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ネット相談
削除方法
 
事例
 
相談内容(2018年5月・保護者・青少年女子)
娘が動画投稿アプリをインストールし、自分の動画を撮影して投稿していた。勝手に投稿することは認めていないので、動画とアプリを削除させた。娘自身で削除することができたのだが、その後しばらくしてから、まだ消していない動画があることがわかり、検索するとヒットする。しかし、すでに自分のアカウントとの紐付けがされておらず、消すことができなくなってしまった。どうしたら良いか。

回答
投稿した動画を削除できるのは本人か運営会社に限られ、本人が削除できない状況なので運営会社に削除依頼をすることになる。アプリのお問い合わせページから、保護者が依頼者となり、削除したい動画のURL、ユーザー名、連絡先メールアドレス、削除してほしい理由を詳しく書き、送信すると良い。しかし実際に削除されるかどうか、どのくらいの期間で対応されるのかなどは運営会社次第となる。しばらく待っても運営会社から連絡がなければ、そのときに再度、次に何をすべきかを考えることになる。

考察
動画や写真を投稿して他の利用者と共有するサービスが増えている。子供ひとりでもスマートフォンから気軽に投稿できるサービスもあるが、投稿された動画や写真は、自分の手元から離れ、運営会社のサーバー上などインターネット上のどこかに送信されて保存されていることをしっかり理解しておく必要がある。インターネット上に投稿したものは、投稿者本人であっても消すことが難しい場合もある。保護者は、子供が利用するアプリやサービスの利用規約を子供と一緒に読んだり、安全な使い方を一緒に話し合うことによってトラブルの未然防止に繋げてほしい。



相談内容(2018年4月・保護者・青少年男子)
子供の同級生の保護者がSNSをやっていて、プライベートで出かけたり集まったりしたときの写真を色々と載せている。自分たちの写真が勝手に載せられていて、載せないでとお願いしても取り合ってくれない。一緒に写っている他の保護者は、皆、写真を載せられることに抵抗がないと言っている。しかし、自分と子供は嫌で、特に子供は元気がなくてこのままでは学校に行けなくなってしまう。どうすれば消してもらえるのか。

回答
写真を消してもらうには、載せている本人にお願いするか、運営会社に報告をするかのどちらかで、友達であれば直接お話しして削除してもらうのが一番良い。インターネット上に自分の写真や個人情報を載せることが嫌な人もいれば、積極的に載せたい人もいる。削除することは難しいとしても、個人の顔の部分だけスタンプで隠すなど、工夫をすることは可能だと思うので、お互いに譲り合うようなお話し合いをすることを勧める。

考察
グループで集合写真を撮影したときに、SNSに自分だけ載せてほしくないとは言い出しにくく、悩んでしまう人も多いだろう。しかしインターネットに他人の顔写真を許可なく載せることはマナー違反であり、肖像権侵害やプライバシー侵害につながることもあるので、載せてほしくないと主張することはまったく問題ない。載せないでほしいと言われた側は、誠実に削除に応じることが正しいマナーだろう。日常生活での振る舞いと同様に、インターネット上でも相手の意向を尊重しながら譲り合う姿勢が大事である。このようなトラブルはスマートフォンやSNSの普及により、様々な場面で増えていくと思われる。守るべきモラルを大人同士が率先して示していけると良い。



相談内容(2018年3月・保護者・青少年女子)
動画投稿アプリに自分の動画を載せていたら、知らない人がそれを別の動画サイトに勝手に載せていた。消してほしくて、コメント欄で抗議したが無視されている。動画サイトの運営会社にも報告したが、返信などはない。

回答
自分が載せていた動画を勝手に載せられているならば無断転載になるが、消すことができるのは載せている人か運営会社に限られており、削除依頼で対応することになる。コメント欄での抗議は削除依頼とは受け止められていないと思われ、運営会社へ報告したことは正しい対応である。このまましばらく運営会社の対応を待つことを勧める。利用規約違反の投稿が見つかればきちんと対処されるだろう。これからの手続きのために保護者にお話して手伝ってもらうことを勧める。また、動画を見てもらいたくてアプリに載せたのだと思うが、今回のように悪用されることもあるので、載せる前にしっかり考えてほしい。

考察
動画アプリに自分の動画を載せた時点では、それが無断で転載されるとは想像もしなかったかもしれない。しかし、一度公開した動画はコピーや転載が簡単にできてしまい、そうした行為を止めることも難しい。顔がはっきりと分かるような動画は、安易に載せるべきではないだろう。運営会社への報告にあたっては、利用規約をよく読み、ルールに従って正確に対処することが大事である。



相談内容(2018年2月・保護者・青少年女子)
子供達が公園で遊んでいたときに、自称高校生に会い、動画を撮られたようだ。動画の内容は顔がはっきりとわかるものであり、本人の了承を得ているとなっているが、実際には了承した子もいれば、断った子もいる。動画サイトには権利侵害の申し立てをしている。現時点では学校名などは特定されていないが、再生回数も伸びており心配。

回答
今回の動画サイトに限らず、インターネットに掲載されている情報は、その場所を管理している人しか削除することはできず、今回の件でいえば、動画を載せた人と動画サイト側だけが削除ができる。動画サイト側への対応はしているので、このまま結果を待ってほしい。動画を載せた人へ削除依頼をすることもできると思われ、連絡先については動画サイトのプロフィール画面や動画サイト以外のSNSなどを探すことで連絡先が見つかるかもしれない。削除依頼をする際には、相手の行動に非があったとしても相手を挑発するような言葉ではなく、相手のことも配慮しながら、冷静な対応をしてほしい。

考察
動画サイトに掲載されることを嬉しく思う児童も多いと思われる。しかし、掲載された内容が意図しないものであったりする場合もあるだろう。また、顔がはっきりとわかる動画であるならば不特定多数が見られる場所に掲載されていることのリスクも考えられる。インターネットに掲載された情報の削除は簡単ではなく、永遠に消えない場合もあることから、インターネットに写真や動画が掲載された際のリスクについて家庭でよく話し合ってほしい。



相談内容(2018年1月・保護者・青少年男子)
掲示板に子供が実名で書き込みをし、削除用パスワードも忘れてしまい削除できない。掲示板サイトに削除依頼をしたが、管理人に依頼するようにという返事しか届かず対応してもらえない。どうしたら早急に削除できるのか。

回答
今回の投稿を削除できるのは、投稿者本人、または掲示板管理人、掲示板サイトを運営している会社である。書いた本人がパスワードを思い出すことができれば一番良いが、思い出せない場合は、掲示板管理人へ 削除依頼をする。管理人への連絡手段が見つからなければ、サイト運営会社へ削除依頼を出すことになる。運営会社の問い合わせフォームをよく読み、必要事項を書き込んで依頼をしてみることを勧める。利用規約についても、あらためて親子で一緒に確認してほしい。

考察
インターネットに書き込んだ情報の削除を依頼するときには、誰にどのような順番で依頼すれば良いのかを確認し、ルールに従って依頼することが重要である。正しい手順を踏むことで適切に対処される可能性が高くなる。しかし、削除の対処を待っている間にもインターネットへ書き込んだ情報は世界中に伝わり、たくさんの人に閲覧される。管理者が不在であったり、適切に管理されていない場所に書き込んでしまったら消すことも難しい。インターネットへ何かを書き込むときには、二度と消すことができないかもしれないリスクを考え、慎重な姿勢を忘れてはならない。



相談内容(2017年12月・保護者・青少年女子)
知らない人が作っているSNSアカウントに、娘の写真や個人情報が載せられている。他の女の子の写真もたくさん載せていて、この子の情報が知りたければSNSのダイレクトメッセージをくれれば教えてあげると投稿している。写真は娘が鍵付きのSNSに載せていたものだった。相手にメッセージを送ったが、削除には応じてもらえそうにない。

回答
インターネット上の情報を削除できるのは、載せた本人か運営会社に限られている。今回は本人に直接連絡をしたうえで相手が削除に応じない状況なので、運営会社へ報告をする方法がある。その前に、娘さんがまだ自身のSNSに写真を載せているならば、非公開の場所であっても削除しておく。今後のためにも、拡散してほしくない写真は載せないようにお話しすることを勧める。

考察
写真も含め自分の個人情報が無断で公開されてしまったら、そのサイトのルールに従って管理者(運営会社)宛てに削除依頼をすることが、削除に向けての一般的な対処法である。その場合、実際に削除されるかどうかの判断もサイトのルールに従って行われる点を知っておいてほしい。この事例ではSNSを鍵付きで利用していたにも関わらず、写真や個人情報が無断で転載されてしまった。非公開の場所であっても意図せず外部に流出したり、他人に収集されるリスクがあることを意識し、SNSと安全に付き合える方法を見つけてほしい。



相談内容(2017年10月・青少年女子)
学校のホームページに、部活動の功績に関して自分の名前や顔写真などが載っているので削除したい。できれば、顔写真を消してほしいが、他の生徒は載せられて嬉しいと思う人もいると思う。自分の意見で消せるのであれば消してほしい。学校側へ匿名で削除依頼をしたい。

回答
学校のホームページの担当者が内容を書き換えることができるだろう。このため学校へ連絡をするのが適切だが、匿名だと学校としても対応に困るかもしれない。名前を名乗って削除依頼ができると良い。功績であったとしても、インターネット上に自分の名前や写真が掲載されることを好ましく思わない人はいるので、堂々と主張して問題ない。功績を公表されることを喜ぶ人もいるので、少なくとも自分自身の写真とプロフィールを消してほしいとお願いをするのが良いだろう。自分の考えに自信を持って、学校と話し合いをしてほしい。

考察
青少年に人権やプライバシーを守ることの大切さを伝えるときには、悪口や誹謗中傷などが引き合いに出されがちだが、この事例のように、良い内容であったとしても、インターネット上に掲載されるのを本人が望んでいないのであれば、その権利は守られるべきだろう。名前や顔写真は個人情報であり、インターネットが普及した現在、掲載については本人の同意を得ているかどうか、十分に配慮される必要があると考えさせられた事例である。



相談内容(2017年9月・青少年女子)
SNSに自分の写真が出回っているので消したいがどうしたら良いか。消したい写真は、元々は友達が投稿したもの。友達が一緒に写っており、載せることは了承していた。その写真を第三者が保存し、非公開で投稿したらしい。その投稿のスクリーンショットをさらに別の人がSNSに載せている。

回答
一般的にインターネット上の情報を削除できるのは、投稿した本人か運営会社に限られている。載せた人が知り合いならば、直接消して欲しいとお願いするのが良いが、誰が載せているのか分からない場合は、運営会社に対処してもらうことになる。顔写真や名前などの個人情報が勝手に載せられているとしたら、違反報告をするのが良いだろう。そのためには、掲載されている場所を正確に特定する必要がある。運営会社のどのルールに違反しているのか、利用規約も読んで確認すると良いだろう。友達のSNSからも写真を削除してもらうことを勧める。友達のSNSに公開されたままでは、公開を許可している判断される可能性もあるので注意してほしい。

考察
SNS上での他人の投稿をスクリーンショットによって無断で転載する行為は、決して適切な利用法とは言えない。運営会社によっては、利用規約で禁止している場合もある。一方で、インターネットに公開した情報は、誰でも閲覧することができ、コピーや転載が簡単にできてしまい、そうした行為を止めることが難しいのも事実である。このことから、無断で転載されたくない写真は、安易に発信しないことが、トラブルに発展させないための防衛策である。



