではなく、パケットの数で課金される。HPの閲覧や、携帯電話からのメール送受信などを利用するとパケット通信料金が発生する。海外での通信については、「海外パケット定額制」が携帯電話事業者で提供されており、手動にて、その通信事業者を設定する必要がある場合もある。高額な請求が来ているということは、パケット定額制の契約ではなかった、あるいは、通信事業者の設定を間違えたことが考えられる。法的には支払い義務が発生すると思われるが、減額後の金額の根拠については確認が必要である。料金の支払い妥当性については、携帯電話をレンタルした際の契約書を確認し、明細も確認したうえで、弁護士等に相談するのがよい。

考察
携帯電話を海外へ持ち出す場合、子供であっても大人であっても注意が必要である。着信だけでも料金が発生する等、その使い方で忘れてはいけないことを携帯電話会社に問い合わせて、必ずチェックしておく。



相談内容(2011年6月・青少年・女子)
子供が使用している携帯電話の請求金額が、3か月で数十万円にもなっていた。Webは利用しない契約だったはずだがいつの間にか解除されWeb利用代金を請求されている。支払いの取り消しはできないのか?また、通信料のほかにコンテンツ制作会社からの請求もある。明細内訳の提示、または解約はできないのか?

回答
パケット定額制の契約でない場合、メールのやり取りや、インターネット接続で楽曲、画像、動画のダウンロードをするたびに、データ量に応じてパケット費用がかかる。携帯電話会社の請求書に通信履歴の明細があるはずなので確認し、不明な点があれば電話会社に問い合わせるとよい。 契約内容の変更についても、未成年者だけで申し込みできるのか確認することを勧めた。コンテンツ制作会社からの請求は、登録した有料のWebサイトへの月々の登録料金がかかっている可能性があり、携帯電話のホームページから所定の手続きで登録解除・退会を行う必要があることを説明。

考察
保護者が知らないうちにWeb利用制限が解除され、高額な料金を請求された例。携帯電話でのインターネット利用の仕組み、つまり、パケット料金についての理解、子供に携帯電話を持たせる際のルール作り、使用料金のこまめなチェックなど、トラブルを未然に防ぐための保護者への啓発が今後も必要である。



※ ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
    同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。