相談内容(2017年8月・青少年女子)
画像共有SNSアプリにアカウント登録し、プロフィール画像として顔写真を公開したが、その写真を消さないままアプリを端末からアンインストールしてしまった。その後、アプリ内でアカウントを検索するとプロフィール画像が残っている。

回答
一般に、インターネット上に投稿した情報を削除できるのは、投稿した本人か、その場所の管理者(運営会社など)に限られている。投稿した情報を自分自身で削除することができない場合は、運営会社へ問い合わせをするのが良いだろう。運営会社への問い合わせには、アプリを削除したがアカウント名とプロフィール画像を削除できずに困っていること、個人情報である顔写真を掲載してしまったので削除方法を教えてほしい、という内容を書くと良い。

考察
インターネット上にはたくさんの画像・動画共有サービスが存在し、データの取り扱いもサービスごとに異なる。サービスによっては、利用者本人が投稿した情報であっても削除が難しいものもあるので、事前に利用規約をよく読み理解しておく必要がある。投稿するときには必ず、その情報の削除方法も確認しておくと良いだろう。不特定多数の人と簡単に画像や動画を共有できるのは楽しい反面、自分から情報を公開することには責任とリスクが伴うことを意識してほしい。



相談内容(2017年7月・保護者・青少年男子)
学校の友達がオンラインゲームのニックネームに息子の名前を使っているらしい。別の友達が見つけ、息子のアカウントだと勘違いされている。友達に、名前を使わないでほしいとお願いしているが、その友達はスマホを家族に預けているので消せないと言われ困っている。

回答
ゲームで使うユーザー名は利用者本人が選んで設定しており、削除・変更ができるのは本人に限られている。スマホを家族が預かっていて、子供同士の話し合いでは解決が難しいならば、学校の先生や相手の保護者の協力も必要だろう。友達も、他人の名前を使うことがなぜいけないのかを理解し、スマホが手元に戻れば変更に応じてくれるだろう。お話し合いで解決できるのが一番良いので、じっくりとコミュニケーションを重ねてほしい。

考察
オンラインゲームやSNSなど、ニックネームを使う場面はインターネット上にたくさんある。どのようなニックネームを名乗るかは本人の自由だが、利用規約に違反していないことが大前提である。他人に誤解を与える名前や、不快にさせる名前を使うことはマナー違反であり避けるべきだろう。この事例は、インターネット上で名前を使われているのを見つけたトラブルだが、相手が身近な友達である場合は、相手との話し合いで解決できることが一番良い。学校生活でのトラブルなどが原因になっていないか、学校の先生に相談して支援してもらうのも良いだろう。



相談内容(2017年6月・保護者・青少年女子)
娘になりすましたSNSアカウントがあり、運営会社へなりすまし報告をしているところ。運営会社から返事が届き、身分証明書のコピーを送信するようにと書いてある。しかし、顔写真付きの証明書は持っていないし、リンク先は英語で書かれていて内容が分からず操作につまづいている。削除依頼の代行を頼めるところはないのか。

回答
身分証明書の提出まで進んでいるので、正しい手順でできている。英語の解釈で困っているなら学校の英語の先生など、身近な人に協力してもらうと良い。代行はお勧めしない。現在、身分証明書として提示できるものを提出して運営会社の返事を待つのが良いだろう。

考察
多くのSNSは、メールアドレスなどを登録するだけでアカウントを作成でき、他人の写真やプロフィールを使うこともできてしまうため、なりすましのトラブルが起きやすい。なりすましの目的はさまざまで、青少年の場合は嫌がらせや悪ふざけであることも多い。しかし、誰が作成したのかを正確に特定することが難しいため、アカウントを消すには運営元への報告が必要になる。利用規約をよく読み、ルールに従って落ち着いて対処することが大事である。



相談内容(2017年5月・保護者・青少年男子)
子供が通う学校の運動会が動画サイトに掲載されている。投稿したのが誰なのかは動画を見ても分からない。すぐに学校へ相談したが、他の保護者からも以前に学校に報告されていたそうである。動画を削除するにはどうしたら良いか。学校で対応してほしいと思っているが、個人で削除依頼をしたほうが早く削除されるのか。

回答
動画サイトに通報する方法はいくつかあり、著作権侵害やプライバシー侵害など、その動画や通報する立場によっても変わってくる。動画サイトには利用規約やプライバシーポリシーがあるので、よく読んで適切な方法を選択してほしい。個人で通報したほうが削除が早いということはなく、すべて運営側で判断がされるので、利用規約やポリシーに沿った内容が一番早いと言えるだろう。

考察
学校行事の写真や動画は、撮影場所、学校名、子供の容姿など個人の特定に繋がる情報がたくさん含まれている。行事によっては撮影が禁止されている場合もあり、不用意にネット上に載せることによってプライバシー侵害や著作権侵害に繋がる恐れがあるので注意が必要である。これは、学校・児童・保護者が同じように守るべきモラルだろう。もしも載せられた当事者になってしまったら、掲載されている場所、掲載されている内容、誰が掲載しているのかなどに応じて、サイトの運営側が用意している正しい手順で削除依頼をすることが解決への一番の早道である。



相談内容(2017年4月・保護者・青少年男子)
息子のSNSのフォロワーが、息子に向かって攻撃的な言葉とともに、息子の名前などの個人情報を載せている。相手は同級生の誰かだと思うが特定できていない。この書き込みを消してもらおうとして、息子の名前で運営会社に報告をした。すると返信メールが届き、対応がなされるようではあったが、顔写真付き身分証明書の提出を求められている。消してもらうだけで身分証明書まで提出する必要があるのか。

回答
本人が許可しない個人情報の掲載は、SNSの利用規約違反として削除やアカウント凍結の対象になり得る。報告をしたのは正しい選択である。しかし、権利侵害を受けている本人からの報告であることを証明する必要があり、運営側も確認せずに消してしまうことはできない。身分証明書を求められているのは正しく手続きが行われている証しだろう。運営会社のホームページには個人情報の扱いが宣言されており、目的以外のことでユーザーの個人情報を開示することはないと書いてある。今後、書き込みが悪質になったり状況が変らなければ学校や警察へ相談することも検討して良いと思われ、そのために画面のスクリーンショットを保存しておくことを勧める。

考察
インターネット上に無断で個人情報を載せられてしまったら、載せた相手に直接削除のお願いをするか、あるいは載せられている場所を管理する運営会社などへ報告して消してもらうことになる。運営会社に報告するときには、自分が個人情報を載せられた本人だと証明できることが重要である。運営会社であっても、本人確認ができなければ削除は不可能であることを理解し、運営会社のルールに従って報告をすることがスムーズに対応してもらうために大事なことである。



相談内容(2017年3月・保護者・青少年男子)
子供が家のパソコンを使用し、自分の個人情報を書き込んでしまった。どのようにして書き込みをしたのか聞いたが思い出せないとのことだった。投稿を消したいと思い、運営会社にメールを送信したが反応がない。

回答
基本的には、書き込んでしまったページの管理人に削除依頼をすることになる。管理人の連絡先がページ内に見当たらない場合は、そのページが置かれているサーバの運営会社などへ削除依頼をすると良いだろう。問い合せフォームを利用して、削除したい場所や内容、削除したい理由を正確に伝えることが大事である。ただし、削除されるかどうかは、運営会社が利用規約に照らし合わせて判断することになり、必ず削除されるとは限らない。また、メールへの返信に要する時間がどれ位なのかも運営会社次第であることも理解してほしい。

考察
インターネットに書き込んだ個人情報は瞬時に世界へ向けて発信され、自分の想像をはるかに超える人たちに見える範囲に広がる。しかもその情報は、書き込まれた場所の管理人が消さない限り、インターネット上に残ってしまう。このようなインターネットの基本を、パソコンやスマートフォンを使い始める前に、親子でしっかりと学んでおきたい。また、個人情報を子供一人だけで入力しないこと、入力が必要な時は必ず保護者と一緒に行うなどのルールも決めておくと良いだろう。



相談内容(2017年2月・保護者・青少年女子)
娘が同級生と一緒に日常の動画を撮影し、動画サイトに投稿した。動画を投稿して間もなく、その動画に対して知らない人が書き込みをしてきたので、動画を削除したようだ。動画が掲載されていた時間は短かったと思われる。しかしその後、娘が写った動画が加工され、モザイクもかけられた状態で掲載されているのが見つかったらしい。

回答
問題となっている加工動画が載せられている場所を正確に把握する必要がある。動画を投稿した人がまったく分からない状況であることから、動画サイトの運営会社へ、「権利侵害行為」として問い合わせをすることができる。

考察
インターネット上に自分の写真や動画を載せることが、とても気軽にできるようになってきた。しかし、そこで思いがけないトラブルも多く発生している。今回のように一時的に載せた動画であっても、誰かに勝手に編集され、無断掲載されてしまう可能性がある。その動画を削除できたとしても、インターネット上で完全に消されたことが保証されたわけではない。インターネットの向こう側には悪意を持った人も存在することを常に意識し、自分の情報を載せたいと思っても、踏みとどまって慎重に考える姿勢が大事である。



相談内容(2017年1月・保護者・青少年男子)
息子がSNSを利用していたが、そのアカウントが何者かに乗っ取られてしまい、不適切な投稿を繰り返されている。息子自身でログインして消すなどしたいが、パスワードを忘れてしまい、当時使っていた端末も壊れており、削除することができない。

回答
SNSのパスワード再発行を試すことを勧める。SNSに登録しているメールアドレス宛にパスワード再発行のメールを受け取り、メールの案内に従ってパスワードを設定し直すことができ、息子さん自身でSNSにログインして投稿内容を消したり、アカウント自体を消す操作ができる。投稿内容が利用規約違反に該当している場合、運営会社に違反報告をすることで対応される可能性もあるが、自身でログインできる状態に戻すことができれば一番良い。なお、当時利用していた端末に関係なく、メールアドレスとパスワードの組み合わせでログインが可能である。

考察
SNSのアカウントが乗っ取られる原因の1つに、何らかの理由でパスワードが他人に知られてしまったことが考えられるが、そのような場合も、パスワード再発行手続きをすることで多くの場合はアカウントを取り戻すことができる。パスワード再発行のために必要な登録情報も紛失してしまうと、残念ながらアカウントを取り戻すことが難しいこともある。多くのSNSはメールアドレスとパスワードを登録するだけで気軽に始めることができるが、事前に利用規約をしっかり読み、アカウント情報を大切に管理する必要がある。



相談内容(2016年12月・青少年女子)
ネットで自分の顔写真が知らない人に投稿されていた。SNSのトップ画像にしていた自分も悪いのだが、それをあるサイトに投稿されていた。ネットに上がってしまった以上、すぐに写真を消すことはできないと分かっている。知らない人に保存されて悪用されることもあると分かっているが、とにかく投稿を消してほしい。

回答
今後のためにも、現在公開しているすべての情報の見直しをしてほしい。削除したい写真については、当該サイトは、投稿者であっても情報の削除ができない仕組みなので、運営者へ削除のお願いをすることになる。他者の肖像権や著作権を侵害する行為は、サイトの禁止行為にあたるので、権利侵害として通報することが可能だろう。問題報告フォームから必要事項を漏れなく記載して報告してほしい。

考察
インターネット上に写真を公開している限り、この事例のようなトラブルを完全に防ぐことは難しい。写真を含めた個人情報の公開にはリスクがある。インターネットに発信する情報は、誰に見られても支障のない情報のみを発信することが自分を守ることに繋がる。自分の身は自分で守ることが大事なことである。



相談内容(2016年10月・青少年男子)
SNSアプリに自撮り画像を載せた。その画像を消さずに携帯電話を変えてしまったのでログインできず画像を消すことができない。運営会社にメールを送ったが返事が返ってこない。

回答
インターネットに投稿した画像を消せるのは、投稿した本人、または投稿した場所を管理している人に限られている。今回の場合、自分自身が投稿した画像であるため、ログインをして削除の手続きをする必要があるだろう。SNSに登録したメールアドレスとパスワードは、携帯電話を変更したり、メールアドレスが変わったとしても有効なはずである。ログイン画面から、登録しているメールアドレスとパスワードを入力することでログインすることができると思われる。その他、サイトには、ログインできない場合の状況に応じた対処法が説明されているので、説明をよく読み、該当する手順を1つ1つ試してみてほしい。

考察
インターネット上の多くの会員制サイトでは、ログインのためにメールアドレスとパスワードといった認証情報を利用する。認証情報は通常、スマートフォンの機種変更をしても変わらないが、認証情報を失くしてしまうとサイトにログインすることができなくなる。このような状況では、運営会社のルールに従ってパスワード再発行や、載せた情報の削除依頼などを行うことになるが、運営会社であっても100%手助けが可能であるとは限らない。パスワードなどの認証情報、インターネットに載せた情報は、自分自身で責任を持って管理することが大切である。



相談内容(2016年8月・保護者・青少年男子)
ネットの掲示板にSNSのIDを書き込んでしまった。掲示板の運営会社に削除のお願いをして、ページ上からは削除された。しかし、検索エンジンでIDを入力すると検索結果に出てきてしまう。

回答
インターネット上のページは、毎日新しいページが作られたり、内容の更新があったり、無くなっていくページもある。そのすべてのページがリアルタイムで検索エンジンのデータベースに反映されている訳ではない。既に消されているページが検索結果のみに反映されている状況ならば、検索エンジンごとに用意されている削除依頼の手続きに従って、検索結果からの削除を依頼することができる。手続きが難しい場合は、保護者と一緒に操作してほしい。

考察
電話番号やメールアドレスと同じように、 SNSのIDも個人の特定に繋がる情報であるため、気軽に書き込んではいけない。掲示板によっては、出会いを目的とした利用や連絡先交換を禁止している。載せて良い情報は、全世界の人に知らせても、見られても良い情報であることを理解してから発信してほしい。インターネットに書き込むことは簡単であり、一瞬のうちに世界中に発信できてしまうが、その情報を完全に削除することは想像以上に困難であることを理解してほしい。



相談内容(2016年6月・保護者・青少年男子)
子供が同級生に悪ふざけをしている動画を、別の生徒が撮影して動画サイトに投稿した。相手の保護者から動画を削除するように言われているが、投稿した生徒が削除に応じない。動画サイトへも削除依頼をしているが回答がない。動画を削除する方法はないのだろうか。

回答
インターネットに投稿した情報を消せるのは、投稿した本人、または投稿した場所を管理している人に限られており、今回の場合は削除の権限を持っているのは投稿した生徒である。動画を削除するように、撮影された同級生自身からもお願いしてもらうのが良いだろう。動画サイトの規約に反するような動画、不適切な動画の場合は、運営側へ削除を依頼することができる。また、学校の先生にも相談し、学校から生徒へ、動画の削除について指導をお願いすることも勧める。

考察
インターネット上に本人に無断で載せられてしまった動画・画像は、消してもらうことができれば一番良い。投稿者が身近な友達の場合には、直接削除のお願いをすることが解決への早道である。当事者同士の話し合いで解決しないとしたら、無断投稿の背景には、友達関係のこじれや学校生活での何らかのトラブルが隠れていることも考えられる。その場合は単に消すだけの対処にとどまらず、現実生活でのトラブルの原因を解決していく必要もあるだろう。



相談内容(2016年4月・保護者・青少年女子)
子供になりすましたSNSアカウントが作成されていた。ユーザー名に子供のフルネームが使われ、プロフィール画像には学校で撮影した集合写真が使われている。集合写真は、生徒や保護者にも配られており、誰がSNSを作成したのかは思い当たらない。

回答
写真に映っている人の中には、写真を公開されたくない人もいる。先生、友達、学校にも協力してもらい、運営会社へ違反報告をすると良いだろう。連絡できる友達には直接連絡しておくことも勧める。運営会社が用意しているフォームに必要事項を記入することで違反報告が可能である。

考察
他人の名前や写真などを利用して誤解を招くような形で他者を装うことを「なりすまし」という。なしすましは、多くのSNSで禁止されている行為である。このため、なりすましの被害にあってしまった場合は、サイト運営会社へ違反報告や削除依頼を行うことで適切に対処されるケースが多い。違反報告は、サイトの利用規約をよく読み正しい方法で行う必要がある。本人であることの証明のために、パスポートや学生証などの身分証明書が必要な場合もあるので、青少年は保護者に相談しながら、保護者と一緒に対処することが望ましい。



相談内容(2016年3月・青少年女子)
SNS上で自分になりすましたアカウントがあるので消してほしい。自分のプリクラ画像、名前や学校が分かる内容がプロフィールに書かれている。投稿内容で特に気になるものはない。誰かが面白半分で作って忘れているのかとも思われる。しかし、自分だと勘違いして繋がっている人もいると思うので消してほしい。

回答
アカウントを削除できるのは、本人か運営会社だけである。顔写真が許可なく使用されているのであれば肖像権侵害であるので、運営会社への違反報告が可能だろう。違反報告後は運営側からの連絡を待ち、対処を待つことを勧める。本人確認のために公的な身分証明書が必要になったときには、保護者と相談して検討してほしい。しばらく待っても状況が変わらなければまた次の対応を考えることになる。

考察
自分自身が気をつけていても防ぐことが難しいのがなりすましのトラブルだろう。特にSNSの中には、メールアドレスやプロフィール情報を登録することで簡単にアカウントを作ることができるサービスがたくさんある。気軽に利用登録ができるが、この事例のように悪用することも簡単にできてしまう。なりすまし被害に対しては、トラブルの状況に応じた対策をとるべきだが、この事例のようにアカウント削除を望む場合は、本人から運営会社へ違反報告や削除依頼をすることが一般的な対応だろう。



相談内容(2016年2月・青少年女子)
数年前からSNSを利用し、プロフィール画像などに顔写真を大量に載せていた。そのほとんどはプリクラ画像を加工したものだった。その顔写真を誰かが入手して加工し、どこかに掲載しているらしい。ネット上の知り合いから聞いたが場所は特定できていない。もし自分の顔写真を加工したものがネットに載っていたとすると、写真の位置情報から自分の住所を特定されたりしないか心配。

回答
位置情報についてはSNSの運営側で情報を削除して掲載している可能性があるので確認すると良い。加工された顔写真を削除するには、掲載されている場所を正確に特定しなければならない。今後、掲載されているサイト名やURLなどの正確な場所が分かったときに、具体的な削除方法を検討することができるだろう。

考察
SNSを利用し始めた当初は、意識せずにプロフィール画像に自分の顔写真を使ってしまったのかもしれない。しかし、その顔写真を誰かに悪意を持って使われる可能性もあることは、利用前に理解しておきたい点である。インターネット上では、万が一、自分の顔写真を使用した人がいたとしても、気付いたり、使用を止めさせたりするのは難しい。写真も大事な個人情報だと理解し、写真も含めて個人情報を書き込む場面に出会ったら、その情報が本当に必要なものかどうかを、立ち止まって判断してほしい。



相談内容(2016年1月・青少年女子)
同じクラスの友達とSNS上で口論になり、フルネームと画像を載せられた。消すように言ったが「忙しい」と言いすぐには消されなかった。その後、SNSをブロックされ、非公開になったため、SNSの内容は閲覧できなくなった。

回答
SNSの内容を削除できるのは載せた本人かSNSの運営会社だけである、相手は同級生なので直接本人と話をして削除してもらうことが一番早い方法だろう。喧嘩状態では話し合うのも難しいので、まず仲直りをすることを勧める。直接話しにくいようであれば先生に間に入ってもらうと良い。 SNSの利用規約を読み、規約違反があれば運営会社へ違反報告をすることも相手にお話ししておくと良い。相手に何も言わずにSNSに違反報告をしたり、喧嘩腰で話し合おうとしてもうまくいかないと思われるので、仲直りをしてほしい。

考察
インターネット上のトラブルであっても、解決すべき問題の根本は、人間関係にあることも多い。この事例のように、友達との口論の結果としてSNS上でも問題が起きている場合は、インターネット上だけで解決しようとせず、人間同士のコミュニケーションを大切に考えてほしい。人間関係が修復することで、インターネット上でも、書き込みの削除へと自然と繋がることも多い。相手との話し合いで解決しないときには、学校や家族など、身近な大人の力も借りることも大切である。



相談内容(2015年12月・保護者・青少年男子)
数年前に子供がある取材を受け、名前や学校名が新聞に掲載された。最近、その記事のインターネット版が、個人ブログに転載されていることが分かった。子供の名前を検索するとそのブログがヒットするので削除してもらいたいのだが、どのような方法で行ったら良いのか。

回答
インターネット上の情報を削除できるのは、掲載している場所の管理者に限られている。個人ブログであれば、ブログの管理人か、ブログの運営会社に削除依頼をすることになる。ブログに管理人の連絡先が記されていれば、メッセージを送ることができるだろう。しかし、削除依頼を相手がどのように受け止め、どのような反応を示すのかは予測がつかないので、慎重に検討することを勧める。ブログの利用規約を読み、記事の転載が著作物の無断掲載など、禁止行為にあたるならば、運営会社に規約違反の報告ができる可能性もあるだろう。

考察
インターネット上の記事の削除依頼にあたっては、誰にどのように連絡をすれば対処されるのかを、正確に把握することが大事である。この事例のように、サイトの利用規約違反にあたる可能性があるならば、運営側が用意している窓口へ報告するのが良いだろう。知らない相手に削除依頼の連絡をするときには、削除依頼をすることのリスクも考慮したうえで、本当に削除の必要があるのかを検討すると良いだろう。



相談内容(2015年11月・青少年男子)
同級生と出かけた時に自分の写真を撮られたが、まさかSNSに載せられるとは思わなかった。学校の友達が気付いて教えてもらいビックリしている。削除したいがどうしたら良いか。

回答
掲載者が明確であるので、掲載した人にお願いして削除してもらうのが基本である。SNSに削除依頼をして削除されたとしても、学校の友人との関係がきちんと成り立っていなければ、再び同じような画像が掲載されてしまう可能性もある。学校の先生にも相談すると良いだろう。本人の承諾なく顔がはっきり写った画像を載せることが、インターネットのマナー違反であることを、先生から指導してもらえると良いだろう。

考察
インターネット上に掲載されてしまった情報を消せるのは、掲載した本人、または掲載されている場所の管理者に限られている。この事例のように、写真を載せているのが身近な知り合いである場合は、まず、相手と直接的に話し合いをして削除してもらえることが望ましい。自分の意思を相手に丁寧に伝えることが大事なことだろう。相手が削除に応じないときには、次の対応を考えることになる。インターネット上のトラブルであっても、それを解決するのは人間同士のコミュニケーションであることを忘れてはならない。



相談内容(2015年10月・保護者・青少年)
学校の行事があり、ある保護者が子供たちの写真を撮影し、メッセージアプリで関係者に送信している。グループトークに写真を載せられ、不快に思う人もいる。無断で撮影したり、SNSに載せるような行為はしてほしくない。載せられた写真はどのようにして削除するのか。

回答
個人を特定できるような写真を無断でインターネットに公開することは肖像権侵害の可能性がある。本人の許可なく回すこともマナー違反である。昔のプリント写真とは異なり、デジタル写真はコピーが簡単なので、数名に送信されたものでも、拡散する可能性はあるので、止めてほしいとお願いすることは可能だろう。削除については、メッセージアプリのグループトークは、メールの送受信と同じであるので、写真を受信した全員に削除をお願いすることになる。

考察
インターネット上に自分や家族のことを無断で載せられるのは、気持ちの良いことではない。自分が承諾していない個人情報や写真が公開されたら、載せた相手に削除要請をして解決することが基本的な対応である。載せた側は、削除要請に応じることがマナーである。スマートフォンやデジタル機器が身近になり、友達同士で写真を撮ったりSNSに載せたりすることが容易になっているが、インターネットに一度載せた情報を完全に消すことは容易ではない。写真を撮影したら、その後の取り扱いについても当事者同士で事前にしっかり話し合っておくと、トラブルの予防策になるだろう。



相談内容(2015年9月・青少年女子)
巨大掲示板に年齢と下の名前を投稿された。自分は何も悪いことをしていない。友達からは気にしないようにと励まされているが、気になってしまう。誰が書き込んだのかはわからない。どう対処するのが一番良いか。

回答
インターネット上に投稿されている情報を消せるのは、投稿した人、投稿されている場所を管理している人に限られている。今回の場合は、巨大掲示板の管理者に削除をお願いすることになる。しかし、下の名前と年齢だけならば、友達のアドバイスどおり、気にしないで無視をする対応が良いだろう。仮に書き込みが消されたとしても、それを面白がってさらに書き込みが増え、事態が悪化する恐れもある。削除依頼をするのか、このまま無視をするのかは慎重に考えてほしい。削除依頼をするならば、掲示板の削除判断基準をよく読み、今回書き込まれた内容が削除判断基準に値するかをよく確認してほしい。

考察
自分に関することが投稿されていたとしても、誰が投稿したのかが分かりにくい掲示板では、削除依頼を出すことで投稿者の目にとまり、投稿がエスカレートする場合もあるため、慎重な対応が必要である。削除依頼を出しても必ず消える保証はなく、時間がかかる場合もある。当事者にとっては受け入れ難いかもしれないが、投稿内容によっては無視の姿勢が一番良い対処法であることも多いことを覚えておくと良いだろう。



相談内容(2015年8月・青少年女子)
友達とゲーム攻略サイトを見ているうちに、サイト内の掲示板に、自分の自宅の住所、名前、学校などの個人情報を投稿してしまった。投稿のときにパスワードを設定すれば自分で削除できる仕組みだったが、パスワードを設定していなかったのか、思い当たるパスワードを入れたがダメだった。消すにはどうしたら良いか。

回答
インターネット上の情報を削除できるのは、投稿者本人か、管理者だけである。今回はパスワードが分かれば削除できるはずだが、どうしても一致しない、あるいは元々設定していなかったのかもしれないため、削除できるのは管理者しかいない。このため掲示板のルールを読んだ上で、問い合わせフォームから管理者へ削除依頼の連絡をすると良い。削除してほしい場所(URL)、投稿日時、自分自身が投稿者であることや個人情報であることを明記することが重要である。

考察
掲示板のように一般公開されている場所に書き込みをするということは、その内容を世界中のインターネット利用者に閲覧される可能性があることを忘れてはならない。そして、すべての掲示板がきちんと管理・運営されているとは限らず、一度書き込んだ情報は、書き込んだ本人であっても消すことが難しいこともたくさんある。インターネット上の空間は、落書きをする場所ではないという意識をしっかりと身に付け、安易な気持ちでの書き込み、個人情報の書き込みは避けるべきだろう。



相談内容(2015年7月・青少年男子)
SNSで自分になりすましたアカウントが作成され、本名などの個人情報、友達の悪口を書かれている。SNSの運営会社に報告したが何の変化もない。

回答
インターネット上に投稿された情報を削除できるのは、投稿した場所を管理している人か投稿した本人に限られている。投稿者が誰なのか分からないのであれば、運営会社へ違反報告をすることになる。再度、サイトの説明をよく読み、サイトのルールに従って正しい方法で報告をしたか、確認することを勧める。正しい方法で違反報告をした後は、運営側での確認や調査に時間がかかることも考えられる。少し待つ必要があるだろう。しばらく時間が経っても状況が変わらないようであれば、そのときに再度、対策を考えることになる。

考察
SNSではインターネット上で友人や知人と簡単に情報共有ができるが、他人になりすますことも簡単にできてしまう。多くのSNSでは他人になりすましたアカウントを作成する行為を禁止しており、自分のなりすましアカウントを見つけた場合は、禁止行為として運営側へ違反報告をすることが対処法の1つである。報告する際に大事なことは、なりすましの内容が運営側に確実に伝わるように、正確な情報を伝えることである。公的機関が発行する写真付きの身分証明書などの提示を求められることもある。サイトのルールに従って手続きをする必要がある。



相談内容(2015年6月・保護者・青少年男子)
子供の名前を検索すると、子供が親に内緒で作成したSNSアカウントを発見した。プロフィールには実名を公開している。子供に確認し、削除することにした。しかし、メールアドレスとパスワードを適当に登録してしまったため再ログインができず、非公開にしたり、プロフィールを編集したりすることができない。運営会社に問い合わせたが、メールアドレスが分からないとパスワードの再発行ができず、名前だけでは個人情報に該当しないので運営側で削除することはできないとの回答だった。

回答
アカウントを削除するには規約違反でない限り、本人がログインをして削除するしかないので、運営会社からの回答のとおりだろう。本人が何とかしてメールアドレスを思い出すことが必要である。ただし、サイトによっては長い間利用されていないアカウントは凍結されることもあるようだ。しかし、運営側が削除しないということは、規約違反に該当していないというであり、公開されていても問題のない内容だと考えて良いだろう。

考察
インターネットに投稿した内容を削除できるのは、投稿した本人、または投稿した場所を管理している人に限られている。この大原則を忘れてはならない。自分自身で削除ができないとしたら、この事例のように、運営側の判断を受け入れるしかないこともあるだろう。気軽に始めた投稿であっても、それに伴う責任は大きい。アカウントを作った時のメールアドレス、パスワードの管理は自己責任であり、その管理については一切の責任を自分が持つ重みを忘れないでほしい。



相談内容(2015年5月・青少年女子)
あるアイドルグループのファンについて書き込むサイトがあり、自分の実名、学校名を載せられてしまった。削除するにはどうすれば良いか。

回答
基本的に、インターネット上に投稿されている情報を消せるのは、投稿者、または投稿された場所の管理者だけである。今回の場合は、サイトの管理人に削除依頼をすると良いだろう。サイトによっては投稿者にも削除の権限があるので、その場合は、投稿した相手と話し合いをすると良い。ただし、削除依頼の伝え方を良く考える必要がある。自分自身には非がない場合であっても、言葉遣いには十分に気をつけてほしい。相手が挑発するような言葉を返してきたとしても、常に冷静な態度で正しい言葉を選んで削除のお願いをしてほしい。

考察
インターネット上に個人情報が載せられてしまったときには、載せた人、載せられた場所(httpから始まるURL)、管理者(サイト管理人・運営会社)などを整理し、場所ごとのガイドラインに従って対処方法を選ぶことになる。個人情報を載せられてしまう背景には、悪ふざけの延長や、口論の結果であったり、一方的に掲載されてしまうこともあるが、どんな理由だとしても、冷静に丁寧に対応することが大切である。被害を受けた側であっても、ルールとマナーを守ったコミュニケーションが求められる。



相談内容(2015年4月・青少年女子)
自分で作成したSNSアカウントに、一度ログアウトしてから再ログインができなくなった。プロフィール画像、投稿記事なども含め、アカウントを削除したいが、パスワードが一致せずログインできない。パスワード再発行の手順も試したが、正しいメールアドレスを入力しているにもかかわらずアドレス不一致で手続きができない。運営会社にメールで問い合わせをして、連絡先メールアドレスを知らせたが、「一致しない」とのこと。

回答
パスワード再発行の手続きを正しく行ったか確認してほしい。連絡先メールアドレスが正しければ、パスワード再発行のためのメールが運営会社から届いていると思われる。迷惑メールフィルタを利用していないか、別のフォルダに紛れている可能性がないかなども確認してほしい。もしもSNSに初めてメールアドレスを登録した時点で間違えて違うメールアドレスを入力していたとすると、連絡先メールアドレスが一致せず、パスワード再発行のメールを受け取れない、つまり、ログインもアカウント削除も難しいだろう。

考察
SNSに投稿した記事や写真は、そのアカウントの持ち主が責任を持って管理する必要があるが、パスワードを忘れたり、連絡先メールアドレスを忘れてしまい、編集や削除ができなくなるトラブルが増えている。メールアドレスとパスワードを登録するだけで気軽に利用できるサービスが増えているが、メールアドレスとパスワードの組み合わせも、本人確認のための重要な情報だと考えて、大切に扱う必要がある。無闇にアカウント登録をしたり、安易に情報を投稿する行為もトラブルの元である。自分にとって本当に必要なサービスなのか、投稿しても問題ない内容なのかを十分に吟味したうえで利用することが大事だろう。



相談内容(2015年2月・青少年女子)
ネット上で自分の名前を検索したところ、自分のSNSアカウントのプロフィールが見つかった。このアカウントはすでに削除していて、検索結果をクリックしてもページは存在しない。しかしプロフィールの文章自体が検索結果に載っている。アカウントを削除する前にプロフィールは変更したはずなのに何故かネット上に残っている。

回答
削除した情報が検索結果に表示されるのは、検索エンジンの仕組みによるものである。検索エンジンは、世界中のページを巡回しデータベースを作り、検索結果として表示している。データベースは常に新しいデータに更新されているが、更新のタイミングによっては、古いページの情報がまだ残っていて、消したはずのページが検索結果に出てくる。しかし、古い情報も、いずれはデータベースから消えていくので、元のページが削除されていれば検索結果に表示されなくなる。それでも、今すぐに削除を要するものであれば、検索エンジンに削除依頼を出す方法もある。

考察
削除したはずの情報が検索結果に出てきてしまうという相談が多数寄せられるが、検索エンジンの仕組みをよく理解し、適切に対処する必要がある。大事なことは、元の情報が確実に削除されているのかを確認することである。元の情報が削除されていれば、やがて検索結果には表示されなくなるので、待つことが適切な対処だろう。急を要する場合は、検索エンジンごとに削除依頼を出すことにより対処する。いずれにしても、インターネットに一度発信した情報は、完全に削除することが困難であることを理解し、他人に見られたくない内容を安易に投稿しないことが望ましい。



相談内容(2015年1月・青少年女子)
友人に自分の写真をSNSに載せられた。それを機に、いろいろな人からその写真が送られてきて傷つく言葉を言われた。友達に写真の削除を頼んだが、パスワードを忘れたから出来ないと言われた。無許可で載せられた写真を消してほしい。

回答
写真を掲載した人が削除することが一番早い対応方法であるため、写真を無断で掲載した友達と連絡が取れるならば、パスワードを忘れた場合の回復方法を伝えることを勧める。友達に伝えてほしいことは、写真の無断掲載がサイトのルールに違反していることである。また、パスワードの回復には時間が必要になるかもしれないため、相談者自身も待つ気持ちを持って見守ってほしい。どうしても友達が削除できないということならば、相談者からサイト運営側へ違反報告を行うことも1つの方法だろう。

考察
今回問題となったサービスの利用規約に「個人情報は本人の承認や許可の表明なく公開、投稿することが禁じられている」と書いてある。インターネットで皆が使っているからと言って、その利用規約を読まずにサービスを利用することは、利用マナーに反することであり、絶対に避けるべきだろう。自分自身の判断だけで、あまり深く考えずに載せてしまった写真が発端になり、周囲の友達を巻き込むトラブルが増えている。その友情関係をも崩す結果になる例も多い。安易な投稿がリスクを伴うことを、しっかりと自覚しなければならない。



相談内容(2014年11月・青少年男子)
SNSに本名で登録してしまい自分の名前をネットで検索するとそのページや自分がしたコメントなどがそのまま出てきてしまい困っている。登録した後に何度か携帯を変えたりしてその時に使ったメールアドレスやパスワードがわからずログインできない。アカウントやページを削除したいが、せめて自分の名前で検索しても表示されないようにしたい。

回答
メールアドレスとパスワードを忘れた場合の対処方法が多くのSNSに用意されている。まず、今まで使った記憶のあるメールアドレスをできる限り思い出す。自身で思い出せない場合は、メールのやり取りをしていた家族や友達にも聞いてみると良い。考えられるあらゆるメールアドレスを使用する。入力ミスをしていないか落ち着いて見直す。メールアドレスを思い出すことができれば、そのメールアドレスを利用して、パスワードがわからない場合の手順に進み、パスワードを再設定することができる。その際には、現在も有効なメールアドレスである必要があるので、あらかじめ、メールアドレスを取得するなどして、メールアドレスの変更をしておく必要もある。諦めずに試すことが大事である。

考察
IDとパスワードを忘れてサービスにログインできず、コンテンツを削除できないトラブルが増えている。このような場合も、インターネットに投稿した情報を消せるのは、投稿した本人、または投稿した場所の管理者に限られているため、 IDとパスワードを忘れてしまったとしても、諦めずに思い出すことが削除への早道であることが多い。このようなトラブルを防ぐために、自分で作成したコンテンツは、不要になって削除するまで自分自身で責任を持って管理する意識を持つ必要があるだろう。



相談内容(2014年10月・保護者・青少年男子)
息子がスマートフォンでSNSを利用しており、フルネームを書いて投稿しているのを見つけて注意した。そのときは、友達しか見られない場所だから大丈夫と言っていたので安心していた。しかしその後、パソコンからインターネットで息子の名前を検索すると、検索結果に表示されていた。息子は自分が発信した情報がパソコン上でも見られることに驚いていた。個人情報を消したいのだがどうしたらよいか。

回答
自分が発信した情報であれば、自身で消すことができる。消した後は、少し時間はかかるが検索結果にも表示されなくなる。さらに、SNSが検索結果に表示されないように、非公開の設定にすることを勧める。インターネットの知識がまだ十分でないならば、SNSの投稿を一度すべて消去し、基本的な知識を身につけてから再開すると良いだろう。

考察
スマートフォンを通して初めてインターネットを経験する青少年も増えており、知識がないまま情報を発信したことでトラブルが起きてしまうケースが多いようである。特にSNSへの投稿では、身近な友達に向けてプライベートな情報を発信してしまいがちだが、その情報は、公開範囲によっては世界中の人に読まれる可能性がある。さらにその情報は、発信した本人であっても簡単には消すことができなくなってしまうこともある。軽い気持ちでの情報発信はトラブルの原因になりやすいことを青少年は十分に理解してほしい。



相談内容(2014年9月・保護者・青少年男子)
子供が親のスマートフォンから掲示板に、同級生を中傷する投稿をしてしまい、削除できずに困っている。その掲示板には通っている学校の悪口がほかにも書かれており、友達から聞いて知ったようだ。学校には相談をしており、削除するようにと言われている。すぐに削除できると思っていたが簡単に削除できず、どうしたら良いか。

回答
問題の掲示板には投稿を削除するボタンがあったが、投稿時に本人が設定をしないと消すことができない仕組みであった。このため掲示板の運営側へ削除依頼をする必要がある。ホームページ上の問い合わせフォームに必要事項を記入して送信してほしい。送信後は運営側の判断と対応を待ち、状況に応じて次の対処を考えることになる。

考察
インターネット上に発信した情報は、発信した本人でさえ削除することが難しいケースもある。本人だけでは解決することが難しく、保護者、学校、サイト運営側の対応が必要になることも多い。現実生活の悩み事や、口に出して言えないことでも、インターネット上には簡単に発信できてしまう。しかし、自分の発言には責任が伴うこと、一度発信した情報は簡単には取り消せないことを、青少年はしっかり理解してほしい。インターネットのルールとマナーを身につけるまでは、安易な書き込みによるトラブルを防ぐためにも、フィルタリングを利用することが望ましい。



相談内容(2014年7月・青少年男子)
遊び半分で動画サイトに動画投稿した。アカウント削除してしまい、投稿した動画を削除できなくなってしまった。ずっと残るのは、嫌なので消したい。

回答
インターネットに投稿した情報を削除できるのは、投稿した本人か、投稿した場所を管理している人だけである。アカウントを削除したのが最近であれば、復元することも可能なので、まずはアカウントの復元を試しほしい。なお、アカウントを削除したならば、投稿した情報も削除されるはずなので、動画が残っているのならばアカウントは削除されていないと考えられ、単純にログアウトされている状態なのかもしれない。また、パスワードを忘れてログインできないのであれば、パスワードの変更手続きをすることで、ログインできるので、考えられる方法で色々試してみる必要がある。

考察
遊びで投稿したものであっても、自分が投稿したものであれば、まず自分自身で削除できる方法がないか探し、それが困難ならば運営側など管理者に依頼をする方法を探すことが基本的な対応である。IDやパスワードを忘れてしまったという相談は多いが、焦らずにパスワードの変更手続きなどを経て、自分自身で削除手続きをすることをまずは考えてほしい。インターネットに一度発信した情報を簡単に、完全に消去することの難しさを十分に認識し、安易な投稿にはリスクが伴うことを青少年は知っておくべきだろう。



相談内容(2014年6月・保護者・青少年男子)
息子が部活の先輩に嫌がらせをされたので、かっとなって、ネット上の掲示板にその先輩の実名を書いて中傷記事を投稿してしまった。息子は反省している。だが、削除依頼をするところが見つからない。どうやったら削除できるのか。

回答
掲示板に問い合わせフォームがあるので、そこから問い合わせをすると良い。ただし、具体的に問い合わせをしないと、対応されないかもしれないので、投稿した場所(URL)、投稿内容、投稿者のID、利用規約に反する書き込みをしたので削除してほしいこと、できるだけ早く消してほしいことを伝えると良いだろう。

考察
一時的な感情でインターネットに他人の個人情報を投稿してしまったことについては十分に反省するべきだろう。インターネットに書き込んだ情報は、簡単には消せないと考えるべきである。この掲示板には利用規約と管理者への連絡窓口が用意されていたことから、削除依頼を出すことができた。管理者に具体的な情報を正確に伝えることで迅速に対処された事例も多い。しかし、書き込んだ場所によっては利用規約が定められていなかったり、管理者が不在、あるいは連絡先情報がないこともある。安易な書き込みが、取り返しのつかない結果を招いてしまうこともあることを認識する必要がある。



相談内容(2014年5月・青少年男子)
友達が自分のことを内緒で撮影し、ある場所に投稿した。投稿された場所は直接の知り合いだけしか見られない場所ではないので、面識のない人に顔などがばれてしまったり、ネットに動画が流出しないか心配。学校でも、その動画についていろいろ言われているようで辛い。本人には消してほしいと話したが、悪いと思う気持ちはなく、むしろ面白がっている。どうすれば消してもらえるか。

回答
本人の同意なしに無断で写真や動画を撮影したり公表をしたりするのは、プライバシー侵害、肖像権侵害にあたる可能性がある。このことをしっかり理解して友達に話し、削除してもらう。投稿した情報を削除できるのは友達本人だけであり、他人が外部から強制的に削除することはできないので、友達とよくお話しをすることが大事である。削除に応じない場合は、学校の先生や保護者の方に相談し、協力してもらう必要もあるだろう。ネットに流出しないかという心配についても、友達に話し、インターネットに投稿してしまった人がいないか確認してもらう。もしも知らない間にインターネット上に投稿されてしまった場合には、投稿した人や、投稿したサイトに対して削除依頼をするなどの対処法がある。

考察
自分の動画や画像をインターネット上に投稿されてしまったら、投稿者または投稿先の管理者等に削除を依頼することになる。今回の相談のように投稿者が身近な相手であれば、本人に直接話をして削除してもらうのが一番良い。投稿してしまった側は、他人の動画や画像を無断で公開することは、友達同士の悪ふざけのつもりであってもルール違反であり、相手を傷つけるだけでなく、自分自身も責任を問われる可能性のある行為だと理解する必要があるだろう。他人が嫌がることをしてはいけないという、現実世界のルールとマナーは、ネットの世界でも同じである。



相談内容(2014年4月・青少年性別不明)
最近までブログをしていたが、利用を止めた。そして、しばらくしてから自分のブログを調べて見たら、記事はなくなっていたが画像だけが残っており、顔もしっかり載っている。消したくて色々なサイトを調べたが、全然わからない。画像を消せる方法を教えてほしい。

回答
インターネットの書き込みは、書き込まれた場所を管理している人だけが消すことができる。今回の場合は、ブログ主(相談者自身)とブログの運営会社しか消すことはできない。退会等の手続きをして既にログインができない状態ならば、ブログの運営会社へ依頼することになる。どのような手続きをすれば良いかはその場所のルールや規約に沿った対応をする必要がある。

考察
ブログやSNSなどのインタネットサービスでは、退会方法や、載せた情報の削除方法などが、利用規約によって定められているのが一般的である。サイトによっては、情報を削除しないまま退会をしてしまうと、退会した後は自分では削除できないものもあるので注意が必要である。利用規約をよく読み、サービスの特徴をしっかり理解した上で利用することが大事である。



相談内容(2014年2月・保護者・青少年女子)
娘の名前を検索しようとすると、入力補助機能で通っている学校名が出てしまう。友達の名前でも同様。この入力補助機能を削除することはできないのか。削除依頼をすると状況を悪化させる可能性があるといったことがインターネットに書かれていたのだが本当か。

回答
検索エンジンの「関連検索ワード」について説明した。利用者が入力したキーワードと組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものを自動的に表示するものである。たとえば「東京駅」と「お土産」を組み合わせた検索回数が多ければ、自動でそういった表示がされる仕組みである。問題と思われるキーワードが表示されるのであれば、検索エンジンサイトの情報提供フォームから削除依頼をする。なお、削除するかどうかの判断は運営会社のポリシーに沿ってなされるので、必ずしも消えるわけではないことも理解してほしい。

考察
関連検索は便利な機能ではあるが、個人名と関連したワードは、どんな言葉であっても気持ちの良いものではないだろう。自分や友達の個人名と一緒に個人が特定できそうな情報を一緒に何度も検索してしまうと、関連検索として機械的に収集されてしまうので、意味のない、度の過ぎた使い方は気をつけてほしい。



相談内容(2014年1月・青少年男子)
検索エンジンで自分の名前を入れて画像検索をすると、SNSにアップしているプロフィール写真がヒットする。誰かに貼られてしまったのだと思う。削除したいがどうしたらよいか?

回答
検索結果を確認し、表示されている写真は相談者自身がSNSに掲載しているプロフィール写真であり、本名を公開しているので、検索結果に表示されている状況であった。他人が載せたものではないので、自分自身でSNSの写真を削除するか、プライバシーの設定を非公開にすることで、検索結果に表示されなくなるだろう。

考察
SNSを利用するにあたっては、プライバシーの設定を確認し、むやみに写真や個人情報を公開していないか注意する必要がある。インターネットに公開した情報は誰からも閲覧可能であり、検索することで検索エンジンに検出されてしまうことをよく理解し、人に見られたくない情報は非公開にしたり、公開範囲を制限することが安全な使い方である。



相談内容(2013年11月・保護者・青少年女子)
ネットで娘の名前を検索したら、あるSNSでの情報がヒットした。なぜこんなことになっているのかわからない。すべての情報を消すことができるのか。どうして出てきてしまうのか、SNSがよくわからない。トラブルになったりしないだろうか。娘はこのことを知っているのだろうか。

回答
インターネットは公共の場のようなものであるため、投稿された情報は誰でも閲覧できる。しかし、SNSは公開範囲を決めることができるので、娘さんも自覚の上で利用しているものと考えられる。本名や学校名が公開されているならば、投稿をすべて消すのではなく、プロフィールを変更するなどの対応もできるだろう。守らなければいけないルールとマナーはインターネットにもあり、それは人に迷惑をかけないだけではなく、自分を守る行為にも繋がるので、ルールとマナーについて良く話し合ってほしい。

考察
みんなが使っているからSNSを使い始めた人も多いだろう。何気なく自分が発信した言葉であっても、非公開に設定していない限り、世の中の人が読める状況であり、検索結果に表示されたり、他のサービスによって収集されたりする。SNSで情報の公開範囲の設定を上手に使い分けるのもトラブル回避の手段であろう。たとえ一言であっても、れっきとした情報発信である以上、その発言は責任を持って行う必要があり、どのように周りから見えるのかを常に意識して使わなければいけない。



相談内容(2013年10月・保護者・青少年女子)
娘の友達がSNSを利用しており、顔がハッキリわかる娘の写真を勝手に掲載している。娘は写真と名前を勝手にアップされたことに困惑して嫌だと伝えたのだが、「何でいけないの」と言い、悪いことをしていると思っていないようだ。しかし勝手に写真や名前を掲載されるのは困る。削除してもらうために、親としてどう対処したらよいか。娘は担任の先生にも相談すると言っているため、まだ親は介入していない。

回答
友達の反応から、インターネットの安心・安全な使い方の知識がないまま、ルールやマナーを無視した使い方をしているようである。写真の無断掲載は肖像権の侵害の可能性があり、いけないことだと理解してもらう必要がある。娘さんから本人に、削除してほしいとはっきり要請することを勧める。本人が削除に応じないときには担任の先生に相談して指導してもらうこともできるだろう。できれば画面のコピーなどを用意して先生に見てもらえると良い。相手の保護者にも、子供がインターネットをどのように使っているのかきちんと把握してもらい、家庭でも指導をお願いできると良いだろう。

考察
SNSに自分のことや友達のことを載せたくなるが、本人の許可なくプライベートな情報を載せてはいけない。特に友達の写真を投稿するときには、本人が同意したものかを必ずチェックする。写っている全員から許可をもらい、一人でも「載せないでほしい」と言われたら載せるべきではない。こうしたルールとマナーについて知識のないままインターネットやSNSを利用することはとても危険であり、法律違反を犯してしまうこともあり得る。法律違反は 「知らなかった」では済まないこともある。子供がトラブルに巻き込まれたり、意図せず加害者になってしまわないために、 ルールとマナーの教育は、学校や各家庭においても今後もますます重要になるだろう。



相談内容(2013年9月・保護者・青少年女子)
娘の個人情報と写真が勝手にSNSに載せられていると友達から聞いた。通っている学校について触れられ、クラス名も載せると書かれていたそうである。しかし娘は携帯電話を持っていない。このことが原因でトラブルに巻き込まれても困る。削除する方法はないか?

回答
本人の知らないところで個人情報のやり取りがされていることについては、その情報を消してもらうのが良い。投稿者への今後の指導も必要だろう。教えてくれた友達にSNSを見せてもらい、掲載されている情報を把握し、証拠として、その画像を保存してもらうと良い。投稿者が誰かについては特定できると思われる。投稿者が判明した際に、娘さんの個人情報の部分について削除をお願いし、反省を促せると良いだろう。

考察
本人の許諾がないまま載せられた写真・個人情報の場合、まず情報の保存(印刷あるいは画面キャプチャ等)を行ってほしい。その削除について、投稿者を特定できるのであれば投稿者自身によって削除するのが基本であり、投稿者しか消せない場合もある。掲載された場所によっては、サイトを運営している会社等へ依頼ができることもある。また本人の許可なしで写真を載せれば、写真本人の肖像権を侵害したことにもなり、大変慎重な行動が必要である。



相談内容(2013年8月・青少年女子)
ネット上に自分が書き込んだ投稿を消したい。投稿した場所は、雑談や恋愛相談の掲示板など多数あり、消せなくなっているものもあり困っている。

回答
ネット上に投稿した情報を削除したい場合には、投稿した場所を管理している人に削除依頼をする。削除依頼をするには、サイトのルールや規約に沿った対応が必要であり、必要事項を読むこと。削除ルールなどがなければ、問い合わせフォームから依頼をしても良い。消したい書き込みのURLと消してほしい理由ををわかりやすく書くと良い。投稿数が多く、全部の投稿を削除してもらうことが現実的でない場合は、住所・名前・学校名など、個人が特定できる情報だけを消してもらうなどの対応も考えられるだろう。

考察
ネットに書き込んだ投稿を削除できるのは、書き込んだ本人と管理人・運営会社であるが、本人に削除できる手段がない場合は管理人・運営会社に依頼する。しかし削除ルールが設けられていない場所では、妥当な理由がなければ削除依頼が受け付けられない可能性もある。その投稿は削除されない限りはずっと残り、さらに誰かにコピーされると、他の場所へ短時間のうちに広まる。一時的な気持ちの高ぶりで書き込んだ内容でも、誰かを傷つける可能性があり、同時に自分自身が辛く感じる原因にもなる。書き込むのに費やす時間は数秒であっても、それを消し去る時間は何十倍、何百倍も必要なのだと覚えておいてほしい。



相談内容(2013年7月・保護者・青少年)
知人のブログに子供や家族の名前等が画像と一緒に出ていたため、それらを削除してほしいと願い出て本日削除対応してもらった。ところが検索すると、依然として結果に表示されているのだが、なぜだろうか。

回答
元の情報は消去されていても、それが検索結果に反映されるには時間がかかることがある。これは検索エンジンシステムの仕組みであり、数週間程度の期間を置いてから、再度検索結果を見ると良いだろう。

考察
検索エンジンでは、「クローラー」と呼ばれるWeb巡回ロボットが定期的に世界中のWebページを収集し、データベースに保存している。検索はこのデータベースを対象に行われ、検索結果として表示される仕組みである。検索用のこのデータベースが最新状態に更新されるまで時間がかかるが、元の情報が確実に削除されていれば、しばらくすると検索結果からも自然と消えることを知識として知っておきたい。一刻も早く削除しなければならない状況では、データベースの更新を待たずに検索エンジンに削除依頼をする選択肢もある。



相談内容(2013年6月・保護者・青少年女子)
娘が友達のスマートフォンで、別の友達(A子)のブログを見せてもらったところ、ブログにはA子と一緒に写った自分の写真が掲載されていた。はっきりと顔が分かる写真だったため娘は嫌な気持ちになり、A子に「消してほしい」と伝えた。しかし「何でブログを見たのか」と責められたと言う。このような場合に自分の顔が写っている写真を消してほしいと相手に伝えるのは、一般的な常識から言って正しいことなのか、それとも言ってはいけないことなのかを知りたい。

回答
ホームページやブログ等に掲載する写真で、他人が写っている場合は必ず掲載許可を得ることはネットのマナー上守るべきである。はっきりと顔が分かる写真であり、その掲載を止めてほしい気持ちだとするなら、相手に伝えて掲載中止の対応をしてもうらべきだろう。担任の先生に相談し、インターネット利用のマナーについて注意喚起してもらいながら削除の対応をお願いしてみることを勧めた。

考察
インターネットの世界で「知らなかった」では済まされない事柄があり、それらがインターネットのルール&マナーと呼ばれている。この事例のように自分の顔がはっきりと分かる写真が載せられたことで、トラブルに巻き込まれる可能性も否定できない。他人から無断で写真を撮られたり、その写真を無断で公表されたりしないように守られている、これが肖像権である。自分が撮影した写真でも勝手に公開するのではなく、そこに写った人がどんなに親しい人であっても、必ず許可を得ることを覚えておく必要がある。



相談内容(2013年5月・保護者・青少年女子)
ネット上の複数の場所に子供のフルネームと中傷する内容が書き込まれており、消したいのだが、消すことによって相手を刺激してしまう可能性があるので悩んでいる。書き込んだのが誰かは分かっている。子供はこのことはまだ知らないが、噂にならないうちに消したい。

回答
削除するか放置するかで悩んでいるとのことだが、相談者もご存知のとおり削除依頼をすることによるリスクもあるので、どちらがよいかは一概に言えず、当事者しか決められないだろうと伝えた。娘さんに見せたくない、という気持ちが一番強いようなら、リスクも踏まえつつ削除依頼をしてはどうかと話した。削除をする場合は、それぞれのサイトの管理人、または運営会社に削除依頼を出す方法があると説明した。

考察
ネット上で中傷を受けてしまった場合、最も望ましい対処は、書き込んだ本人に削除させることであるが、それが難しい場合はサイト運営側に削除依頼をすることになる。しかし、削除をすることで書き込みがエスカレートしてしまうケースや、他の場所にもコピーされ、完全に削除することが困難になるケースもある。こうしたリスクも想定しながら、子供にとって最善の対処を考えて選択する必要があるだろう。



相談内容(2013年4月・保護者・青少年男子)
息子の名前でネットで検索したらSNSの息子のページが出てきた。プロフィールには何も書いていない。投稿も他愛ない内容だったが、名前で検索して出てくるのは好ましくないと息子に伝えてサービスを退会した。退会にあたりIDやパスワードを覚えていなかったため苦労して削除した。ところが現在検索すると、別のサイトに息子の投稿が出てくる。それをクリックすると「ページが存在しない」と出てくるのだが投稿の削除を行いたい。

回答
サイトの説明を読み、削除済みのユーザの情報は定期的に自動的に削除されることが分かった。削除されるまでもう少し待ってみる必要がある。もしそれでも削除されないようであればサイト管理者宛てに連絡をする。尚、他のサービスへの登録がどういう状態かを、この時点で再確認するとよい。特にプロフィールの公開範囲について確認が必要なので息子さんと一緒に確認してほしい。

考察
インターネット上のサービスの形態が複雑になり、特にSNSでは連携するサービスが複数存在し、発信した情報が共有されていることがある。その場合の削除依頼は、連携するサービスの1つ1つに対して行う必要がある。情報が掲載されている場所を確認し、それぞれの運営会社の手順に従って削除依頼をすることになる。こうした仕組みのことを知り、慌てずに対処できる姿勢が今後のネット利用では必要になるだろう。しかし、削除依頼をしても完璧に消えるとは限らず、一度出してしまった情報を消すことは簡単ではないことも知っておくべきである。



相談内容(2013年3月・保護者・青少年男子)
息子が嫌がらせで住所・氏名・電話番号と事実無根の内容をネットに書かれた。その書き込みは削除されたが、検索結果には出てきてしまう。検索エンジンに削除依頼をして1週間ほど経つがまだ消えない。

回答
削除依頼をしてどの位で消えるのかは公表されていないが、元のページが消えているのであれば、検索エンジンからも消えるはずである。相談者は印刷したページに書かれているURLを見て1文字づつ入力しているようだったので、直接入力では間違えがあるかもしれないので、パソコンの操作でURLをコピーして貼り付け、もう一度削除依頼をすると良いとアドバイスした。

考察
元の情報が削除されたのであれば、検索エンジンの更新ロボットによる次の巡回でデータが新しくなるはずである。しかし、検索結果からも完全に消えるには物理的な時間が必要であり、気持ちに余裕を持つことも必要であろう。ホームページやブログを作ったり、掲示板へ書き込みをする側も、その内容は世界中の人が見ている可能性があり、発言が永遠に残ることもあることを覚えておかなければいけない。



相談内容(2013年2月・青少年男子)
友達がSNSで、中学生の女子と知り合った。その女子は友達にわいせつな画像などを沢山送りつけてくる。自分はその女子に面白半分で「しね」とメッセージを送ってしまった。そのメッセージに対して返信がきたが、無視をしていたら、いきなりわいせつな画像が送られてきた。怖くなったのでやめてくれなどの返事をしていたら「顔を見せてくれ」と言ってきたので絶対どこにも晒したりしないという約束で顔写真をあげた。数日後、自分のブログを見てほしいと女子からメールがきたので見てみたら、写真、氏名、メールアドレスなど自分の個人情報を載せられていた。ブログの運営側に通報をしたが全く消してくれない。

回答
個人情報の削除方法を詳細に教え、1週間程度は様子を見てほしいことを伝えた。今回のトラブルは、わいせつな画像を送ってきた人を相手にしたことから始まっている。見ず知らずの人にわいせつな写真を送るという相手の行為は、インターネットを利用する上でのルールに反しており、場合によっては犯罪行為になる。このようにルールを脱して利用している人を相手にしてしまうことは、自らトラブルを招いているともいえる。インターネットに自己防衛は不可欠である。

考察
不用意な書き込みや感情的な言葉は相手を傷つける行為であり、報復される可能性もある。モラルやルールに反する書き込みは気をつけねばならない。更に、相手に渡ってしまった情報はどう使われるのは予測ができず、ネットに流れてしまった情報を完全に取り戻すことは不可能であり、一部でも取り戻すことは容易ではない。自分のことは自分で守るしかない等、インターネットの特性をよく理解できてから他人とのコミュニケーションは利用してほしい。



相談内容(2013年1月・保護者・青少年男子)
息子が同級生の顔がはっきり分かる動画を勝手に投稿サイトにアップしてしまった。誹謗中傷する言葉をタイトルにつけてしまった。学校も把握しており、相手に謝罪をしているところである。息子本人も削除しようとしているのだが、アカウント、パスワード、登録時のメールアドレスなどを全部忘れてしまい、ログインできない。登録時にいい加減な情報を使い、メモもしなかったようである。

回答
動画の内容は規約違反に相当する可能性があるので、運営会社に違反報告をしたり、問い合わせフォームから削除の依頼をするとよい。違反内容や動画の場所(URL)を正確に伝える必要がある。手続きのためにIDが必要なサイトの場合は、新たに取得する必要がある。新しいIDとパスワードは、今回は使い終わったら削除すると良い。

考察
誰でもクリックひとつで簡単に動画をアップできる投稿サイトだが、発信された情報は想像以上に多数の人の目に触れるものであり、だからこそ規約に違反していないか自己チェックを徹底する必要がある。著作権や肖像権に抵触していないか、違法な内容でないか等を十分吟味しなければならない。一旦掲載された内容を削除するのは想像を超える大変な作業であることも忘れてはならない。削除する場合には、IDやパスワードを利用する場合が多いため、ID・パスワードの管理は自己責任の範疇であることも覚えておく必要がある。



相談内容(2012年12月・青少年女子)
何年も前に書き込んだ掲示板で、最近になって自分の名前が表示されているのを友達に教えてもらった。その掲示板は、確かに自分が書き込んだものだと思うが、削除のためのパスワード等をすっかり忘れてしまった。自分の個人名と友達の名前も出ており、発言を消したい。どうしたら良いか。すでに問合せは送ったがまだ対応してもらっていない。

回答
掲示板のサポート宛てに問合せたとのことだが、文面は「名前を削除してほしい」と伝えただけだった。そこで、今回は掲示板のURLと発言番号を指定し、出ている個人名を記載した上で、もう一度問合せメールを出すように薦めた。検索すればするほど表示順位も上にあがってくるため、書き込まれたのが何年も前であり実害も特にないなら、問合せメールを送信した後、1〜2カ月時間をおいて確認すると良いと伝えた。

考察
個人情報をインターネットに流す危険性について、当時はほとんど意識しなかったからこそ書き込んだのだろう。その内容を削除するために、場所を明確に特定して依頼することが大切だと教えてくれた例である。削除依頼を出す場合の基本として、どの場所に書いてあるのかをURL等で指定し、何番の発言、どの部分を削除したいのか理由も添えて、相手に伝わるような文章の書き方も重要である。一度インターネットに流れた発言や画像を完全に削除するには、時間も労力も必要だということも覚えておきたい。



相談内容(2012年11月・青少年女子)
自分で書き込んだ覚えはないので悪用だと思うのだが、自分の名前を検索した時に自分の住所と実名が書かれていた。削除依頼をしたがスレッドが見つからず無理だと言われた。本当に消したくて悩んでいる。どうしたら削除してもらえるのか?親には知られたくない。

回答
掲示板における削除では、該当するスレッドのURLや削除したい発言の番号などを明確に指定して依頼を出さなければならない。発言番号をきちんと指定して、削除依頼を「お問い合わせフォーム」から、もう一度出すとよい。仮に削除される場合であっても、時間がかかることを予め了承してほしい。

考察
サイト管理者や掲示板運営会社に削除依頼を出すときには、削除したい場所、内容、理由をはっきり指定することが重要である。あいまいな依頼の仕方では相手に伝わらず、対処にも時間がかかってしまう。相談者には正確な情報を伝えて再度削除依頼をするようにアドバイスし、その結果、数日後に発言が削除されたことを確認した。



相談内容(2012年10月・青少年女子)
SNSで過去の学校の先生の悪口をフルネームで書き込んだ。後日それが見つかり今すぐ消してくれと連絡があった。書き込みも消しSNSもやめたが、検索するとそれが出てくる。早急に消えない場合訴えると言われた。早く問題を解決したい。先生に負わせた傷を消したい。安易な気持ちで書き込んだことをとても反省している。検索結果に出ないようにするにはどうすればいいか?

回答
現在の状況はSNSの書き込みが消されているため、検索した結果にその書き込みが表示されないようになるには、今しばらく時間が必要である。これは検索対象となるデータベースから、SNSの情報が完全に削除されるための時間であり、約ひと月程かかるだろうと思われる。もし早急に削除したいと望むなら、検索エンジン事業者に削除依頼を出す方法がある。何と言う言葉で検索した結果なのかをURL指定し、削除したい情報が何かを具体的にタイトル、説明文、URL等を書き、その理由も伝えるとよい。

考察
安易な気持ちで書き込んだ内容であっても、それが一旦ネットに流れるとひとり歩きをし、完全に削除しようと試みても時間や労力を費やさなければならないと心に刻んでほしい。日常生活で目の前の相手に悪口を言い放ったなら、自分、相手はどんな気持ちになるか、その関係性は崩れないか。インターネットであっても守るべきマナーは同じと覚えていてほしい。



相談内容(2012年9月・保護者・青少年男子)
息子が塾に通っているが、ある掲示板で塾での点数等が書かれている。名前はローマ字と漢字を組合わせているが、誰だかわかる書き方である。息子には知らせておらず、父親はほっとけという、自分は気持ち悪いから消したいのだが、どうやったら消せるのか。ネットに詳しくなくてわからない。

回答
掲示板の規約に従って削除依頼をする。規約の違反ならば消してもらえる可能性がある。点数は塾内で公表されており、卒業生が進学した高校のことも書かれているようであるが、そういった情報は塾側が世間に公表しているものなので、個人情報と言えるか難しい。また、消したことで「消された」と思い同じことを書くか、エスカレートする可能性もあるので慎重に判断してほしい。なお、塾側に掲示板の存在を教え、こういったものを認識しているのか、認識しているならば、どう対処しているのか、常にウォッチしているのか等聞いてみれば安心ではないだろうか。

考察
削除依頼を行う場合には、まず、サイトの規約で定められたルールに照らし合わせて削除の対象になり得ることを確認する。また削除依頼を出すにあたり、どの場所の(できればURLを指定)、どの発言か(番号を指定する)を明確に伝えなければいけない。削除依頼を提出しても、実際の削除までには相当の時間がかかる場合もあり、待つ姿勢が必要な場合も多い。



相談内容(2012年8月・青少年女子)
SNSで自分の名前をフルネームで載せて書き込んでしてしまった。アカウントはすでに削除して存在しないが、自分の名前を検索したら名前の載った書き込みが検索サイトの結果に出てきた。急いで検索サイトのサポートフォームから削除依頼を送ったが未だに残っていて困っている。

回答
アカウントを削除したのに検索サイトの検索結果に出てくるとすると、検索に使われているデータベースがまだ最新の状態に更新されていないのかもしれない。また、SNSと連携している他のサービスのアカウントが残っているために検索結果に出てくる可能性もある。アカウントが残っていないか確認するとよい。しばらく待っても消えないようであれば、何度か依頼を繰り返してみるとよい。

考察
簡単に情報を発信できるツールやサービスが増えている。自ら情報発信者となり、自由に発言したり他人の意見を求める機会を持つことができるが、発信した情報は、身近な知り合いだけでなく、自分が知らない不特定多数の人が受信していることを忘れてはならない。一度発信した情報は、簡単に、完全に取り消すことは難しいのがインターネットの世界である。発信して良い内容なのか、発信する前にもう一度冷静にチェックすることを心がけてほしい。



相談内容(2012年7月・青少年女子)
悪口の多いサイトを見つけてしまったので削除してほしい。友達の悪口など書いてあり、すごく悩んでいる。サイトに問い合わせたが返事が返ってこない。

回答
掲示板には「利用ルール」があり、ルールに反した書き込みに対しては、サイトの管理人に削除依頼をして対応をお願いすることになる。削除をお願いする場合には、削除したい部分がサイトの管理人にはっきりわかるように、「どのページ(URL)の何番目の書き込みは、個人を中傷する書き込みなので削除してほしい」というように具体的に知らせる。友達本人や、その保護者の方からも削除依頼をするとより良い。学校名も出ている場合は先生にも相談して、学校として対処してもらうのも良い。

考察
悪口の書き込みは、書かれた側は一刻も早く削除してほしいという思いがあるが、そのためには、削除したい場所、内容、理由を管理者に正確に伝えることが大切である。具体的な情報が多いほど、管理者に判断材料が多く伝わり、対応しやすくなる。学校裏サイトに関しては、学校の対応が必要な場合もある。学校においても、そのようなサイトを見つけた場合の相談先、対処法が教師と生徒の間で共有されていることが望ましい。この相談に関しては、数日後、サイト自体が削除されていることを確認した。



相談内容(2012年6月・学校職員・青少年女子)
ある掲示板で、女子生徒が、本人は書いていないのに本人の名前で学校の他の生徒を中傷する書き込みが見つかった。保護者が掲示板管理人へ削除依頼をした。次に、学校、教育委員会、自治体からも削除依頼をしたが削除されていないため、掲示板サービスの運営会社に削除依頼をしようと考えている。どのように依頼するのが最も早く削除されるか教えてほしい。

回答
掲示板の管理人と運営会社への削除依頼の手順と問い合わせフォームのURLを案内した。削除依頼の際には、削除したいページの場所と理由を運営側が少しでも早く判断できるように、依頼の文面を工夫することを勧めた。

考察
無料の掲示板を使った、いわゆる学校裏サイトでの削除依頼の事例。削除依頼をするときには、管理人または運営会社に、削除してほしいURLと書き込み番号を具体的に伝えて、判断・対応しやすいように工夫するとよい。しかし、誹謗中傷と発言の自由の境目の判断は難しく、必ずしも依頼者の希望通りにはならないのが現状である。書き込んだ側も、一時的な愚痴や悪ふざけが、何年も削除されずに後悔するというケースも多い。ルールとマナーを守らない行為が、加害者にも被害者にもなり得ることを、青少年にはしっかりと指導すべきである。



相談内容(2012年5月・青少年女子)
掲示板に自宅で撮った画像を載せたら、Exif情報(撮影時のデータ)が漏れていると指摘された。本当にExif情報が漏れているのかがわからなくて不安。もし漏れていて住所が特定されたらどうすれば良いか?掲示板のスレッド自体を消したいがやり方がわからない。

回答
Exif情報はGPS機能をもったデジタルカメラや携帯電話で撮影した画像に埋め込まれ、緯度経度データも含まれる。スレッドの削除については、まず掲示板の削除ガイドラインを読んでほしい。削除依頼は原則として公開されるため、スレッドをさらに刺激してしまう場合もあることを十分に意識する必要がある。また、流出したExif情報は取り返せないので、画像は削除されていることから、このまま静観するのがベストな選択肢だと思われる。住所が分かるかどうかについては確認できないため、画像の位置情報がどの場所を示すか自身で確かめてみると良い。今回の経験を踏まえて、GPS機能があるデジタルカメラや携帯電話の特徴を学ぶ大変良い機会になったと思う。便利な反面、公開したくない緯度経度情報も合わせ持つことを、今後は十分に意識して使ってほしい。

考察
「Exif情報が漏れている」の真偽は分からないが、それにより相談者が不安を感じている様子が伺える。ブログ、掲示板、SNSに何気なく掲載するコンテンツにも、さまざまなデータが埋め込まれていることを改めて認識しておきたい。無用な不安を抱えないためにも、自分が使用する機器やサービスの特徴をきちんと知った上で利用できることが望ましい。今回の経験が正しい知識を学ぶきっかけになるとよい。



相談内容(2012年4月・保護者・青少年女子)
子供の学校の友達がブログに実名で数人の悪口を書いている。学校名や住んでいる場所も書かれているので個人が確実に特定される情報である。書いている本人に削除依頼をするのではなく、別の方法で削除してもらうことはできないだろうか。相手には誰が削除依頼をしたのかわからない方法がよい。

回答
未成年であるならば、ルールやマナーの問題も大いに絡んでくるので本人に書いてはいけないことを教えてあげるのがベストだが、ブログの運営側に「利用規約違反」を通報できるので、それを利用すると良いのではとアドバイス。しかし、誰からの通報であるか、書いている本人に伝わるのかは運営によって異なると思われるので、先に、匿名が保たれた通報なのかを運営側に確認すると良いと伝えた。

考察
他人の悪口を書くことはマナー違反であるというネットの基本を守らない、あるいは知らないまま子供が掲示板やブログを利用するのは危険なことであり、本人にはルールとマナーをしっかりと学んでもらう必要がある。しかし、本人や保護者に直接注意をすることでトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあり、削除依頼には慎重を要することも事実である。今回の相談のように、自身のことを知られずに書き込みの削除を依頼するには、ブログや掲示板サービスに、匿名を保った状態で削除依頼や通報ができる方法があるか探すとよいだろう。



相談内容(2012年3月・保護者・青少年女子)
芸能人のブログに初めてコメントを投稿してみた。その芸能人だけに伝わる手紙だと思っていたが、ブログに投稿されてしまった。自分の名前も入れてしまったので消したい。コメントの内容は芸能人を応援するメッセージ。どうしたら消すことができるのか。

回答
ブログに投稿したコメントは、自分では編集したり削除することはできないため、ブログ作成者に削除依頼をする。ブログ作成者の問い合わせ先があれば、その連絡先へ依頼し、連絡先がない場合は、ブログサービスを提供している運営会社の問い合わせフォームより依頼するとよい。

考察
このトラブルの原因は、インターネットの基本的なルールとマナーのほかに、ブログサービスの仕組み(メッセージの公開/非公開、削除方法など)を知らない青少年が、ひとりだけで書き込みをしたことにある。インターネットを安心・安全に利用できるようになるまでは、このような書き込みトラブルを防ぐためにも、保護者と一緒に利用するべきであろう。



相談内容(2011年11月・青少年・女子)
ある掲示板に以前書き込んだ内容を削除したいと思った。内容はダイエットや自分の体形について質問を投げた記憶がある。そこに書いたことは学校・家の誰も知らないのだが、どうしても消したくなって掲示板の管理者にお願いしたが対応してもらっていない。そこでサイトに問い合わせて削除方法を聞いた。しかし個人情報が公開されているものでもないため、削除依頼するほどのことではないと感じている。でもやはり書いたことが気になってしかたない。

回答
書き込みが原因で周囲の人から批判を受けたり、困っている状況に相談者が置かれていないことを確認。じっくり時間をかけて、過去に書いた内容を憂えるのではなく、勉強など大切なことが他にあるのでは?と問いかけ、現在トラブルになっているのではないのだから気持ちを切り替えて、これから安易な書き込みはしない、また周囲のお友達がその状況にあれば「この書き込みは大丈夫なの?」等と注意を促すなど、前向きに考えてみてはどうか。

考察
掲示板に書き込む行為は、その時には安易な気持ちから行ったことだとしても、後になって取り返しがつかない事態を招いたり、精神的な重荷に自分自身が耐えなければならない状況となることを教えてくれる事例。掲示板利用時に気をつけるべき点を、より確実に子供たちに伝える必要性を痛感した。



相談内容(2011年9月・学校職員・青少年女子)
生徒がSNSで不適切な書き込みをしたことがわかった。それをブログや掲示板で引用されている。本人には指導してSNSの書き込みはすでに削除したのだが、引用されているページを削除してほしい。生徒の保護者や、これから入学を考えている中学生への影響を考えて、なるべく早く解決したい。

回答
元の書き込みは削除されていることを確認した。掲示板やブログで学校名と生徒の実名を書き込まれている部分については、それぞれの掲示板・ブログ管理人、サイト運営会社に個別に削除を依頼する必要がある。1つ1つ依頼していくのは時間がかかるが、確実に対処してほしいと伝えた。

考察
SNSでの安易な発言がネットに拡大してトラブルに発展する事例が増えている。安易に発言した内容が、本人がまったく予期していなかった場所に記録され、晒されてしまうことがある。一度書き込んだ内容を完全に削除するのは困難な場合もある。SNSを利用する青少年は、それが抱える危険性についても十分に承知していなければならない。



相談内容(2011年8月・青少年・男子)
インターネットで子供の名前で検索したら、偶然に本人による実名での投稿を見つけた。すぐにサイトのアカウントを削除し、投稿をやめさせたが、関連サイトにはまだ投稿が残っている。検索結果からも消えず、どうしたらよいか不安である。

回答
元の投稿が完全には削除されていない状況であると判断した。関連サイトからアカウントを削除したうえで、検索エンジン事業者へ、検索結果からの削除依頼をするとよいと助言した。関連サイトでの投稿が削除されれば、検索結果からもしばらくすると消えるが、すぐに削除したい場合は、事業者に問い合わせをしてほしいと伝えた。

考察
ネット検索で偶然に子供の投稿を知った例。子供の実名での投稿を見つけて、懸命に対策しようとしている母親の様子がうかがえる。ネット上で子供がトラブルにあわないために、サイト側が対象年齢を定めていれば守ること。今回、相談者はサイトの対象年齢に達してはいるが、どのようなサービスが提供されており、どのような効果があるのか等、子供が利用しているコンテンツサービスを把握することが必要であると考える。



相談内容(2011年6月・青少年・男子)
以前に登録した複数のWebサイトの、IDやパスワードなどがわからなくなり、サービスにログインできなくなった。最近、不正アクセスで個人情報流出のニュースを見聞きして、自分のIDも勝手に使われないか不安。できる限りのアカウントを思い出して退会したが、まだ残っているサイトもありとても不安。

回答
自身でできる限りの退会手続きをし、現在、不審と思える事象が起きていなければ特に心配はないと思われる。IDを取得する時に入力する個人名やメールアドレスなどの個人情報は、それらを預かる企業が個人情報保護法に則って守っているので過剰な心配はいらない。仮に事件・事故が発生したとしても、法律に基づいた対策方法がある。忘れてしまったIDやパスワードに関しては、登録した各サイトでのID検索やパスワード再発行の手続きを試してみてほしい。

考察
ニュースで個人情報流出や不正アクセスなどが取り上げられ、「自分の個人情報が悪用されたらどうしよう」との不安から青少年本人が相談するケースが増えている。個人情報と犯罪を結び付けて、もしもの心配が膨らんでしまう相談者に対しては、自身でできることを具体的に1つ1つ対策してもらい、IDとPWは大事な個人情報であると認識を持つように促している。携帯電話やインターネットにおける正しい知識を身につけてもらうことで、トラブルを防ぎ、漠然とした不安を取り除けるように助言していきたい。



相談内容(2011年5月・青少年・女子)
自分のブログに他人の悪口を書いてしまった。ブログ自体はすでに削除したが、検索エンジンの検索結果にはまだブログがヒットして表示されている。検索結果からもいずれ削除されるのか?とても不安で夜も寝れない。

回答
元のページが削除されていれば、検索結果からもいずれ表示されなくなる。表示されなくなる期間は検索エンジン事業者によって異なるため、消える時期を確定することはできないが、最終的には自動的に消えるので安心してほしい。

考察
インターネットへの中傷の書き込みは、書かれた被害者からだけでなく、書き込んだ本人からも、後悔の思いから削除したいという相談が多く寄せられる。中傷の場合は特に一時的な感情で衝動的に書いてしまうことがあるが、インターネット上に一度公開したものは、簡単に、また完全に削除するのは難しいことを理解し、安易な書き込みはしないよう啓発の必要があると考える。



相談内容(2011年4月・保護者・青少年女子)
子供と友達のメールアドレスが掲示板に投稿されてしまった。トラブルは発生していないが、投稿されたメールアドレスを削除したい。また、誰が書き込んだかを特定したい。

回答
掲示板によっては、書き込みの削除が公開されるサイトもあり、削除依頼することでより攻撃的な反応を呼び起こしてしまうこともあるので注意が必要である。削除依頼は、掲示板の管理人宛てに、または削除依頼フォームから出す方法があることを説明した。また、削除依頼を出したとあと、時間が必要であることも伝えた。

考察
削除依頼が公開されるような掲示板サイトでは、削除依頼が利用者の目にとまりエスカレートする場合があり慎重な対応が必要である。削除依頼を出しても必ず消える保証はなく、時間がかかる場合もあることが、当事者にとっては理解しづらく、無視をするという対応も難しいようである。



※ ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
    同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。